2015年夏から英語メンターを始めて10年近くになります。
この記事では、これから応募しようとする方々がどんなレッスンなのか少しでもイメージしやすくなるように、今までどんな生徒さんがいたか？
ということを職業などに分類して書いていこうと思います。
※書ききれないので一部の生徒さんのみを書きます。
この記事は以前は、マルチリンガールのメンターの記事に書いていましたが、読みにくいのでカテゴリ別にスッキリまとめて公開するために新しい記事にまとめた次第です。
①応募者の傾向。語学力に関して（TOEIC700点前後、700以上）= アウトプットを伸ばしたい生徒さん
TOEIC500以下の生徒さんもいますが現状はそれほど多くありません。
応募される生徒さんのほとんどがTOEIC700点前後、700以上となっているのが現状です。
7割程度がここに当てはまると考えていただけたらと思います。
3割程度が500以下の英語レベルとなります。
傾向として、楽しんで英語を話すまでの英語学習は終えた方が多いのが特徴です。
つまりこれからその慣れてる英語力を整理していって文法の見直し、語彙の増強、発音の修正などをしたいという生徒さんが多いです。
※ちなみにTOEIC500レベルでも割と簡単な英語のやり取りができる生徒さんは結構過去にいました。
②外国人の恋人や配偶者がいる生徒さん
男女問わず、日本国内や海外に外国の恋人や配偶者がいる生徒さんがおそらく全体の3割くらいかと思います。
以下は一例です。
イギリス人彼氏とオーストラリア在住
フィリピン人彼女と同棲中の日本人男性
研究職でアメリカ人と婚約中の女性
米軍基地でアメリカ人と同棲している女性
エジプト人彼氏を持つ女性（2人）
フランス人彼氏を持つ女性（2人）
このタイプは長期レッスンを希望するパターンが多いです。
③医療従事者の生徒さん
私が従事していた（翻訳だけですが）、または尊敬する業界でもある医療従事者の生徒さんは物凄く多いです。
特に看護師さんが8割、医師が2割。といった感じです。
また大学生の中でも医学部の生徒さんが一番多く、医学生と医師の継続率は非常に高いのも特徴です。
お医者さんは1年以上継続の生徒さんが多く、看護師さんは一年未満の生徒さんが多いです。
どの生徒さんもTOEIC700前後はあり、ある程度の常識範囲の英文は文脈で読めるので発信型を中心に伸ばしたいという方が多いのが特徴です。
④海外在住の生徒さんや、帰国された生徒さん
東南アジア方面の現地採用系の生徒さんはすぐに辞めてしまう人が多いのが特徴です。
今まで担当した生徒さんの国はざっくり以下です。
フランス（フランス語x5人）
モーリタニア（フランス語）
ウズベキスタン（ロシア語）
ロシア（ロシア語）
カナダ・オーストラリア（英語）＝ワーホリ組
シンガポール（英語）（2人）
台湾（英語）
まだまだありますが、書ききれないので思い出しながら編集していきます。
⑤18歳〜大学生くらいまでの年齢
18歳あたりの生徒さんも過去に何人か入ってきました。
そのほとんどが外国語コースです。
ドバイEXPOのボランティア前にアラビア語のレッスンをとっていた女性や、東大の入試でフランス語をやるので手伝って欲しいということでフランス語のレッスンをとっていた東京在住の高校生など。
大学生ですと、英語のコースで、かなり多く入ってきています。
⑥インフルエンサー系の生徒さん
2023年前後からいきなり増え出したタイプの生徒さんです。
ニューヨーク在住のインスタグラマーの女性
日本のアイドルグループの男性
グラビアなどで複数の国を飛び回っている女性
現地妻として日本に対して発信しインフルエンサー
をやっている方など、こういう方々からの依頼は年々増えてきています。
3ヶ月〜1年未満の生徒さんが多いです。4年くらい続いた生徒さんも複数。
共通しているのは、コミュニケーション能力に長けています。
⑦ワーホリ中の生徒さん🇦🇺🇨🇦
特にカナダや、オーストラリアからの生徒さんが多いです。
私が2015年メンターを始めた時に最初に担当させていただいた生徒さんがDJ（男性）でその後、現在は色々な国でDJをされているようです。
一番最初に担当した生徒さんということもあり、かなり印象に残っています。
