フランス語

世界中でフランス語が認められる理由と、私がフランス語を勉強している理由

2016年4月15日

  1. HOME >
  2. フランス語 >

世界中でフランス語が認められる理由と、私がフランス語を勉強している理由

2016年4月15日

この記事はいくつかの記事を統合し、TOP10形式にしています。とても長い記事になっているので、見出しごとに好きな部分を読むのが好ましいかもしれません(^-^;


過去のいくつかの記事を利便性向上のためまとめたので…。随時修正はしていきますが!!


ですが、かなり貴重な情報は詰まっているはずです。

現在日本では、フランス語の地位はそれほど高いとは聞きません。むしろ中国語の方が重要だと言われている昨今です。地理的にも近く、中国の経済規模が膨らんだ結果でしょう。

中国語が2050年には、英語を超えて世界中で使われている言語になっていると予測されたことも一時期ありましたが、それは今では否定されつつあります。

一部ではアフリカのフランス語圏を中心に人口が爆発的に増えることからフランスの報道機関では、スペイン語でも中国でもなく、フランス語こそが英語に次いで、世界でもっとも話される外国語になるだろう。とも予想しているくらいだ。

一つ面白いのは、中国語は中国を中心に東南アジアや欧米の一部の中華系の人たちによってはなされる言語であるのに対して、フランスは海外領土をたくさん持っていたり、アフリカ、マダガスカル、太平洋諸島、カナダ、など世界を巻き込んだ言語である点だろうか。

いずれにしても、私はフランス語の地位が50年が経っても、価値があり続けると思うのだ。その理由をこの記事ではいくつかにわけて語っていきたいと思います。

特に、中国語ではなくなぜフランス語が今まで以上に重要になりつつあるのか?ということを書いていきたいと思います。

①国際機関をみると、フランス語の重要性がわかる

国際機関なんかをみてみると、公用語になっているのは英語とフランス語だけ。そもそも戦勝国というのもありますが、外交の中心がフランスだったということにも起因しているようです。

また、世界の富を支配しているものの中に、フランス語を操る人が多いのではないか?と私は見ています。(また根拠のない憶測..)

たとえば、ユダヤ人の中でも一番 IQが高いと言われているアシュケナジム(ドイツ周辺にいるユダヤ人の子孫)は、やはりフランスとドイツの間あたりに住んでいると思うし、またフランクフルトといえば、ロスチャイルド家の発祥地のような場所と言われています。

王室なんかみても、エリザベス女王がフランス語を操ることから、この言語の重さがよくわかるのではないでしょうか?

「英国の君主、エリザベス女王が流暢な「フランス語」を話す本当の理由【海外の反応】」

また、なぜパリやジュネーブ(フランス語圏)に、国際機関が集中しているのか考えたことはありますか?

面白いことにスイスは、フランス語やドイツ語など多言語が話される国家ですが、スイスの左側にある都市ジュネーブはフランス語圏、またスイスの首都ベルンや、その他の都市チューリッヒは都市名自体ドイツ語で、もちろんドイツ語話者が多いエリアだそうです。

ジュネーブにたくさんの国際機関が存在するのはなんとも不思議な話ですが、このようにフランス語といっても、フランスだけで話されている言語ではないということがわかります。

スイスといえば、かなりのお金持ち国家なので、なにか上層部の富裕層とフランス語がもしや関係しているのでは?と私はつい思ってしまうのです…。→(根拠ないからね…w)

スイスにある国際機関をざっとあげてみてもこれだけあります。

国際連合諸機関 
国際連合欧州本部(旧国際連盟本部)
国際連合人権高等弁務官事務所 (OHCHR)
国際連合難民高等弁務官事務所 (UNHCR)
国際連合貿易開発会議 (UNCTAD)
国際連合エイズ合同計画 (UNAIDS)

国際連合専門機関
国際電気通信連合 (ITU)
国際労働機関 (ILO)
世界気象機関 (WMO)
世界知的所有権機関 (WIPO)
世界保健機関 (WHO)

