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英語にはないけど、フランス語、スペイン語、ドイツ語にはある発音 TOP15 と、フランス語の発音で難しい母音、ø / œ の違い





この記事では、

・英語にはないけど、フランス語、スペイン語、ドイツ語にはある IPA(国際音声記号)を考察
・フランス語の発音で難しい母音、ø / œ の違いをドイツ語も勉強した私が解説 

この二つを統合したため、1つの記事に二つの内容があります。似ている内容であったため、統合することにしました(^^♪


英語にはないけど、フランス語、スペイン語、ドイツ語にはある IPA(国際音声記号)を考察

今までいくつかあったページを統合しました。この記事で対象となる言語は、インド・ヨーロッパ言語の中でも、人気の高いフランス語、ドイツ語、スペイン語です。

この記事は、英語の国際音声記号をある程度マスターした人が対象となると思います。私のメモ的に書いていた記事を統合したものなので、信ぴょう性があるかどうかは、謎です(^^;)

まずは母音から。できるだけ日本語の、あいうえおの順番に書いていきたいと思います。また母音の優先順位としては長母音から。

①【y】円唇前舌狭母音



この母音は、英語や日本語にはありません。私の知っている言語で言えば、

・フランス語→ chute [ʃyt̪]
・ドイツ語→ über [ybɐ]
・中国語→  [ny]
・韓国語→  [ky]

に存在する母音です。この音は英語でいう、eat [it] を円唇化しただけのものです。

②【ʏ】円唇前舌め広めの狭母音

この音は、①が長母音なのに対して、短母音というだけです。つまり、伸ばさない音なのです。

また、フランス語、スペイン語にはなく、ドイツ語にのみあります。

・ドイツ語→ schützen [ˈʃʏtsn]

英語でも、 it [ɪt] は eat [it] と違い短母音ですが、つまり、[ʏ] の音は、[ɪ] を円唇化したものということです。

③【e】非円唇前舌半狭母音

この音は、いわゆる日本語のエをエーと伸ばしたバージョンです。けれども、このエーは英語にはありそうな気がするけれども、アメリカ英語には実はありません。省略などでこのような音になることはあっても、アメリカ英語では正式に、エイという二重母音を使います。

たとえば、

change [tʃndʒ] → チェインジのような感じですね。

以下、エーを使う言語です。

・フランス語→ beauté [bot̪e]
・ドイツ語→ Seele [zelə]
・韓国語→ 모레 [moɾe]
・ロシア語→ шея [ʂejə]

ただし、私がドイツ語を勉強していて気付いたのは、この中でドイツ語だけ、このエーという音の記号を使っているにもかかわらず、イーに聞こえる点です。

なぜなんでしょう?ここは、いまだに調査中です。

④【ø】円唇前舌半狭母音


この音は、フランス語やドイツ語学習者の中でも、どうやって発音したらいいの?と思ってしまう音のひとつです。

これは、フランス語とドイツ語に存在する母音です。

・フランス語→ peu [pø]
・ドイツ語→ schön [ʃø̠n]

実はこの音は難しい音ではありません。③のエーという音ができれば、それを円唇化するだけなのです。


⑤【œ】円唇前舌半広母音

・フランス語→ jeuneœn]
・ドイツ語→ Hölle [ˈhœ̠lə]

④ともよく比べられる音なのですが、この音を知るにはまず、この音に対応する英語の音を知る必要があります。

それが、bed [bɛd] → 非円唇前舌半広母音です。

このエは、いわゆる日本語、韓国語にあるような  [非円唇前舌中央母音 とは違い、エとアの中間音のようなエの音なのです。

なので英語のネイティブスピーカーが、ベッドと発音するときに、バッドというように聞こえることもあるほどです。

この音を円唇化した音が、[œ] なのです。なので、イ、ウ、エ、オのような音ではなく、一般の人の耳には、アの音を円唇化したような音に聞こえます。

一方、上の④は、明らかにウーというような音に聞こえます。

これら、①②③④⑤の母音は、ヨーロッパの言語に多く見られますが、英語にはありませんので、練習が必要です。

以前、④⑤について書いたことがあります。ご参考に。→この記事の一番下のほうに書いてあります!