ワーホリ中の生徒さんは3ヶ月〜1年未満の生徒さんが多く、そのほとんどが英語のレッスンです。
シドニー在住→オランダでDJ
シドニー在住→インド就職
バンクーバー在住（美容師さん）
ゴールドコースト在住→イギリスに彼氏と引越し
など、さまざまなパターンを見てきました。
みなさんその後、違う人生を送っている方が多かったです。
⑧フリーランス・先生・自由系の職業の生徒さん・起業準備中
弁護士事務所勤務の男性（シンガポール在住）
個人投資家（シンガポール在住）
カリフォルニアで幼稚園経営している女性（日米行き来家族）
個人経営の整体師（このタイプは2~3名ほど過去にいたと思います）
アフリカで起業準備中の女性（SNSなどを使って）
ネイルサロン経営
数学教師（2名ほど）
占い師（結構多いです。。）
経済系の大学教師（当時サバティカルでヨーロッパからレッスンを受けていました）
英語塾経営（3名ほど）
企業カウンセラー（2名ほど）
ウェブ系（ソフト開発者、ゲーム開発、SE）＝結構多いです。
書ききれません。
⑨言語初心者系の生徒さん
英語のレッスンでは非常に少ないのですが、外国語のレッスンでは結構多いタイプの生徒さんです。
とはいっても3ヶ月〜半年で終了してしまうパターンの方が多く、継続が長い人ほど、言語力が元々高めの生徒さんというのが現状となっています。
これらの経験から、言語初心者系の生徒さんとは、レッスンもゆっくり進めていくことが多く、言語が好きになる入り口を作るのが私の役割だと感じています。
⑩注意＝レッスンには向いていない生徒さん
基本的に私のレッスンでは、〜だから。という理由で生徒さんを拒否することはありません。
こちら側も好き嫌いで生徒さんを選り好みしているわけではなく、運営上やむを得なく難しい生徒さんに対しては、こちらから終了を提案することもあります。
そのパターンは大きく以下に分けられます。
晩酌をしていてレッスン中、あまり呂律が回っていない。
人間関係や職場のトラブルに悩みすぎて語学をできる状態にない。
無理なお願いが多すぎる。
精神的に病んでいる状況の方など。
基本はメンター（先生）とメンティ（生徒）の関係であるにもかかわらず、自分を過度にお客様と意識している方。
私も20代の時に多くの現場で翻訳をしていましたし、その前まではアルバイトや派遣でいろいろな業種に携わっていたので、ある程度の一般常識はある方だと思います。
※50社以上の職場を転々とした過去もあります。
そういう日本で言われているある程度の一般常識がある方であればほとんどトラブルもありませんが、やはり一年に1度くらいはこちらから終了を提案させていただく生徒さんが出てきているのが現状です。
乗車拒否や、入店拒否というのがあるように、私のレッスンでも一定の超えられない線はありますが、基本は1年に一度くらいの割合でしかそういう方は入ってこないので、あまり気にされなくてもよろしいかと思います。
メンティーさんを持つことによる喜び
メンター開始後10年になります。
私自身レッスン費よりも、こういうやる気のある方たちに指導させていただける経験、また、多くのメンティーさんから得られる情報や繋がりというもののほうが、財産となっています。
現在、友達もいないまま海外で一人ブログを書く日々を送っている私にとっては、英語を本気で学びたいメンティーさんに勇気づけられている面も多いのです。
本気で頑張っているメンティーさんから私も非常に感化されており、その相乗効果となって私自身も、メンティーさんにパワーを与え、時にはプレッシャーも与え続けています。
このメンターは、決して堅苦しいレッスンではなく、二人三脚でやっていくような感覚を持っていただけると良いかと思います。
メンティーさんによっては最初の10分は世間話をしたりもする場合もありますし、
このメンターをやるのもやらないのも、気軽に考えてみていただけたらと思います。
最初の1ヶ月は新しいことを始めるのでお互いに擦り合わせなければならないルールなどもありますが、それが終わると毎週同じ日時に発信がかかってきて、毎週マルチリンガールと語学について何かしらシェアする時間が来るようになります。