その他の国際機関
ジュネーヴ軍縮会議 (CD)
世界貿易機関 (WTO)
赤十字国際委員会 (ICRC)
国際赤十字赤新月社連盟 (IFRC)
国際移住機関 (IOM)
世界経済フォーラム (WEF)
列国議会同盟 (IPU)
欧州サッカー連盟 (UEFA、郊外のニヨンに位置)


これだけの国際機関がなぜ、ジュネーブの集中?不思議すぎます。とても異常。スイスってアメリカや中国に比べると、日本人からは存在感薄い国として映りますが、富が集まっているところなんですよね。

そんな富が集まる場所で、フランス語を普通に操れたらかっこいいと思いません?( ´艸`)

またジュネーブや、ベルギーの首都ブリュッセルはフランス語圏なので、フランス語圏における第二のパリも言えそうですね。

ちなみにベルギーの38パーセントはフランス語だけしか話せないようです。まさに小パリでしょうか。


https://en.wikipedia.org/wiki/Brussels#Languages

これはイギリスが世界の中心だったころ、フランス語が世界における政治的な中心地だからだと言われています。今現在英語の方が何倍もメジャーになっていますが、私は今後もフランス語の地位は揺るがないと思っています。

なぜなら、それは一部の富裕層が関係していると思うからです。詳しくは割愛…。もちろん、根拠がないので文字化のしようがありませんが( ´艸`)

つまり、もう一度まとめると、近代において多くの国の先輩国家でもあるという点、また世界の富が集まる場所がフランス語圏とドイツ語圏の間あたりだということを考えると、どのくらいの人口がその言語を話すかよりも、数パーセントの富裕層でしかも、この世界を動かしているような人たちが好むフランス語のほうが、影響力があるのではないか?というのがここで言いたいことです。

無論、英語の地位には遠く及ばないですが…。

以下参考にすると、どのくらいの人たちが世界の富を有しているのかがわかります。

「大富豪上位8人(そのうち半数はユダヤ人)だけで、世界人口の半分以上の純資産を持つ事実と、日本の上位10人の資産が国民3000万人分である現実」

また本当のサミットともいわれているビルダーバーグ会議の存在も知っておいて損はないかもしれません。


「なぜ日本人は、ビルダーバーグ会議に招待されないのか?」

②フランスだけではない。王室でフランス語を使う人たち

その代表例がベルギー。ベルギーという国はとても面白くて、というのも北の人たちはオランダ語(フラマン語)を話し、南の人たちはフランス語を話すからです。スイスでも西側はフランス語、東側はドイツ語というようにわかれているのですが、スイスには王室がありません。

ですが、国をまとめる王室という存在となると、やはりどっちの言語を使うのか?気になるところ。なので私はオランダの注目したのです。

ということで、英語のサイトで調査を開始。

https://answers.yahoo.com/question/index?qid=20120513033036AAyfEop

アメリカ版のヤフーアンサーにその答えはありました。

フィリップ王は、フランス語がネイティブだそうです。ですが、国民向けに何かを発信するときは、たとえば北で発信するときは、オランダ語(フラマン語)を。また南で発信するときはフランス語で発信するそうです。(使い分けが大変そうですね。。。)

ちなみに、フィリップ王の息子とマティルド妃の子供たち、

エリザベート王女
ガブリエル王子
エマニュエル王子
エレオノール王女

はバイリンガル教育を受けており、オランダ語(フラマン語)とフランス語どちらも可能だそうです。

その中でも、エリザベート王女は、将来ベルギーの女王になるお方です。

それではまずは、フィリップ王のフランス語をきいてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=SoK4nOJEgDw

そんなフィリップ王のフランス語はこんな感じです。すごく音楽を聴いていて眠ってしまいそうになるくらいな声・・・。甘いわ・・・。フィリップ、寝ちゃっていい?(笑)

これはフィリップ王からのクリスマスメッセージらしい。フランス語が理解できる方なら、どれほどこのフランス語の響きが美しいかお分かりいただけると思います。

 

③高級英単語のほとんどはフランス語。英語の勉強にもなる

アラブ諸国ではフランス語の教育が重要視されていて、また北アフリカ、西アフリカではフランス語が優位だそうです。

その他、全世界をみても、フランス語の学習者は英語に次いで多く、フランスという日本の半分の人口程度の国の言語が、日本語の何倍もの人気があるということに、驚きはしませんか?

