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なぜオーストラリアの日本語学習者は、親日国の台湾や同盟国のアメリカよりも多いのか?




私は今まで不思議に思っていたことがある。それは、台湾では日本語学習者がそれほど多くないということです。

以下、以前書いた記事からの抜粋ですが、

「世界の日本語学習者ランキング。トップは?」

 順位   国名学習者人口
中華人民共和国(中国)104万6,490
インドネシア87万2,406
大韓民国(韓国)84万187
オーストラリア29万6,672
台湾23万2,697
アメリカ合衆国(米国)15万5,939
タイ12万9,616
ベトナム4万6,762
マレーシア3万3,077
フィリピン3万2,418

This source is from http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/nihongo.html.
(外務省最新データ2012年のものです。なので現在はやや変化しているかもしれません)

以前私が書いた記事で、このようにインドネシアにおける日本語学習者がびっくりするくらい多いということに触れた。

中国では104万人となっていますが、中国は人口13億人なのに対してインドネシアでは2億5千万人くらい。また貧しさレベル?もあまり変わらない。なのに、インドネシアのとびっきり日本語学習が多いのです。

それはさておき、隣国ということもあってか、韓国は実質的な世界一日本語を学んでいる人が割合的に多い国だということ。そして、台湾の人口は韓国の人口5000万人くらいの半分程度ですが、40万人の日本語学習者ではなく、23万人の日本語学習者しかいないということです。

そういうふうに見てみると、韓国人のほうがより日本に関心があるのでは?とも思ってしまう。それはさておき、私がこの記事で話題にしたいのは、

オーストラリアの存在である。



(これはオーストラリア人が日本語を勉強している動画である・・)

台湾の人口は、2355万人で、
豪州の人口は、2378万人である。

つまり人口的にはほぼ同格であると言えますよね。

けれども、台湾よりもオーストラリアでの日本語学習者のほうがもっと多いという事実です。

台湾の日本語学習者人口=23万人
豪州の日本語学習者人口=29万人

あまり変わらないじゃん?とも思われそうですが、台湾はアジアの国であり、また日本の真下にあり、日本の統治時代を経験した国であるのに対して、オーストラリアは、地理的には東南アジアに近くアジアとも言えますが、文化的には西洋の国家。

しかも

75%は白人という、れっきとした白人国家です。
https://www.theguardian.com/commentisfree/2015/jun/02/75-per-cent-scientists-engineers-white-diversity-stem

これは、アメリカにおける白人の比率、72.4 %と変わらない数字。
https://en.wikipedia.org/wiki/Demography_of_the_United_States

日本ではオーストラリアは西洋国家だから台湾よりはむしろ近寄りがたいと思われているかもしれませんが、オーストラリアは日本人歓迎モードなのかもしれない(笑)

実際にオーストラリアにワーホリに行く日本人も多いですしね…。

オーストラリアにとって輸出先上位TOP5(2013年)
5位 インド (4.2%)
4位 アメリカ (5.4%)
3位 韓国 (7.1%)
2位 日本 (15.9%)
1位 中国 (32.2%)

となっている。中国が日本の二倍の輸出先。では、オーストラリアにおける中国語学習者数は日本語学習者数を上回っているのだろうか?

答えはNO





どうやら、オーストラリアではアニメなどからくるサブカルから日本語を勉強する人もいるだろうけれども、オーストラリア人にとって一番近所にある先進国が日本だから、日本語を優先しているのではないか?と思うのです。

というのも、この記事の一番下のほうにも、統合しましたが、世界中で大人気のフランス語をおさえて、オーストラリアでは日本語がナンバーワンの外国語となっているからです。

また、以下のオーストラリア人が書いた記事にも書いてあるのですが、2008年ころから韓国政府がオーストラリアで韓国語を広めようとかなり資金をつぎ込み、しかも韓国はオーストラリアにとってナンバー3の輸出国相手であるのに、日本語よりも全然、韓国語が学ばれていないという事実です。

これは経済的なパートナーが関係するというよりは、日本人に対するオーストラリア人の感情が全体的に良いことを示しているとも言えます。(捕鯨問題のときのオーストラリアは異常ですが、これは政治的な話なので、日本が好き、嫌いとは全く関係のないこと)

日本に住んでいると、近くに大国があるせいか、ニュースは中国や韓国のことばかり。東アジアには、中国という13億人の人口があるおかげで、とても人口密度が高い。

なので、日本人は常に中国や韓国のことを考えてしまう。


(日本からは遠い国に見えてもオーストラリアからは近く見える日本)

けれども、オーストラリア人からすると、アメリカと同じくらいの国土に、たったの2300万人しか住んでいない。あの小さな台湾島でさえ、2300万人住んでいるのですよ?

