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ベトナムの沿岸都市「クイニョン」「ニャチャン」「ハロン」の違いを比較

2022年3月31日

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ベトナムの沿岸都市「クイニョン」「ニャチャン」「ハロン」の違いを比較

2022年3月31日

近年デジタルノマドの間ではジョージアなどが流行っているが、私は2020年あたりにすでにそっちに行ってしまった。なので、トルコ、ジョージア、ウクライナ、ロシア語圏などには非常に詳しくなってしまったため、次なる拠点?を探しているところだ。

東南アジアも行ったが、イスラム教圏のマレーシアやインドネシアがメインだったので、タイやベトナムなどに関してはそれほど詳しくはない。

とはいっても今回(2022年3月時点)タイでは陰性証明なしで5日間の隔離さえすれば入国できたり、ベトナムも陰性証明を出せば隔離すらないという入国条件が始まるので、最近これらの国々で現地語を勉強できそうなところを探している。

タイであれば、バンコクは苦手なので、チェンマイやクラビ。ベトナムであれば、ホーチミンやハノイなどの大都会は2日程度の観光で十分と仮定し、探していたところだ。すると、私的に理想な都市が二つ見つかった。

また、ダナンはバンコク→韓国の地方都市に移動した時に立ち寄ったことがあり、非常に気に入った記憶があるので、なおさら今から紹介する3つの都市は自分にあっているような気がする。

この記事ではビザ情報(アライバルビザ2週間ではないもの)や、生活目線でみたそれぞれの都市の自分へのメモとしてダラダラと書いていくことにする。

 

①この記事が向いている人

ホーチミンのような都会は騒がしいので少し観光するだけにとどめておいて、あとは数ヶ月単位で地方都市でゆっくり地方都市で暮らしたい。という方が向いてる。ちなみにハノイまでは地図に収まらなかったが、ベトナムは縦に非常に長く、ハノイはどう考えても中国南部という感じ。

という感じで、ハノイやホーチミンは無視し、この沿岸の楽園(本当のベトナム)にフォーカスしよう。

 

②ビザの取り方

いろんなサイトを参考にしたが、私の中でこの二つにたどり着いた。

一つはe-visa

https://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn/web/guest/trang-chu-ttdt

このURLから、30日間のビザを取ることができる。「ベトナム e-visa」と検索して情報を集めてみてね。

もう一つは、アライバルビザ。これは、3ヶ月近くの観光ビザも取れる。けれどもその場合、招聘状というものが必要になり、これを作ってくれる業者に1万円ほど払ってPDF形式で受け取り、それをプリントアウトして、空港のチェックインカウンターや、ベトナム入国時に提出してビザを取得する形。

https://vietnam-navi.info/article/arrival-visa

とはいっても、コロナ前まではベトナム大使館・領事館に行って所定のフォームに記入すればすぐに3ヶ月の観光ビザが取れた。今はそれができない(実際にベトナム大使館に行ってきた)。

いずれにしても、こういうビザ情報はコロコロ変わるので、いろんなサイトを参考にした後、ベトナム大使館などのホームページをみて、さらに電話をするのが基本。徹底して準備しないと、あとで失敗するケースが多いので。

また、片道航空券で行くと、入国を拒否される可能性があるので、そこも徹底しなければならない。

https://saigon-visa.com/vietnam-refused-entry/

事前に招聘状を取得して3ヶ月の観光ビザ(アライバルビザ)を取るような場合は、不要とのこと。なぜ片道航空券だけではダメかというと、ベトナムに入国する日本人などが2週間ほどのビザ免除制度の対象なので、こういう免除がある代わりに?出国用(帰国用とも言えるかも)のチケットがないとダメというルールなのだそう。

 

 

③ダナン(113万人)

ダナンはホーチミン、ハノイに次ぎベトナム第3の都市。ある程度は知名度があるので知っている人も多いが、やはり多くの日本人はまだまだこの地に来たことがない。金正恩とトランプが会談したことで有名なこのダナンはベトナムでも有数のリゾート地。

韓国からは直行便があり、韓国人も多い。私が前回乗り換えで5時間ほど観光した時は、若い韓国人観光客がものすごい多かった。また、ロッテマートがあるので、食材には困らないということを今回理解した。

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298085-d14086808-Reviews-Lotte_Mart-Da_Nang.html

特に、このURLにもあるが、輸入品の豆乳もあった。韓国食材が置いてあるところには、海苔、わかめ、味噌、日本人に馴染みのある種類の米なども置いてあることが多いので、ホーチミンなどの大都市に頼らなくても、この辺でも十分生活できる。

また、ダナンで日本食材などが売っているお店も多くあるようなので完璧。

https://danang.style/tourism/584

また色々なブログを読み漁っていると、ダナン市の南方30キロにあるホイアンという街がベトナム通の人たちには、特にゆったり過ごしたいノマドには人気の場所らしい。ホイアンは古い街。インスタ映えする街。という感じ。

またダナン中心部から北部に行ったところにあるランコー(Lăng Cô)というエリアもビーチリゾートであり隠れ家的穴場のよう。ダナンはベトナム第三の都市、国際空港が市街地のど真ん中にあるのでアクセスも良好、日本からの旅行にはもってこいの場所。

しかも、ダナン(19)の犯罪レベルは、ホーチミン(54)、ハノイ(32)などよりも断然低い。

https://www.numbeo.com/crime/in/Nha-Trang%20%20%20https://www.numbeo.com/crime/in/Da-Nang

 

