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日本に似てる?バンドンで泊まった1週間(6つの宿泊施設)と最終日の腹痛(2019年)

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日本に似てる?バンドンで泊まった1週間(6つの宿泊施設)と最終日の腹痛(2019年)

この記事ではまず約1週間バンドンの視察に行ってきて泊まったホテルなどを時系列に簡潔にまとめていきたいと思う。

また、それぞれのホテル滞在記の後に、バンドンについてのことや、滞在の感想も書いていきたいと思う。

最後にはバンドンに対する思いも書いていこう。

 

①初日のホテル(1日目)

ジャカルタの国際空港は北側にあるのだけど国内向けの空港が南側にあり、そのジャカルタ南部の空港(ハリム・ペルダナクスマ国際空港)から、バンドンの空港へ。

ライオンエアーは墜落したことが何度かある航空会社なのでかなり心配した。

機内では離陸して数十分後に着陸。というような40分くらいの飛行によくありがちなあっさりさ。そして離陸する時に協力してくれる人は、前の席の方にみなさんよってください。ということでみんな航空機のバランスをとるため?に移動していた。

私は、協力してくれる人は〜。と英語で聞かれたので移動しなかった。

でバンドンに到着するなり、なにか懐かしい感覚を感じた。

それは運転手からも感じられた。今でもその運転手のことを覚えている。顔は似てなかったと思うけれども、何か平成天皇のような感じがあった。

それはさておき、私が最初泊まったホテルはバンドン北部のエリア。

地図だとわかりにくいが地形的には中心部よりも丘の上にあり、ホテルや外国人、富裕層、ショッピングモールなども多い。

そして日本食材などを扱ったPapayaというスーパーがあり、そこで食材を調達した。

それもあってか初日に北部を選んだのだ。

ちなみにこの記事を作成しながら2023年現在と当時の2019年の料金(以下すべてのホテル)を比較してみたがほとんど変わっていない。

このホテルも3500円くらいだったと思う。

こんなに安い金額でこんないいところ!?とバンドン旅行初日はワクワクだった。

日本だとおそらく安くても3倍の1万円はしそうという感じだったので、ちょっとリッチになった気分。

 

②始めた借りたスイート(2日目)

二日目のホテルは前日にいたホテルの坂を少し上に登っていったところにあるホテル。

人生初のスイートを借りた。なぜかかなり格安だった。

まだ海外ノマド始めたばかりの頃だったので、こんなに広いお部屋を借りたのも初めてだったので、ウキウキ。

特に作業机が立派だったので、将来はこんなところに1ヶ月くらいお部屋借りたいなぁ〜。なんて。

反対側はこんな感じ。

で、外の景色はこんな感じ。

東南アジア独特の空気が汚くてっていう感じが全然なく、写真からもわかるように見た目もいい感じの高原都市ということがわかる。

この辺は北部なのでそういうふうに映っているのかも。

こういうスラム街?的な地区もホテルのすぐ隣にあって、さすがに当時の私は次の日の予定や、英語+外国語のレッスンなどで下に降りて散策する気力はなかった。

次回はインドネシア語を駆使してこの辺回りたいな。

1度行くと、その5年後はどうなってるんだろう?という楽しみがあるからいいよね。

 

③バンドン初のアパート(3日目)

前日のホテルを少し下ったところにあるアパート。

バンドンでアパート生活はどんな感じか?というのを体験してみたかったので借りてみた。

 

アパートは大規模なもので、バンドンの富裕層的な人たちが多くいた。

やはり印象的だったのは容姿が良い人が多かった。ちなみにそのコンドミニアムの1階あたりで結婚式なのか、なんなのか覚えていないが大規模な宴会をやっていた。

日本の普通の風景と変わらない感じだった。

エレベーターの前だったか忘れたがその辺から市内方面?を撮影。

東南アジアにいる感じがしないのが不思議なところだった。

 

④南部のショッピングセンター併設のホテル(4日目)

この日のホテルはもともと北東の丘にあるリゾートっぽいホテルに泊まる予定だった。

けれども、実際に行ってみるとベッドの上にアリちゃんなどがいたのでその場でキャンセルしてまったく逆方向の市中心部に割と近い南西部にあるホテルに。

その丘にあったホテルのロビー本当に山の上なのよ。

booking.com か何かで予約したのできちんとホテル側からキャンセルさせないと料金が引き落とされてしまうので、きちんと泊まれない理由(虫が出てくくる穴が普通にあったのでおかしい!と主張)を伝え、

無料キャンセルになるようにしてもらった。

こちらからきちんと理路整然に言わないとあちらは知ってても知らないふりをするのでこういうところで言語力が鍛えられる→旅行って結構実践の場なのでおすすめ。

配車アプリで車を呼び、市内に戻ることに。

丘から街をみてみたかったので途中で一瞬止めてもらって撮影。

本当に何度も言うが、日本にいる感覚がある。

さて、市内まではすぐそこなのに渋滞のため1時間以上はかかった。

お部屋は機能的でよかった。ショッピングモール併設だったのでエレベーターで下に降りてご飯食べに行ったり。

市内中心部もかなり見渡せた。

この時、かなりだるくなってきていた模様。→北側に滞在していた時の日本食材papayaで買った鶏肉が原因。

夜にいきなり寒気が襲ってきて、ホテルのお部屋がなぜかエアコンをつけなくても涼しくなるようなシステムになっていてスタッフに苦情を言ったのを覚えている。

またその時のレッスンも覚えている。確かアメリカ大使館勤務の生徒さんが気を遣ってくれた。→こういうのはいつまで経っても忘れないのよね。。私の生徒さんはお優しい方ばかりなので(>_<)♬