しかもオーストラリア人からすると、西洋の国々は遠すぎる。すると、一番近くて先進国で歴史がある国と言えば、日本しかない。

また物価の高いオーストラリア人からすると、オーストラリアよりも物価の安い日本に旅行にいくことは簡単。

もしかしたらオーストラリア人からしたら、オーストラリアの最北部が日本列島という感覚なのかもしれない。(笑)

実際に、日本人が気軽に時差のほとんどないオーストラリアに、特に日本が冬の時に夏のオーストラリアに遊びに行くように…。

http://www.asiaoptions.org/australia-in-the-asian-century-and-why-you-should-study-japanese/

色々な社説がありますが、やはりオーストラリアでは日本と一緒にアジア太平洋地域を主導していこうと思っている人も多いようです。

そういう点からみても、民主主義国家であるオーストラリア人にとっては日本語が外国語として最優先言語になるのかもしれない。

フェイスブックで以下のコメントをいただきました。

近藤さん
元オーストラリア移住民です。日本に帰ってきてからもう10年くらい経つので状況が変わっているかもしれませんが、中学高校の外国語教科としては、日本語とドイツ語です。英語が不自由だった私としては、日本語と数学で点数を取っていたようなものでW

基本的にオーストラリア人は、日本人歓迎ムードですね。観光地にいけば、たいていの人は「こにちわ」くらいは言いますし。日本人が嫌いなのは、第二次世界大戦で現役兵士だった年頃の人(当時日本兵はオーストラリア兵士に対してかなり残虐な事をしましたから)や、そういう話を聞かされて育った人と、名前忘れたけど、白人主義を訴える議員とその遺志を受け継ぐ人たちが殆ど。

街を歩いていると、結構声を掛けられます。「日本人ですか?こ・・こにちわ!日本の○○いったことありますよ!」
みたいな感じで。学校で習った日本語を使いたくてしょうがないような感じですwただ、日本人を全く見ないような奥地のさばくとかの集落とかにいくと、若干険悪ムードになることもあるようですね。

以下に、他の記事にあったランキングを統合します(^^♪




オーストラリアにおける人気外国語TOP10。気になる日本語は何位?

オーストラリアと言えば、地理的にはアジアだけれども、文化的には西洋といった不思議な国。また日本が夏の時はオーストラリアは冬。といったように日本が北半球にあるのに対して、オーストラリアは南半球にある。

しかも、日本の真下にあるけれども、日本からは遠いと思われているがため、日本人がオーストラリアのことを頻繁に考えることは少ない。

けれども、この国は日本よりも豊かなことでしられている。(豊かさの基準はそれぞれ違うかもしれませんが、経済的に考えると、総合的に日本より豊かだといわれています)

「なぜオーストラリアは日本より豊かになれたのか?」

そんなオーストラリアでは、どんな外国語が流行っているのか?人気なのか?ということを今回は調査してみました(^^♪



写真は南半球最大の国際都市、シドニー。

10位 アラビア語

ロシア語よりもアラビア語が学ばれる国、オーストラリアって覚えてけばいいかもしれません…。

アラビア語は今や国連言語でもあり、日本では浸透していませんが、小池百合子さんがアラビア語の通訳としてキャリアを伸ばしてきたなど、大変レアな言語として日本でも十分に活躍できるポテンシャルがある言語です。

「アラビア語を勉強するメリット、需要、重要性」

9位 スペイン語

スペイン語はヨーロッパをはじめ、アメリカでもかなり上位に来る外国語なのですが、オーストラリアや日本ではあまり人気がないようです…。

けれども、アメリカやヨーロッパではもっとも学ばれている外国語の中では、英語に次いで2位。最近はフランス語を超えています。

8位 ベトナム語

うん?意外ですね。おそらく、これは地理的な重要性だと思います。また、オーストラリアには、ベトナム系オーストラリア人が18万人ほどいるようです。

参照元
http://www.abs.gov.au/ausstats/abs@.nsf/Lookup/4102.0main+features102014





7位 ギリシャ語

これは不思議ですね…。ただいま調査中。ちなみに、オーストラリアには、ギリシャ系オーストラリア人が15万人ほどいるようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Greek_community_of_Melbourne


6位 イタリア語


データによると、18万人のイタリア系オーストラリア人がオーストラリアに暮らしているようです。けれども、イタリア語が人気なのは、イタリアに憧れを持っている人が多いという文化面だと思います。
http://www.abs.gov.au/ausstats/abs@.nsf/Lookup/4102.0main+features102014

5位 インドネシア語

これは意外と思われそうですが、実際に日本人が知らないことの一つに、インドネシアとオーストラリアの関係です。

インドネシアはオーストラリア人にとって気軽に行ける物価の安い国。なので、インドネシアにはオーストラリア人がウジャウジャいる…。

「インドネシアにオーストラリア人が多い理由」

4位 中国語

オーストラリアにとって中国は日本の二倍の輸出先であるのに対して、中国語はオーストラリアでは日本語ほど学ばれていないという事実。

もっというと、オーストラリアにとって第3位である韓国の言語、韓国語はランキングのTOP10にすら入っていないという実情。

3位 ドイツ語

フランス語の次はドイツ語っていうのはアメリカにおける外国語学習者のランキングでも同じですね…。

2位 フランス語

フランス語はどの国でも人気ですよね。西洋ではフランス文化にあこがれる人が多いので…。

1位 日本語

やはり、日本語が一番学ばれているのである…。

Reference Site
http://www.abc.net.au/news/2017-03-24/which-languages-should-australian-children-be-learning/8383146

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なぜオーストラリアの日本語学習者は、親日国の台湾や同盟国のアメリカよりも多いのか? なぜオーストラリアの日本語学習者は、親日国の台湾や同盟国のアメリカよりも多いのか? Reviewed by よこいりょうこ on 7月 05, 2017 Rating: 5

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