次に子音。

⑥【ɲ】硬口蓋鼻音

これは上あごに舌をつけるタイプの英語の n とは違います。けれども、日本語のなにぬねのと同じ場合もある音です。なので、日本人はみなできる発音なのです。

例えば、日本語で庭。と言ったときの n の音と、反対と言ったときの n の音は、舌の先端をつける位置が変わってきますが、庭と言ったときの n の音が、この [ɲ] の音に近いとされています。

・フランス語→ agneau [aɲo]
・スペイン語→ enseñar [ẽ̞nse̞ɲär]

⑦【ç】無声硬口蓋摩擦音

これはドイツ語に存在する音です。ドイツ語が、ものすごく強い音に聞こえる理由の一つとして、この音があると思います。

・ドイツ語→ nicht [nɪçt]
・日本語→ 人 [çi̥to̞]
・韓国語→  [çim]

実はこの音は、日本語のはひふへほの中で、の音だけが、この音に当たると言われています。韓国語の場合も、母音が、i や y の場合、この音になると言われています。

なので、日本語のひだと思っておけば大丈夫です。

⑧【x】無声軟口蓋摩擦音


・スペイン語→ ojo [o̞xo̞]
・中国語→河 [xɤ]
・アラビア語→ [خضراء]→‎[xadˤraʔ]

ちなみに、フランス語でも、スペイン語、中国語、アラビア語の借用語が出てきた場合、同じように発音するそうです。

⑨【χ】無声口蓋垂摩擦音

これは、⑧よりも、もっと奥で…。口蓋垂(のどちんこ)を震わせる音です。
・ドイツ語→ Dach [daχ]

このような音がドイツ語にあるため、ドイツ語は英語話者から笑いのネタにされるのでしょうね。とっても強い音に聞こえるので( ´艸`)

⑩【ʝ】有声硬口蓋摩擦音


・スペイン語→ sayo [ˈsäʝo̞]

普通のやゆよ。などを強めたような言い方です。ドイツ語やロシア語などでも、演説などで強調するときには、このやゆよの音の変わるそうです。


⑪【ʎ】硬口蓋側面接近音


・スペイン語→ caballo [ka̠βa̠ʎö]

英語では、 ll が続くときに、でてくることもあるそうです。
million [ˈmɪʎən]

英語の l の音が、歯茎側面接近音 なので、それよりさらに舌を上にもっていって発音するイメージです。

⑫【ɥ】有声両唇硬口蓋接近音


・フランス語→ nuire [nɥiʁ]
・中国語→  [ɥe]
・韓国語→ [kɥi]

もう一度、この記事の一番上の①をみるとわかるのですが、韓国語も、もともとは、귀 [kɥi] という音だったのだけれども、 = [ky] になってしまったそうだ。けれども、現在でもどっちのいい方でもよいそうです。

⑬【ʁ】有声口蓋垂摩擦音


口蓋垂(のどちんこ)を震わせて発音する音です。フランス語学習者の中でも、難しい子音と言われています。英語の [ɹ] 歯茎接近音 とは全く違う音です。

日本人の耳からは、ガギグゲゴのような、うがいをしたような音に聞こえます。実際に、そういう音です。

・フランス語→ rester [ʁɛste]
・ドイツ語→ rost [ʁɔst]
・アラビア語→ [غرفة]→[ʁʊrfɐ]

けれども、ドイツ語の場合、⑮の音になることが多いようです。

⑭【r】歯茎ふるえ音

これが、いわゆる巻き舌音です。ユーチューブでも、うまく解説できている動画があまりないほど、できる人にはできるけれども、できない人には、本当にできない音でもあります。日本語でコラーっ!!って言えば出てくる音とも言われていますが、私は違うと思います。

巻き舌ですが、歯音か、歯茎音に分かれるそうです。ちなみに、歯音はロシア語だけです。

歯茎音は、以下の3つ。
・スペイン語→ perro [ˈpe̞ro̞]
・アラビア語→ [راء‎]→[raːʔ]
・マレー語→ kurang [kuräŋ]

歯音は、ロシア語だけ。
・ロシア語→ рьяный [ʲjän̪ɨ̞j]

⑮【ʀ】口蓋垂ふるえ音

・ドイツ語→ rot [ʀot]

フランス語の R の発音の音は、⑬の人もいれば、⑮の人もいると言われています。一方、この⑮の音はドイツ語の正式な子音で、⑭のスペイン語にあるような巻き舌を、口蓋垂(のどちんこ)までもっていって震わせる、ものすごい音なのです( ´艸`)