この時点で自分がカンピロバクター腸炎に罹っているという自覚はなかった。

 

⑤中心部に泊まったホテル(5日目)

中心部のホテルに滞在。

バンドンの中心部は地図で見てもわかりやすいようになっている。本当にど真ん中。今までいた北側とは地形的にも全然違っていて本当にダウンタウンという感じ。

旧市街地なので実際に行くとごちゃごちゃしていてあまり好きではなかったが、そこには本当のバンドン人の生活があったので興味深い場所。

特に何もないシンプルなお部屋なのだけど縦に長い窓がおしゃれ。

このまっすぐな道路。大好き。そしてやはり東南アジアには見えないのである。

日本の地方都市にしか見えない・・。

この写真もそう。ホテルの最上階のレストランからの撮影だが、日本の地方都市にしか見えない。

昔若い頃にリゾバで働いていた時の静岡あたりの景色に似てるような気も。。

さて、腸炎の症状がきてたのか、このホテル滞在では結構冷静にしていた気がする。

周辺の街を散策した程度で、それ以外はあまり何もしなかった気がする。

 

⑥最終日(6日目)

中心部のごちゃごちゃ感があまり好きではなかったのか、最初の1日目〜3日目くらいまで泊まっていた北部のエリアにまた戻ってきた。→空港方面にも近いので。

胃腸炎の症状でかなり高熱が出ているような状態に。

若い女性の店員さんにイライラしていたのも覚えている。

1500円くらいもしなかったようなホテルに。いいホテルに泊まればずっと覚えてるのだけどこういうホテルでの滞在記憶ってあまり蘇ってこないんだよな・・。

とにかく、マレーシアに戻りたい。とだけ思っていた。

 

⑦カンピロバクター腸炎

東南アジアを旅行したら誰でも一度はかかってるとも言われるカンピロバクター腸炎。

私はこの時(バンドン滞在)で初めてかかった。

このバンドン1週間視察は1ヶ月ちょっとクアラルンプールにアパートを借りていた時期だったのだけど、マレーシアでは自炊していたのでかからなかった。

おそらくバンドンに来る前のインドネシアの1泊時、部屋にゴキブリが出て早朝まで眠れなくて早朝から違うホテルに泊まったことで寝不足による免疫低下、

またバンドンに着いてからは1日ごとにホテルを変えていたことや、バンドンという慣れない土地での環境だったり、免疫力が弱っている時だからこそ腸炎にあたってしまったのだと思う。

この2019年に初めてカンピロバクターにかかって以降、発展途上国を中心に5回以上はかかっている。

どれもホテルやアパートなどを変えたばかりとか、旅行で色々移動していて疲れが溜まっている時に起きている。

この経験から、こういう無理なスケジュールは非常に危険ということを学んだ。

 

⑧バンドンについて(都市情報)・民族性

標高700m あたりにある都市のため、暑すぎず快適な気候であることからインドネシアでも人気のある都市。

2023年現在において中国新幹線もジャカルタとバンドンに開通し、当時はジャカルタ南部の空港から1時間くらい飛行機で行ったが現在は陸路で行くことが可能。

ジャカルタが東京の首都圏くらいの都市圏人口を抱える一方、バンドンは1200万人くらいの都市圏人口であり、感覚的には名古屋都市圏人口を少し大きくしたイメージ。

ジャカルタの近くにあるので日本ではあまり存在感がないが、インドネシア第2位の都市圏人口である。→意外に第二の都市スラバヤよりも都市圏人口が多い。。

また忘れてはならないのはジャカルタやスラバヤとは違い、この街はその大部分がスンダ人によって構成されている街であるということだ。

インドネシア人の民族構成は以前以下に書いた。

「多民族国家「インドネシア」の民族 TOP20」

 

⑨住みやすさと、特別だと感じる理由

今回の視察で私はバンドンはジャカルタよりも何倍もいいと思った。

ジャカルタは都市圏人口が東京首都圏と変わらない規模なのに地下鉄の本数は全然ないし、渋滞多くてインフラが追いついていなく、空気も汚い。

1日の旅行だけで十分レベル。

一方バンドンは渋滞が凄く空気も市街地はとても綺麗とは言えないがジャカルタよりはマシなレベルで、もっとも良いと感じたのは、

この1週間の視察の後にスラバヤにも1ヶ月ちょっとアパートを借りて生活してみたが、バンドンには商業的な気質がないというか、芸術的な気質があるというか。

つまりバンドンの人々は穏やかで過ごしやすいと感じた。タクシーの運転手も運転の仕方が丁寧だと思う人が多かった

またこの気質というか雰囲気は日本人には合っていると思う。ホテルのスタッフのお辞儀するような部分はスラバヤとジャカルタのとは少し違っていて、

なんだか日本人に接客されているような感じがした。

また、バンドンではホテルを転々としていると、ジャカルタに住んでいる富裕層っぽい若者などと遭遇する確率が高く、そこもまた面白かった。

その中で英語が堪能な背の高く若い二人のインドネシア人が印象に残っている。

見るからにインドネシア人なのだけど、我々がイメージする東南アジア人というような感じではなく、イスラム独特な優雅さを兼ね備えているような、言葉にできない優雅さがあった。

おそらく自ら置かれている地位や家庭環境など、いろんな部分で余裕があるのだろう。

そういうものは外見もそうだけど、特に表情に出ると感じる。

昔、個人のブログでバンドンには日本の縄文に通ずるところがある。というのを読んだことがあって当時憧れたものだけれども、バンドンは歴史的にも農工文化が強く、

気質的に日本人とも似ていると言われていて、納得した。

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