ノマド・都市比較、海外の生活情報

モンゴルとカザフに挟まれた「アルタイ共和国」と「アルタイ地方」の違いと、顔立ち、家賃相場、見所スポット

2021年5月9日

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モンゴルとカザフに挟まれた「アルタイ共和国」と「アルタイ地方」の違いと、顔立ち、家賃相場、見所スポット

2021年5月9日


今年、シベリアプチ生活を立てているマルチリンガール。コロナ渦におけるジョージア、ウクライナ、トルコでの高級コンドミニアム生活は閉塞感のある日本よりも快適だった。

コロナだからこそ人口密度の低い国へ出国したい。と思いつつ、実際は日本の狭い部屋が嫌だからというのもあるが、上記の国での経験から、海外の方が記事を書きやすい、お家ライフ(3日1度スーパーに出るだけ)が充実しているということもある。

「夏のシベリアでプチ生活計画。長期滞在なら、どの都市や共和国が一番最適?」

そんなシベリアに立つ前にある程度は今まで意識していなかったシベリアの中身を調べていきたいと思う。その中でも今回はロシアビザセンターに4万円払いビジネスビザ(3ヶ月分)を取得し、シベリアにあるいくつかの共和国での生活を体験したいと思っている。

いくつか候補はあるのだけれども、全部行けるか。(移動って結構億劫なので…)

①サハ共和国

②ブリヤート共和国

③アルタイ共和国

この中で当初私がずっと思い描いていた場所は、①②だけだった。というのも、アルタイ共和国の存在は知ってはいたけれども、そこまで印象的ではなかったので候補地としてさえも頭に思い浮かばなかったからだ。

特にアルタイ共和国に関しては、以前YouTubeでバズった、日本人に似てる民族TOP15という動画でも触れたんだけどね。余計に、いかなければならない。という気持ちにさえなる。

アジア太平洋以外で日本人に似ている民族 TOP15(YouTube動画)

さて、上記3つの共和国は、どれも人種系の記事ネタで触れている共和国。ということでこの記事ではこれからプチノマド生活を目論んでいる私からの目線で、アルタイ共和国に関する知識やトリビア的なものを書いていきたいと思う。

 

①アルタイ共和国の場所と、簡単な歴史

このエリアの歴史を調べてみると、青銅器時代と鉄器時代までにコーカソイドの集落があった。というところまで遡るという。つまりアルタイ人が我々日本人と似ているからといって、完全にアジアとは言い難いようだ。

その後、紀元前5世紀頃にはモンゴロイドがアルタイに出現し始め混ざり合ったのだとか。

匈奴帝国(紀元前209年-西暦93年)

柔然(330–555)

突厥汗国(552年-582年)

回鶻帝国(744年-840年)

モンゴル帝国(1206–1368)→ここでやっとモンゴルに組み込まれるのね。

黄金の大群(1240–1502)

ジュンガル(1634– 1758)

このように、まだまだあるが、いろんな国に支配されている。地理的にも、支配を受けやすい場所である。ちなみにキルギスとも深い関わりがあるようで非常に興味深いので、知識が深まったら別の記事で紹介したいと思う。

さて、アルタイ共和国の面積は(92,600 km²)と、北海道(83,450 km²)に近い。そして見ての通りカザフスタンとモンゴルのちょうど真ん中にある。つまりこの共和国が独立した場合、モンゴルからはロシアを経由しなくてもカザフスタンに行けるようになり逆もしかり。ソ連崩壊の時にこの共和国が独立していたら、また中央アジアの関係がちょっと違ってたかもしれないね。と言えそうなくらい地政学的には重要な場所にも思える。

 

②「アルタイ地方」にはアルタイ人がいないので注意。人種の割合と人口

見出しはちょっと言い過ぎだが、この記事でメインに扱っている「アルタイ共和国」とお隣にある「アルタイ地方」は全く別のエリア。だということを知ってもらいたい。私は当初、二つあるとは知らなくて、ただアルタイという場所だけしか知らなかったので・・・。

その大きな違いは、アルタイ共和国にはアルタイ人も住んでいるが、アルタイ地方は完全にスラブ人のエリアだということ。つまり、モンゴロイド系のアルタイ人を見に来たのに、そんな民族いないじゃん!ってことにならないように気をつけてほしいということだ。

アルタイ共和国の人口は、上記にも書いたように、20万人ほど。

2010年の国勢調査の結果しかないが、アルタイ共和国におけるスラブ人の割合は56.6%、アルタイ人の割合は33.9%である。つまり、3人に1人はアルタイ人である。それに対して、スラブ人優勢のアルタイ地方は、完全にロシア(白人が96パーセントなので注意)

また、アルタイ地方の人口は200万人と、アルタイ共和国の10倍である。

 

③アルタイ人の顔立ちのサンプル

АЛТАЙКА. // Проект "Национальные истоки красоты".