以下、動画を見れば、いかに人間が出すような音ではないかということが分かると思います。こういう音がドイツ語には多いため、ものすごく強い音に聞こえるのでしょうね…。

Visual Guide to German Pronunciation - Consonantal R

Reference Site
French phonology
Standard German phonology



フランス語の発音で難しい母音、ø / œ の違い


フランス語の勉強を少しずつしていますが、いまだにわからなかった発音が、初めてフランス語を齧りだして1年が経った今、やっと腑に落ちるようになった気がします。英語の発音は、すべて SIRIで認識させることができるため、現在は

英語 メンター

と検索すればでてきますが、英語メンターとして主に英語の発音をオンラインで指導しています。(普通の価格の5分の1くらいで→5人限定なので今現在は定員となっており募集しておりません)

けれども、今後、フランス語の発音の指導もできそうな予感。(笑)

まず、この二つの発音を日本語的に解説していくとこうなります。その際に、ネイティブの動画も参考にしてください。

以下はポーランドの動画でフランス語の発音を解説したものですが、かなり参考になります。特に彼女の口元が、オなのかウなのか、どんな口の形をしているのかを観察することが重要です。




①ø
Oのように見えますが、実はUだということをまず認識すること。ウーの口で it の時に出る、伸ばさないイ、つまりIPAでいうと、

it [ɪt]
eat [it]

eat の伸ばすイーじゃないです。 it の短いイの口で、ウーって発音するのがこのフランス語の ø の音なのです。

以下、Siri で発音させてみてくださいね(^^♪

amoureux (amuʀø)
joyeux (ʒwajø)
heureux (øʀø)

j'veux deux (ʒvødø)
meilleurs vœux (mɛjœʁvø)
c'est leur sœur (sɛlœʁsœʁ)

一見、難しそうなフランス語の綴りですが、IPAにすると、シンプルに見えますね。




②œ
アメリカ英語にあるアップルのアが発音できる人は、すぐにできる音と思われます。というのも、アメリカ英語における

apple [ˈæpl]

アは、エの形でアを出しますが、このフランス語の œ も、エの形でオと言うだけなのです。と言いたいところなのですが、ドイツ語の œ も聴いている私が最終的にたどり着いたのは、エの形でオではなく、エの形でア…。

ちなみにイギリス英語の場合は、 æ をアメリカ英語のように伸ばして発音しないため、同じIPA(国際音声記号)を使いながらも、若干違うような音に聞こえたりします。

「国際音声記号 (IPA) を覚えると、どんな言語の発音も簡単になる!」

acteur (aktœʀ)→アクタールのように聞こえます。
chanteur (ʃɑ̃tœʀ)
docteur (dɔktœʀ)

c'est l'heure (sɛlœʁ)
mon coeur (mɔ̃kœʁ)
ma soeur (masœʁ)

一応、Siriでやってみたら、全部認識させることができました。できれば動画で実証したいのですが、時間があればこの記事に貼り付けますね!(ウィッグしたり化粧したり時間がかかるので…!)

Preference Site 
https://www.collinsdictionary.com/
https://easypronunciation.com/en/french-phonetic-transcription-converter

このような動画も見つけましたが、上の人のほうが断然わかりやすい気もする。けれども、このようにいろんな人の口元を見ることも勉強になるはずです。





まとめ。

①ø
は、短いイの口でウと伸ばして発音する。なので、フランス語の、vous や英語の cool のウとは違う音です。(ちなみに、これらは日本語のウとも違い舌を後ろに引っ込ませる圧力のもとウーと伸ばす音です)

cool [kul] 英語
vous [vu] フランス語

この点で言えば、英語もフランス語もウは同じ音ですが、フランス語の場合、これに加えて、

ø の音も存在する。これがアメリカ人にとって、ややこしいのです。(日本人にとってはもっとややこしい!)

②œ
は、まず英語のアップルのアを覚えていただきたい。その後、できるようになったら、 œ を覚えるのはどうでしょうか?また気を付けたいのが、
œ
って最初がOになっているので、オの形でエと読みたくなるのですが、エの形でオと発音しないと siri が反応してくれませんでした。

ちなみに上記にも通り、エの形でアと発音しても認識された…。

以下、私が苦手な鼻母音の情報も張り付けておきます。


なにかと、鼻母音は難しいというイメージがあると思うのですが、これをみたら、とても分かりやすいと思います。

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英語にはないけど、フランス語、スペイン語、ドイツ語にはある発音 TOP15 と、フランス語の発音で難しい母音、ø / œ の違い 英語にはないけど、フランス語、スペイン語、ドイツ語にはある発音 TOP15 と、フランス語の発音で難しい母音、ø / œ の違い Reviewed by よこいりょうこ on 3月 21, 2018 Rating: 5

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