④クイニョン(45万人)

https://en.wikipedia.org/wiki/Quy_Nhon

クイニョンはダナンの南方にある街。とはいっても結構離れている。のどかな田園風景と綺麗なビーチが売りで、ダナンから寝台列車で、7時間もあればいける。1000円くらい(208,000ドン)

https://yochi-orange.com/quynhon-vietnam/

上の写真からもあるように、人口45万人規模にしては、こんな街、ベトナムにあったの?というくらいビーチ沿いが発展している。日本の地方都市にこんな規模の景観はあるだろうか?と驚くレベルである。

以下、ドローンで撮影した動画もあった。

生活目線でいうと、ロッテマートはないが、それも時間の問題だろう。すぐに外資のスーパーがどんどんできるはず。ここは今後、さらに大きくなっていく予感のする街。実際、現在よく比較されるニャチャンと比べてみると、ニャチャンはロシア語圏、韓国、中国からの直行便があるのに対して、クイニョンは海外からの直行便がない。ニャチャンはロシア人などの白人がちょっとお高く止まっている感じがあるのだけど、クイニョンはそういうのがない。と思う。

https://www.flightconnections.com/flights-from-qui-nh%C6%A1n-uih

また、次にに紹介するニャチャンに比べて都市部に自然が多い印象を受ける。いろいろなアパートの写真をみていると、ジョージアのバトゥミを彷彿させる都市。物件も新築が多いのでゴキブリが少なめかも。

「格安タワマン都市、ジョージアの「バトゥミ」に住むメリットとデメリット」

とはいっても旅行者用のアパートだと想定して壁が薄いなど、コンドミニアムの作りに問題がある場合があるので少しリスキーではある。

ちなみにクイニョンは、ベトナム最後の隠れ家と言われている場所。

以下は、土日など観光にフラーっといきたい時によく参考するURL。とりあえず現地で有名な場所?はシンプルに抑えられそう。

https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g608528-Activities-Quy_Nhon_Binh_Dinh_Province.html

 

⑤ニャチャン(53万人)

ニャチャン(葦川)は、高級ホテルが立ち並ぶダナンの次に規模の大きいリゾート地。日本では全然知られていないが、国際的なには有名なリゾート地。韓国、ロシア語圏、中国などからも直行便あり、特にロシア語の看板が目立つ。日本から行く場合、ハノイやホーチミンにまず行くか、韓国経由で行った方がいいかもしれない。

https://www.flightconnections.com/flights-from-nha-trang-cxr

ダナンと同様、ロッテマートなどもあるので、食材には困らない。またホーチミンからはバスで8時間、飛行機で1時間の距離。→絶対飛行機で来た方がいい。

フランス植民地時代にリゾート地として開発されたようで、ベストシーズンは乾季の4~9月頃(9~2月は雨季)。→ニャチャンの乾季情報は、サイトによって違うので、どれが本当かわからない・・。→2022年4月20日現在ニャチャンにいるが湿度は高く、昼間も真夏という感じではない。夜は少し涼しい感じでとても過ごしやすい。

お部屋の中もコンクリートのお部屋であればエアコンをつけたあと消しても2時間くらい平気だった。

10~11月は台風の時期で大雨が降ることもあるので、観光には適していません。と書いているサイトもある。ベトナムは本当、都市によってベストシーズンが掴みづらいので大変。

さて、ニャチャンは国際的な高級ホテルも多く、他の国であれば数万円以上するようなホテルも1万円くらいで泊まれる。ホテルブランドが低ければ5000円程度でかなり高級気分を味わえるホテルも揃っている。

まず、ドローン系の動画を見てまずは街の感じを掴んでみる。

高層ビルがこんなに建ってる街。日本の地方都市にある?高層ビルの外観という面においては、驚かされる。いずれにしても、新しいものと古いものが混ざっているので面白そう。

で、生活情報というか、Airbnbのアパートはどんな部屋があるのか調べてみると、7万円台で私が理想としているような部屋を見つけた。。

 

まず、海の目の前でこんな部屋借りたら普通は20万円以上はするのに、7万円台(シーズンにもよると思う)。こういうレベルのコンドミニアムがこのニャチャンには非常に多い。また、少しデザイナーズ系?のいい感じの部屋だと、以下のようなおしゃれな部屋も見つけた。

 

バスタブまできちんとあるのが、素晴らしい。

このレベルは普通に私がいつもノマドするような国では30万円くらいのお部屋だけれども・・。シーズンの事情、コロナ禍ということもあるのか、7万円レベルになっていた海が見えるお風呂なんて贅沢。。

とはいっても今見たら、やはりベトナムのビザ事情がゆるくなってきたためか、どんどん値上がりしている。いずれにしても、12万円くらいに上がったとしても、パリとかでも12万円払っても日本のワンルームのような設備のあまり良いとは言えないアパートなので、12万円でも格安レベルだろう。

こういう物件は、光熱費込みではないことが多い。問い合わせてみると、電気代、水道代、またコンドミニアムのビル料金というのがあり、これらを合計すると、光熱費いっぱい使ってしまう私は、別途15000円ほどかかりそうだ。

ちなみにニャチャンの犯罪レベルは結構高いことが判明した。→55。

https://www.numbeo.com/crime/in/Nha-Trang

 

⑥結論

色々記事を書きながら自分の中でまとめた結果、ベトナムで生活体験するなら、ニャチャン。ということに決定したっぽい。そして、その生活が気に入れば、次回ベトナムに行った時に、クイニョンでさらに1ヶ月アパート生活を体験したい。

という夢ができたこともあり、現在、ベトナム語強化期間に入っているマルチリンガールでした(笑)。

ちなみに、ベトナムの地方都市となると、英語が通じにくくなるので、やはりベトナム語をある程度やりたい。とか、ベトナムに愛着のある人にオススメの都市とも言えるかもしれない。いずれにしても、ちょっとしたトリビアとして楽しめていただけたなら幸いだ。

-ノマド視察・ノマド滞在記, 東南アジアの言語

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