ノマド視察・ノマド滞在記

海外ノマド6年目の私が、好きになれなかった都市 TOP10

2023年3月30日

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海外ノマド6年目の私が、好きになれなかった都市 TOP10

2023年3月30日

海外ノマドが6年目になるマルチリンガールです。

海外ノマド2年目の時にキルギスのビシュケクに2ヶ月くらいアパート生活していた時に、たまたまカウチサーフィンで知り合った日本人男性(3年間ノマドしている)と知り合って、こんな長くノマドをしている人いるんだ。って目をギラギラさせていた私も、今や6年目だ。

そもそも長いとか短いとか関係ないが、長くやっている人にわかることもある。それはあそこは行かなくてもよかったなぁ、という都市が結構あるということだ。

実際いろんな都市に行ってみて、行かなくてもよかったかもしれない。という経験は多くの人にもあるだろう。私はそれを鄭州という中国内陸部の巨大都市で感じた。あ、ここってわざわざくるまでの場所ではなかったなと。

そういうことがノマド生活になっても多々ある。

もちろんこれらの都市に訪れたからこそ、それと比較する形で心地の良い都市も分かってくるわけなので、自らが自分に合う都市を探すには情報収集だけでなく自らがその現場に行って経験することが重要となる。

このリストはあくまで私の好みであり、これが読者の好みと一致するわけではない。ということも最初に言っておく。

 

10位 釜山(韓国)

非常に優れた都市なのにもかかわらず、いつもなぜ好きになれないのだろう。と自分問うくらい。それは近くに大邱というお気に入りの都市があるからなのかもしれないし、釜山は日本より雰囲気が近いし開けているからなのかもしれない。

結局、閉鎖的な大邱に引きこもってしまう。

釜山は山も海もあり、再開発した近代的なエリアもあり、大邱などに比べてもいろんな顔立ちがあり楽しいのでもちろんこの都市が合う人も多い。

現在釜山駅とフェリーターミナルが直結すらして便利さはかなり凄い。

けどその土地的な形?が好きになれない。釜山は合計で四ヶ月くらいはいたが、そこまであっちこっち行っていない。好きになれない一番の要因は坂が多く、ごちゃごちゃした地形なのかもしれない。が、上に載せた写真のように景色は神戸のように綺麗。

※ちなみに写真はたまたまアプリで知り合った人が車で山の上まで連れて行ってくれたのでパシャリ。上から見ると綺麗だけど、中は混沌としているところも多く旅行としてはいいかも!

 

9位 トビリシ(ジョージア)

2020年エジプトとドバイ視察を終え、イスタンブール郊外にアパートを借りて次の国を探していた。その時、今ブームになっていると知ったジョージアという国。その後、ロックダウンされる噂を聞き、トルコから逃げるようにトビリシに飛んだわけだが。

ジョージアは特に惹かれるものがなかった。と思っていた。というのもトビリシにだけいるとあまりジョージアに関心を持つ機会がないという状況になるからだ。

さてトビリシには4ヶ月いたがアパートの内部な非常に素敵でノマドワークに集中しやすい環境なのだけど、特別外に出たいと思わない都市。

猫ちゃんを見に行くとか日本人友達と集まる楽しみはあっても、この都市に何か特別な感情は感じなかった。

けれどもジョージアからバトゥミまで5時間かけてタクシー(8000円くらい)で行くと、いくつもの田舎を通り、自然景観が日本と似ている感じなどもあり、ジョージアに対するイメージが徐々に変わっていった。

ちなみに、トビリシとは違いバトゥミは私の中でノマド拠点としてのお気に入り上位に入る国である。

「トビリシで借りた3つの部屋(2ヶ月間)と、トビリシ生活が合わなかった理由」

 

8位 クアラルンプール(マレーシア)

クアラルンプールで1ヶ月間過ごしたのは2019年1月。

中華系の多く住むエリア(Taman Pertama)に1ヶ月。けれども私はクアラルンプールにいる間、外に出たいという気が全くしなかった。街中を歩いても何か興味のあるものが何もないのである。また道路事情も。安心して歩ける歩道のような場所が少ない。

日中は暑すぎるので日が沈んだ後に行動することが多かった。

当時クアラルンプールでは夜などに日本人が襲われるというような外務省の書き込みも見ていたので、インドネシアよりもさらに警戒したりもした。私的にこの都市は数日の観光、キャリア形成のための転職先としてはいいが、好んでノマドする場所ではない。という結論。

一番ネガティブだったのは、新鮮な野菜の種類が他の国に比べて少なかったという点。

とはいってもまだまだタワマンが格安で借りれること、割と日本から近くLCCで格安で行き来でき、ビザ免除が3ヶ月もあるマレーシアはやはりノマド初級者が最初にたどり着く国であるとも思う。クアラルンプールに限らずマレーシアにはいろんな都市があるので、私も次回違う都市の居心地も試してみたい。

「クアラルンプール生活が合わなかった理由と、その改善点が閃いた件」

 

7位 アルマトイ(カザフスタン)

アルマトイは治安が悪いと言われているが私は身の危険を感じるような治安はあまり感じなかった。けれども、何か盗まれないか?という心配は常にある都市だと思っている。今まで合計で2回ほど行っているが、アルマトイの都市設計自体があまり好きではない。

都市が無駄に広いという意味では少しだけタシケントとも似ている。→移動が面倒。

南に山があり南に行くほど坂道になっていき、南から流れる川なども綺麗だったりするが、特に文化的なものがあるわけでもなく、ウズベキスタンの都市のように人々が和やかなわけでもなく、中国人を警戒するような人が多い印象のある都市(日本人は中国人に間違われるので嫌な顔されることもしばしば)。