ロシア語のサイトで話題になっていた美女。アルタイ人は、ややモンゴル人に近い感じなのだろうか。シベリアの寒さを耐え忍ぶために発達した骨がしっかりしている民族という印象を受ける。おそらくこの美女はアルタイ人の中でも平均以上という感じで、ロシアでもモンゴロイド系の美女といったらこんな感じだよね。という感じなのかもしれない。→なのかもしれない話でごめんね(笑)

こういう人がロシア人と同等のロシア語を話していると不思議に見えて仕方ない。

以下の写真は、アルタイ共和国の学校で撮影された映像から。

本当に、スラブ人が全然いない。。。

ロシア連邦だけれども、モンゴルに行ったかのような錯覚を受けるのかも知れない。こんな場所に、こんな人たちがいるなんて、おそらく多くの日本人は気づきもしないんだろうなぁ…。

こちらの写真は女性と男性がオンラインで話してるところ。左側の女性は、スラブ人が少し入った感じにも見え、右も若干、混血したかのようにも思える。(そもそも上にも書いたが、アルタイ共和国のある場所は、もともとコーカソイドも住んでいた)

こちらはモンゴロイド色がかなり強い顔立ちにも思える。けど、全体的にみてると、やはり、中央アジア系という感じで、そのエキゾチックさ、日本にない感じの空気が人々を惹きつけるのかも知れない。いずれにしても動画で見ることのできるアルタイ人の顔には限りがあるので、実際に現地に一ヶ月くらいみて感じたことも次回動画で語りたいと思う(笑)

 

④「アルタイ共和国」、「アルタイ地方」のポイントとなる都市、最初に降り立つ空港

アルタイ共和国の人口がたった20万人ほどしかないのに対して、アルタイ地方は200万人超え。ということは上にも書いた。ここでは両エリアの人口ランキングをまとめてみたいと思う。

順位 人口 面積
1 バルナウル(アルタイ地方) 612,401 940 km2
2 ビイスク(アルタイ地方) 210,115 291 km2
3 ルプツォフスク(アルタイ地方) 147,002 84 km2
4 ノヴォアルタイスク(アルタイ地方) 70,437 72 km2
5 ゴルノ=アルタイスク(アルタイ共和国) 56,933 91 km2

まず、ロシア第3の都市ノヴォシビルスクに国際空港があるので、アルタイ地方や、アルタイ共和国に行く時はそこに最初降り立つことになる。そこから南に行くとバルナウル(アルタイ地方最大の都市がある)ここは、街並みが綺麗だと動画で紹介されている。

РОССИЯ/БАРНАУЛ/ АЛТАЙСКИЙ КРАЙ/ПУТЕШЕСТВИЕ/TRAVELING TO THE ALTAI TERRITORIES/RUSSIAN FEDERATION

この動画ではたくさんの学生が出ているが、皆やはりスラブ人である(笑)

さて、この中で、5位のゴルノ=アルタイスク。ここがアルタイ共和国の中で一番大きな都市。つまりアルタイ人を見に行きたい場合、ここに行くしかない。

 

⑤ゴルノ=アルタイスクの中身はこんな感じ?

1824年に最初のロシア人入植者がビイスクからゴルノ=アルタイスクへ入植し、ウララという集落を建設した。1830年に谷にたどり着いたロシア正教の宣教師は、当時、原住民19家族とロシア人3家族で構成されていたこの集落を偶然見つけた。という歴史があるように、もともとアルタイ人の比率の方が多いということがわかる。

 

この動画は、ロシア語の動画の中でもこの都市をよく表現した動画になっており、参考になる。アパートを1ヶ月借りた場合、以下のような部屋があった。一つ目のが1ヶ月3万円(光熱費込み、完全に一人用のアパート)

若干古そうな感じはするが、暮らしていくことはできそう。こういうアパートはあまりAirbnbではなく、つまりこの都市では富裕層を想定しているのか、料金が高めの部屋が多い。以下の写真がその中でも私にも手が届きそうな金額のお部屋。

こちらは8.6万円ほど。アルタイ共和国で一ヶ月、特殊な異文化体験ができると思えば全然安い。しかも高級コンドミニアムという感じなので全然あり。いずれにしても、やはりこんなど田舎までやってくる観光客はロシアの比較的、富裕な人たちが多いので、こういう内装をしっかりした8万円〜20万円(一ヶ月)の部屋が多い印象。

 

⑥アルタイ共和国の見所は?(観光資源となる場所)

 

アルタイ共和国といえば、パジリク古墳群というのが有名。上の絨毯は、パジリク古墳群から出土。この場所なしでアルタイ人は語れないかも知れない。

パジリク古墳群、アルタイ山脈、ベルーハ山、ウコク高原は、この地図の赤枠の下の方、つまりモンゴルとの国境あたりに全て集中。そして、テレツコイェ湖は、赤枠内の北側にある湖だ。湖は、ゴルノアルタイスクから近いけれども、それ以外の場所は国境近くなので、ゴルノアルタイスクからは200km近い距離もあり、なかなか行くのは難しいかも知れないね…。

ちなみに、テレツコイェ湖の評判はものすごく良い(グーグルマップ情報)ボートのようなもので2時間くらい回ることもできるが高価。ロシア人の中でも富裕層がこのような遊びを楽しむのかもしれない。

 

⑦アルタイ共和国のチャンネル

「El Altay」というチャンネルを発見。アルタイ共和国のニュースを現地から発信している。こういう動画があるのは非常にありがたい。この20万人規模しかない小さな共和国。決して簡単に行けるような場所でもないが、こういう動画を見て、この国について少しでも知れた気分になっていただけたら幸いである。

https://www.youtube.com/user/0leg123

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