2015/06/07

中国語は、新HSK4級の1200単語で十分です

私は中国と日本を15回ほど往復しています。英語を専門的に勉強している私にとって中国語はそれほど得意なレベルとは言えませんが、仕事で電話をとったり、メールを書いたり、つまり中国語をビジネスで利用しています。ですが、一体どうやって中国語がビジネスで使えるレベルにまで達したの?と驚く方も多いかもしれませんが、意外と単純です。それは、新HSK4級に出る1200単語をきっちり勉強したからです。この新HSK4級とは、TOEICのように、実用的な単語だけが出題されるので、日常会話で使うものばかりです。

私は断言できますが、中国語が流暢だね。と言われたい場合、HSK4級に含まれる単語だけ操られれば、それは可能だと思います。それにはきちんと理由があります。

私がブログでご紹介している英語の「日常英会話の90%以上は、OXFORD 3000単語」ですが、こちらは
"abandon" → "abandoned" などの変化したものまで、OXFORD3000単語に含まれています。一方、こちらの新HSK4級の1200単語は、そのような変化形は含まれていないので、OXFORD3000単語新HSK4級の1200単語は、ほとんど同じだと思います。若干、英語のOXFORD3000単語のほうが多いと思いますが…。

私の偏見かもしれませんが、中国はとても広く、実にさまざまな中国語が話されています。たとえば、上海語・広東語・福建語など。もっとあるのですが…。それを中華人民共和国成立後、北京語を基本としたマンダリン中国語(現在の中国語の普通語)に統一したため、たとえ外国人である私たちが1200単語で話したとしても、きちんと理解してくれると思います。

それに、このHSK1200単語にある漢字を習得することで、それらの漢字を組み合わせて色々な動詞を作ったりできるので、ある意味この中にあるものだけ完璧レベルと言えるくらいに操ることができたら、会話に関しては問題ないと言えます。あとは会話の中から自分でどんどん単語を吸収していける力がついていきますので…。

さて、これはHSK4級を取得すると、どのようなレベルかを示したものです。

「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められる。

1200語程度の常用単語と文法知識を習得しているものを対象としています。

こちらの図は、HSK1級~6級までを図で表したものです。4級はこの試験の中で中級の上と言えますが、会話に関していうなら、私はこれだけで十分だと思います。これだけマスターするだけでも、仕事で中国語を使う際に、自分でどんどん新しい単語、使いまわしを吸収していけます。6級などは、色々な分野の単語が入っていますので、総合的に中国語を理解できるようになると思いますが、それと流暢に話せるというのは全く別物なので、

中国語を極めたい人は、6級を取り、
中国語を使って貿易業務や電話での簡単なやり取りをしたい。とか、中国の大学に編入したいという人は、4級を取得するのが妥当と私は考えています。(5級あれば、よりいいのでしょうが…)

HSKはスコア制なので、

HSK4級の240点と、HSK5級の180点は同じくらいのレベルととられます。ですが、多くの会社では、HSKの仕組みについてご存知でない方も多いため、HSK5級の●●点と書いておけばとりあえず、中国語ができるとか思われるところもあると思われます。


最後に。
何のために中国語を勉強するというのが一番最初に決めなければならないものだと思います。私はHSKの5級でストップしました。なぜなら、会話を操るにはこの2500語で全然十分だからです。仕事で使うにしても、交流するにしても十分すぎます。HSK6級のように5000語も習得する必要は私にはないと思っています。それだったら、スペイン語の1000単語を覚えて、中南米との交流を加速させたいですね…。

近々、YouTubeでも、新HSKの1200単語だけを使った会話法をご紹介していきたいと思っています。

以下、PDFをご覧になってください。新HSK4級の1200単語が閲覧できます。


また、試験に合格したい方は、以下の公式テキストで、何回か解いてみることをお勧めします。

(画像をクリックするとアマゾンのレビューがご覧になれます)

ちなみに・・

よくこの記事をご覧いただいた方から、新HSK4級は、中国語検定にすると、何級くらいなのか?という質問をいただいています。

単語量からすると、


中国語検定のHPから察するに、中国語検定3級レベルと同じくらいなのではないかと思っています。

中国語検定3級の単語数は~2000単語なので、最大で2000単語ということですが、そのうちのほとんどは新HSK4級リストに載っている基本単語であることは確実なので、

新HSK4級をきちんと理解できる人は、中国語検定3級もそれほど問題にはならないのかな?という風に思っています。

いずれにしても、世界では中国語検定というのは認知されていないですが、新HSK試験というのは世界中で認知されている試験です。だって、中国政府公認の試験なのですから・・・。
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2016年11月12日更新

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