2016/04/15

世界中でフランス語が認められる理由

現在日本では、フランス語の地位はそれほど高いとは聞きません。むしろ中国語の方が重要だと言われている昨今です。地理的にも近く、中国の経済規模が膨らんだ結果でしょう。

中国語が2050年には、英語を超えて世界中で使われている言語になっていると予測されたことも一時期ありましたが、それは今では否定されつつあります。

今回は、中国語ではなくなぜフランス語が今まで以上に重要になりつつあるのか?ということを書いていきたいと思います。

国際機関なんかをみてみると、公用語になっているのは英語とフランス語だけ。そもそも戦勝国というのもありますが、外交の中心がフランスだったということにも起因しているようです。

また、世界の富を支配しているものの中に、フランス語を操る人が多いのではないか?と私は見ています。(また根拠のない憶測..)

たとえば、なぜパリやジュネーブ(フランス語圏)に、国際機関が集中しているのか考えたことはありますか?



面白いことにスイスは、フランス語やドイツ語など多言語が話される国家ですが、スイスの左側にある都市ジュネーブはフランス語圏、またスイスの首都ベルンや、その他の都市チューリッヒは都市名自体ドイツ語でもちろんドイツ語話者が多いエリアだそうです。

ジュネーブにたくさんの国際機関が存在するのはなんとも不思議な話ですが、このようにフランス語と言っても、フランスだけで話されている言語ではないということがわかります。スイスといえば、かなりのお金持ち国家なので、なにか上層部の富裕層とフランス語がもしや関係しているのでは?と私はつい思ってしまうのです…。

スイスにある国際機関をざっとあげてみてもこれだけあります。

国際連合諸機関 
国際連合欧州本部(旧国際連盟本部)
国際連合人権高等弁務官事務所 (OHCHR)
国際連合難民高等弁務官事務所 (UNHCR)
国際連合貿易開発会議 (UNCTAD)
国際連合エイズ合同計画 (UNAIDS)

国際連合専門機関
国際電気通信連合 (ITU)
国際労働機関 (ILO)
世界気象機関 (WMO)
世界知的所有権機関 (WIPO)
世界保健機関 (WHO)

その他の国際機関
ジュネーヴ軍縮会議 (CD)
世界貿易機関 (WTO)
赤十字国際委員会 (ICRC)
国際赤十字赤新月社連盟 (IFRC)
国際移住機関 (IOM)
世界経済フォーラム (WEF)
列国議会同盟 (IPU)
欧州サッカー連盟 (UEFA、郊外のニヨンに位置)

これだけの国際機関がなぜ、ジュネーブの集中?不思議すぎます。とても異常。

またジュネーブやベルギーの首都、ブリュッセルははフランス語圏なので、フランス語圏における第二のパリも言えそうですね。

ちなみにベルギーの38パーセントはフランス語だけしか話せないようです。まさに小パリでしょうか。

https://en.wikipedia.org/wiki/Brussels#Languages

これはイギリスが世界の中心だったころ、フランス語が世界における政治的な中心地だからだと言われています。今現在英語の方が何倍もメジャーになっていますが、私は今後もフランス語の地位は揺るがないと思っています。なぜなら、それは一部の富裕層が関係していると思うからです。詳しくは割愛・・・・。

高級英単語のほとんどはフランス語。

アラブ諸国ではフランス語の教育が重要視されていて、また北アフリカ、西アフリカではフランス語が優位だそうです。



その他、全世界をみても、フランス語の学習者は英語に次いで多く、フランスという日本の半分の人口程度の国の言語が、日本語の何倍もの人気があるということに、驚きはしませんか?

これは、

「2050年には約6億人のアフリカ人がフランス語を話している」

でも書きましたが、フランス語学習者とても多いのです。(中途半端に勉強している人もその分多いと思いますが)

英語以外で世界で最も学ばれている言語がフランス語。またアフリカ西部の発展により、その地域で高い地位を得ているフランス語の需要はますます増すと思われます。

世界の一部の人たちの方が、大多数の一般庶民の合計以上の富を持っている現在。やはり、富裕層が使いそうな言語、もしくは富裕層がいそうなエリアで使われている言語が今後も強いのではないでしょうか?こういう見方をすると、考え方も変わりそうですね。

フランス語は就職には向かないかもしれませんが、アラビア語の習得のようにその言語を学んでいる人たちとの繋がりはたくさんできるので、そういうメリットは見逃せないかもしれません。

フランス語をかじると英語が上達する。

そのように聞いたことがある方も多いと思うのですが、現在の英語の半分以上はフランス語を借用しているという事実からも分かるように、フランス語を学習してみることで、特に英語における高級単語の幅が広がっていくと思います。

日本人は英語のことになるとすぐに顔を赤らめたり、緊張したり、神経質になったりする。これはアメリカ人がフランス語のことになると感じることに似ているのか?と以前思ったことがあります。

実際に、韓国にいたときたくさんのアメリカ人、カナダ人と一緒にカフェで話した時、カナダのモントリール出身の人がいて、あるアメリカ人がその人にフランス語話せるの?と聞いたとき、なんとなくその場の空気が重くなったような気がしました。もしかしたら、英語話者はフランス語を話す人に少し劣等感を感じているかもしれない。ということです。

どうでしょう、フランス語を覚えて、英語話者にフランス語で話しかけてみては・・・(笑)

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ベルギーのフランス語圏に在住していますが、こちらでは英語話者にフランス語話者が劣等感を感じているように見受けらるので、逆のパターンもあるのかと驚きました。