2016/10/24

日本人とドイツ人は勤勉ですが、全然似ていない理由



よく日本人はドイツ人と似ているといいます。わたしが昔付き合っていた彼氏にそれを言ったとき、鼻で笑われたのを今でも覚えています。

真面目。器用。この意味でいえば、似ている。かもしれません。

戦後、日本とドイツは敗戦国だったにもかかわらず、アメリカに次いでの経済大国を維持しています。これは日本人の誇りでもあり、自信でもあるはず。戦後、復興するために一生懸命働いて、国の基盤を取り戻してくれた団塊の世代に感謝しなくちゃ。

世界では、日本人とドイツ人は真面目と言われている。

ドイツ人は、ルールを守る。日本人もルールを守る。どちらとも、世界のブランド国家ランキングで上位。

http://www.futurebrand.com/uploads/CBI-14_15-LR.pdf

けれど両者の違いは一体なんだろうか。

その前に、日本とドイツってどんな違いがあるのか?ざっくり私の興味のある所だけ比べてみたいと思う。
ノーベル数でみてみると、

日本→25人
ドイツ→106人
韓国→1人・・

なぜ韓国書いてるのって?日本人って韓国人好きだからね・・。って(笑)私が韓国に留学していたので、あえて韓国も比較の対象としてこの記事には載せています。

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Nobel_laureates_by_country

ドイツはおよそ、日本の4倍です。そもそも、日本は明治維新の時にドイツからいろいろ見習ってきたのだから、ドイツは先輩ともいえる。

わからないよ?ノーベル賞って、

ユダヤ人だけで、全体の25パーセントといううわさもあるので・・

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Jewish_Nobel_laureates

けれども、ノーベル賞は、21世紀に入ってから、日本のほうがドイツよりも多い。その研究の多くは、1970年~2000年までに積み上げてきたものだとすると、戦後日本のノーベル賞のもドイツのノーベル賞数も変わらないかもしれません。

一人当たりのGDP(2015)
ドイツ→46,974ドル
日本→38,142ドル
韓国→36,612ドル

韓国が日本に近いのはびっくり。けれども以下を見ると、その真相が明らかになります。

つまり、年間労働時間が長いからです。という結論に至りました!

https://en.m.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_GDP_(PPP)_per_capita

円安だということを考えれば、日本とドイツの一人当たりのGDPは同額ともとれますが、問題は、ドイツ人の平均年間労働時間をみることによって、日本とドイツの収入の違いを明確に理解することができます。


韓国人→2224時間
日本→1729時間
ドイツ→1371時間

つまり、日本人よりも、358時間働いていないということです。でも同じ給料をもらって、しかもその休暇中にインドや、スペイン、タイなどにいって遊んでる。。。

ちょっとドイツ人!遊びすぎ!!そんな中日本人は一生懸命、働いているのに・・。

でも、これって今の日本でもできることなのだけれども、日本人のお客様は神様とか、家族よりも会社が大事とかいう固定概念を考え直さなければ変わらない。

もう一度言います、

ドイツ人は358時間つまり、1日8時間労働だとすれば、44日間も日本人よりも多く休みをとっていて、日本人と同じ、またはそれ以上の給料を得ているのです。


日本人は、真面目に長時間働いているのが、美徳と思っている感がある。

けれども、ドイツ人は仕事は仕事、プライベートはプライベートでわける。けれども、働くのが好きな日本人もいますし、これは、たくさん働いたから幸福度が低いということには繋がらないという意見もあります。けれど、この記事で強調したいのは、日本では残業をしなければならない風潮なのに対して、ドイツではその風潮がなく、プライベートを重視できる環境が整っていることです。

日本人もドイツ人も真面目、器用。だけれども、一般的に言われることそれは、

ドイツ人は頭が器用。つまり、創造 "creation" に向いている。つまり、その創造性が現在のような残業をしなくても、日本と同じくらい生産性を生み出すことに成功した。

一方、日本人は、手先が器用。つまり、職人やプログラミングなど、細かい作業に向いている。

という違いなのかな?と個人的におもいました。

また、日本人とドイツ人が一番違うところ。それはドイツ人は議論好きだということ。議論して何でも解決しようとする。けれども、日本人の場合、ハーモニー、つまり調和することによって解決しようとする。これは教育の違いと言うこともあると思いますが、

クリティカル・シンキングが苦手な日本人に対して、ドイツ人は物事を論理で解決するような教育が日本に比べて進んでいるような印象も受けます。つまり、日本人とドイツ人が議論するような場面になると、多くの場合、ドイツ人に論破されてしまう可能性があるということです。

ドイツ人はお互いの意見を思いっきりぶつける。(ユダヤ人みたい・・)それでお互いに考えることによって解決しようとする。一方、日本は対立を避け、調和を求める。空気を読むことを求める。この点でも、やはり日本とドイツは違いますね。

また、日本語とドイツ語はとても離れた言語であると言われています。つまり、ドイツ語は世界の言語の中でも曖昧さがあまりない、言語と言われています。

言語学に、

ロー・コンテクスト文化
ハイ・コンテクスト文化

というものが存在し、ドイツ語と日本語は対極にあります。これはまた面白いと思います。

日本語はあいまいさが多い言語で、つまり取扱説明書などを書くには向いていない言語と言われているそうです。


「ドイツ語と日本語の違い。ロー・コンテクスト文化、ハイ・コンテクスト文化」

もう一つ。

日本人は周りを気にする。ドイツ人は気にしないなど。日本人は普通を求め、ドイツ人は個性を求める。など、私が今知る限りでも、日本人とドイツ人は全然似ていない。

けれども、やはり真面目!勤勉!ということは似ているのでしょう。なぜなら、戦後、この二つの国はアメリカについで規模の大きい経済大国になったのだから。(中国は人口多すぎるので大国になるのは当たり前)

最後に・・

この記事に書いたことは、すべての日本人やドイツ人が当てはまることではありません。

おまけ・・この記事を書いていて、私が留学、働いたこともある韓国が日本よりも残業大国だということを知ることができました。

ドイツ人の年間労働時間は、韓国の年間平均労働時間の約半分。

つまり、おおざっぱにいうと、ドイツ人は韓国人の半分の労働時間で、韓国人よりも稼いでいることになります。

私の中では韓国よりも、日本のほうがが残業大国だと思っていたので、なんだかスッキリ!

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Working_time

ちなみに、アラブのお金持ち国家、カタールは、

日本の約3倍!簡単にわかりやすくいうと、もし日本人の年間収入の平均が300万円だとしたら、カタールは900万円っていうことです・・。超お金持ち国家です!けれども、ほとんどは資源で成り立っている国ですから、日本とは比較できませんね!こんな国もある。という程度に流しちゃってください・・。

カタールで友達つくったら、その人は富裕層かも笑 最近、中韓でアラビア語が人気な理由も分かる気がする・・。

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」

1 件のコメント:

3 little spirals さんのコメント...

読んでて、とてもお勉強になりました。
わたしの旦那様もドイツ人で、似てるんだか、似てないんだか?って思っていましたが、なんだかすっきり!
またブログ読ませていただきたいと思います。