実際に中国人だから。ではなく、東アジア人に対して好意的な人もいるがそういうのを表に出しづらい社会のような気もする。アスタナはまた違うのだろうけれども私はアルマトイはあまり好きになれなかった。

近くにビシュケクという優れたコンパクトシティがあることや、アルマトイに住むカザフ人のプライドの高さなど、アパートを借りてそこに滞在したいという感じにはならない。

「負けず嫌い?カザフスタン人の性格。遭遇したいくつかのトラブルと対処法」

 

6位 上海

18歳の頃から上海に憧れ始めた私。2006年には2回上海に行き、その後友達の家に居候。また南京で日本語教師をやっていた際に研修で上海滞在など20代の時には上海にかなり行っていた。なので割と隅々まで時間をかけて回っている。

私にとって上海はただ巨大なだけで何か特別に心地よいものがない。これはニューヨークに感じるものと同じかもしれない。と思うかもしれないがニューヨークにはエリアによってそれぞれの特徴があるが、上海は東京になりきれなかった巨大都市のような部分があり、ただ建築物が大きいだけで中身がない。というように思えてしまい、すぐに飽きてしまった。

私はどっちかというと、山東省のような哲学者を生み出し土地柄が好き。

 

5位 サンクトペテルブルク

通常私の場合、首都やその国で一番大きい都市は合わないことが多い。なので当初モスクワよりもサンクトペテルブルクが気にいると思っていた。けれどもサンクトペテルブルクに2週間滞在することでこの街と私には縁がないという感覚が起きた。

「「サンクトペテルブルク」がノマド生活の私には向かなかった理由」

というのも簡単に言えばサンクトペテルブルクには素朴さがなく、何か西洋と同じような洗練された感じがあったのでロシアに私が求めているものとは違ったからである。またサンクトペテルブルクから電車でモスクワに着いた時のあの感動が今でも忘れられない。

素朴で移民などが夢を持って出稼ぎに来る、かつ中心部には超富裕層がいて、それもあまりギラギラしていない。そういう感じ。

モスクワの方が大都市であり資本もこちらに多くあるのに、サンクトペテルブルクの北欧っぽさというか洗練されていてさらにヨーロッパに向いている感じとモスクワの素朴だけど大きなお金が動く感じ。この対比は非常に面白かった。

 

4位 ジャカルタ

私は大都市圏が好きなのでジャカルタは合う。と思っていたが言ってみるとまず物価が高い。富裕層も多いので日本と同じ質のものは日本以上に高く、現地の人たちと同じ食べ物を食べるなら安いが、そこまで質は落とせないので食材調達にかなりお金がかかった。

何よりもタワマンの家賃は安いが、空気も汚く、渋滞も多く、都市が東京の首都圏のように広すぎて、わけがわからない。結果私は第二の都市スラバヤに2ヶ月近く滞在し、そちらの方が気に入ってしまった。

 

3位 バンコク

2019年10月に1ヶ月の滞在が2週間に変更。

借りていた割と良いコンドミニアムの壁が異常に薄かったことやゴキブリ対策をしても次々にゴキブリが出てくる部屋だったので・・。それはさておきバンコクは日本人が多いとはいっても誰が日本人だか分からない。ということや、そこまで街中で日本人を毎日見るわけでもない(中心部は別)。→この辺は安心した。

とはいっても街の設計があまり好きではないことや、空港から市内までの距離、日本と変わらない都会的な雰囲気など、総合的にすぐに出たいと思ってしまった。

親とプーケットに行った時にはプーケット島の一部やピピ島などが気に入ったので、チェンマイやクラビなどまだまだ調査してみたいとも思う。

 

2位 イスタンブール(トルコ)

ちょうどコロナウィルスが流行り出した2021年2月あたりにイスタンブール郊外に部屋を1ヶ月借りていた。イスタンブールは坂が多く、雲も多く、何よりもタバコ吸うオジサンばかりで歩いていたら必ずタバコの煙に遭遇という感じでいい思い出がない。

また街が狭く人が多いので、完全に観光向き。

けれども郊外には穏やかな海沿いの公園や、平和的な住宅街などもあり、中心部のみが嫌であり、郊外にはまだまだ開拓の余地がある。実際に郊外での生活は結構よかった。が、市内中心部にはもう絶対に行きたくないというレベルであった。

上の写真のように、狭い道に多くの人がいる大都会。でもやはりタバコの匂いがきつすぎ、かつカイロのような目新しいものがない。ちなみにトルコであればアランヤ・アンタルヤあたりは海があるという意味で非常に快適だった。

 

1位 ニューデリー

数日の旅行で十分レベル。まずインド全体に言えることなのだけど高級アパートであってもそれはジョージアやマレーシアなどの高級アパートとは違い質が悪い。またあまりにも混沌としていて空気も悪く外に出たいという気すら起きない。

けれどもこれがインド北部のダラムサラでは全く逆だった。空気もインドの中では綺麗な方で、チベット人がこっそり守ってくれる感もあり、あちら側には何度も行きたいと思う。

「インドのチベット「ダラムシャーラー」に2週間滞在。ノマドは可能か?」

 

最後に

2018年から海外ノマドを開始し2023年で6年目だが、この後も数年続ける可能性があるので、このランキングはTOP20に変わるかもしれない。ぜひブックマークなりすることをお勧めする。

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