ノマド・都市比較、海外の生活情報

タラズからタラスへ国境越え。交通費、見所、ビザランなど

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タラズからタラスへ国境越え。交通費、見所、ビザランなど




タラズとタラス。この二つの地名はカザフスタンとキルギスの国境に隣わせるようにして存在するエリア。ここは中華圏になるか、アラブになるか?の境目?つまり、中央アジアにおける唐とアッバース朝の対決と言われたタラス河畔の戦い(751年)があった場所。

ここはキルギスに関する情報を検索していてもあまり出てこない場所だ。というのも中央アジアを移動する旅行者はたいてい、ビシュケク→タラズ→シムケント→タシケントという移動で、タラズは乗り換え地点であるだけのことが多い。またビシュケクからオシュに向かう際にも、キルギスのタラスは通らない。

そのため旅行者が乗り換え程度でタラズ(カザフスタン)に行き、旅行者の95%以上は、キルギスのタラスに行ったことがない。と思われる。私は今回そんなタラス(キルギス)や、タラズ(カザフスタン)を同時に行ってきた。また、国境を越えた感想も書いていきたいと思う。

※ほぼ自分の記録用。またこのルートを通るかもしれないので(笑)

 

①ビシュケクからタラスまで行って、帰ってきたルート(2泊3日)

ビシュケク→国境=2時間

国境→タラズ=2時間

タラズ→国境=30分

国境→タラス=1時間30分

タラス→ビシュケク=5時間

ビシュケクから国境までマルシュルートカで90ソム。という格安。タラズまでの直行バスがなかったので、とりあえず国境まで。

国境を軽々と越え、カザフ国境から乗り合いタクシーでタラズまで3000テンゲ。この乗り合いタクシー、後ろのオバハンがうるさかった。3人で後は結構ぎゅうぎゅう。

またタラズからキルギスの国境までタクシーで、2530テンゲ。

キルギスの国境からタラスまでは、250ソム。=ワゴン車。

タラスからビシュケクまでは、600ソム。=ワゴン車。

 

②タラズは犯罪率高めの工業都市?

※写真は、タラズ最大のショッピングモール「Mart」の建物から撮影。ここが中心部。

カザフスタンのタラズ。人口は35万人ほど。この都市は日本語圏において情報があまりない。ビシュケクからタシケントまでバスで行く途中に1日だけ寄ったくらいの内容がほとんどだ。普段キルギスにいる私は、この都市のことはあまり意識していなかった。

ビシュケクにいると意識するのはオシュかアルマトイくらいだ。でも今回感じたのはビシュケクから直線で4時間かければオシュと同等規模の人口を持つ都市にアクセスできるということを体感したこと。

私はこの街に車でほとんどタラズについての知識はなかった。この街で一番大きいバザール、ショッピングセンター、公園に行けば大体のことはわかると思っていたからだ。

それで感じたのは、タラズは中心部はソ連のような美しい町。ロシアの街と変わらない作りになっていて、ビシュケクよりも洗練されたショッピングモールもあり、その周辺が広場のようになっていて和やかな雰囲気になっている。

また、バザールはバスターミナルの近く(距離は結構ある)にあるが、そこもまた面白かった。中心部の公園に加え、プレジデント・パークというところ(市内西部にある)も行ってきたが、平和な空気に包まれていた。

けれども、ほんとに中心部は整備されていて、緑も多く、道路状況もよく、いい感じなのだけど、この都市自体が工業都市なのか、少し郊外に出ると空気が汚い。自動車関係の工場?整備場?などが目立つ印象。

そういう意味もあってか、治安が悪いのかもしれない。

 

③タラズからタラス国境までの交通費

バスターミナルに行ったが、国境まで行くマルシュルートカがなかった。タクシーの運転手が、5000テンゲを提示してきたが、yandex で試算してみると、2530テンゲであった。キルギスからタラズにきた際も、バスターミナルから市内中心部に行く際、カザフのSIMがなかったのでネットも使えなかったので、タクシーの運転手が提示してきた1000テンゲを飲んだ。でも実際は、キルギスで事前に試算していたスクショをみると、その距離は500テンゲで済む。

このようにバスターミナルではまず二倍の値段をふっかけてくることが多い。

というよりも、彼らはヤンデックスの料金は安すぎるので、プライドが許さないのだと思う。というのも500テンゲを提示したら、きっぱりと断られ、どこかに行かれてしまったからだ。けれども、1000テンゲを払い市内に行くと、運転手はかなり親切だった。

確かにYandexは安すぎる。あの料金からまたYandexに少し取られるのだしね。150円ほどのチップ、カザフのコインを全部渡した。

 

④タラズータラス間の国境はあっという間に通過

※写真はマルシュルートカが出発するのを待っている時に隣にいたイヌチャン。

グロジコヴォ(Гродеково=カザフスタン側)からケネシュ(Кеңеш=キルギス)側に抜ける国境は、日本語でも英語でもほとんど情報が書いていない。外国人は通過できるか?と不安だったが、あっという間だった。若い人がスタンプを押してくれた。カザフ側はあっさりと出られ、キルギス側は40代〜50代くらいの男性。人も全然並んでいなく、緊張感のあるような雰囲気もなく、すごく長閑だった。

けれども、国境を越えて、すぐにタラス行きのマルシュルートカに乗ろうとしたが、人が全然集まらず2時間くらいは待った。そしてタラスまでは250ソムくらいで行けた。マルシュルートカでは助手席に座らせてもらった。

 

⑤タラスは大きい村

タラスは人口4万人(13 km2)くらいの小さな街。とはいってもタラス州全体で言えば、27万人ほど。キルギスは都市化していない国なので、1万人〜2万人規模の村っぽい集落がいくつもある。ここがまた面白い。

Googleマップで確認するとわかるけれども、かなりこじんまりとした広さ。タクシーは市内であれば80ソム。キルギス語で80は、セクセンなので、セクセン?って聞けばOK。ロシア語やキルギス語が少しでもできると、相手は騙そうという気持ちは無くなると思う。

英語しかできないと、叫んでも誰も理解してくれないので、タクシーの運転手はふっかけてくる気がする。いつもそこで戦うのが私は好き。

この写真は中心部の大通り。この雰囲気が好き。このくらいの規模の都市に1ヶ月くらい住みたいレベル。

 

⑥タラスの見どころ

バザールは市の中心部にあり、まず一番最初に行くことになる場所。また、その北部に公園がある。沢があるので地図でもすぐに確認できる。その辺が車もいなく、ゆっくり歩けるので長閑でよかった。また、タラスといえば、グムベス・マナサ(Гумбез Манаса)という市内からタクシーで30分くらい(300ソム)で行ける史跡がある。

そこに小さい丘があり、そこからこの景色が望める。私が理想としているような景色で、ここに往復600ソムを払う価値はある。

1日くらいの旅行なら、バザールやこの史跡を訪れるくらいになると思う。もう少し長く入れるのなら、Besh-Tash Lake(日本語版ウィキなし)という湖がタラスから南の方にある。この小さい湖の近くには馬などもたくさんいて、普段行けないような光景が待っている。

それは動画をみれば、一目瞭然。

 

 

⑦ビザラン

そもそもキルギスには2ヶ月しかいられない。それをリセットするためにカザフスタンに今回行ってきたのだけれども、国境は全てがあっというまだった。昔のブログに賄賂とか色々書かれているけれども、そんなこともなく。また二年前の情報として、グーグルマップのコメントにもお金を要求してくる職員がいる。とあったのでもしかしたらまだそういうこともあるのかもしれない。

けれども特にカザフスタン側は、スタンプを押す人がいる場所に、「もし職員の態度が悪かったらここに電話してください」みたいなステッカーが貼られているので、それが、カザフスタン側の職員の態度が良かった理由なのかもしれない。

いずれにしても、ビザランは2回目くらいで突っ込まれそうなので、私は最大4ヶ月くらい、または多くて半年くらいが限界かな。

 

⑧最後に

カザフスタンのタラズはそこら辺にある工業都市。けどカザフスタンの中でも5本の指に入る大都市。ビシュケクを拠点とするなら、アルマトイもいいが、タラズみたいなちょうどいいサイズの都市を知ることは良いと思う。

個人的にはタラズにはそこまで長居したいとは思わなかった。

1日だけだったのでまだまだ掘り起こせる部分はあるが、私は山と自然が溢れてるキルギスのタラスのほうが気に入り、1ヶ月はいたいと感じたほど。

今回タクシーの運転手だった男性の家に行ったり、そこで7人の子供をみせてもらったり、若い奥さんとも会ったり、派遣で?オシュから来た若いタクシーの運転手の女性と連絡を取り合うようになったり、小さい町での小さな出会いによって、語学力を活かすことも多く、タラスはまた遊びに来たいと思った。




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