これは以前も書きましたが、フランス語学習者とても多いのです。(中途半端に勉強している人もその分多いと思いますが)

英語以外で世界で最も学ばれている言語がフランス語。またアフリカ西部の発展により、その地域で高い地位を得ているフランス語の需要はますます増すと思われます。

世界の一部の人たちの方が、大多数の一般庶民の合計以上の富を持っている現在。やはり、富裕層が使いそうな言語、もしくは富裕層がいそうなエリアで使われている言語が今後も強いのではないでしょうか?こういう見方をすると、考え方も変わりそうですね。

フランス語は就職には向かないかもしれませんが、アラビア語の習得のようにその言語を学んでいる人たちとの繋がりはたくさんできるので、そういうメリットは見逃せないかもしれません。

フランス語をかじると英語が上達する。

そのように聞いたことがある方も多いと思うのですが、現在の英語の半分以上はフランス語を借用しているという事実からも分かるように、フランス語を学習してみることで、特に英語における高級単語の幅が広がっていくと思います。

日本人は英語のことになるとすぐに顔を赤らめたり、緊張したり、神経質になったりする。これはアメリカ人がフランス語のことになると感じることに似ているのか?と以前思ったことがあります。

実際に、韓国にいたときたくさんのアメリカ人、カナダ人と一緒にカフェで話した時、カナダのモントリール出身の人がいて、あるアメリカ人がその人にフランス語話せるの?と聞いたとき、なんとなくその場の空気が重くなったような気がしました。もしかしたら、英語話者はフランス語を話す人に少し劣等感を感じているかもしれない。ということです。

どうでしょう、フランス語を覚えて、英語話者にフランス語で話しかけてみては・・・(笑)

④フランス語が使われている範囲が中国語に比べても半端ない…

以下、別の記事に統合していた、こんなに多かったの?フランス語が話されている国 TOP30 というものをそのまま載せています。

英語と同じようにグローバル言語とも言われているフランス語。

英語が国際言語になって以来、フランス語の影響力は落ちたかのようにも見えるが、実際いまだに世界中の島々、そしてほとんどの時間帯をカバーする形で使われている。

つまり、フランス語ネイティブにとって、世界は俺らのものだ!というふうに思えてもおかしくない。(日本語だけしか話せない人たちに比べると、これは大げさではないのではないだろうか?)

また、フランス語学習者として、この地図をみることよりモチベーションが高まることはないのではないか。

この地図を見ただけで、もっと頑張ろう!と思える。フランス語はフランスだけで使われている言葉ではなく、世界中で使われているグローバル言語。

中国語なんかとは比べ物にはならない。と一つ言っておきたい。→とはいっても私は中国語のほうができるのだけどね…。( ´艸`)

で、とにかくフランス語はいろんな島々で使われている。なので、島好きには大変メリットのある言語かもしれない。

カナダのオンタリオ州、南米の一部、カリブ海、ヨーロッパ、中東の一部、アフリカ、マダガスカル、インド洋、太平洋と、とにかくグローバル言語すぎる!!

で、フランス語が公用語の国。というのは、以前もこちらで紹介したが、

「フランス語を勉強するメリット、需要、重要性」

この記事のランキングは、実際にその国の人口あたり、どのくらいの割合でフランス語話者がいるか?というもっと具体的な数字である。

この割合が高いほど、フランス語の国と言っていいかもしれない。わかりやすいように太字は先進国にした。

30位 ブルキナファソ(22%)
29位 ポルトガル(23%)
28位 ギニア(24%)
27位 コモロ(25%)
26位 セネガル(29%)

25位 赤道ギニア(29%)
24位 中央アフリカ共和国(29%)
23位 カナダ(29%)
22位 バヌアツ(31%)
21位 モロッコ(31%)

20位 アルジェリア(33%)
19位 コートジボワール(34%)
18位 ベナン(35%)
17位 レバノン(38%)
16位 トーゴ(39%)

15位 カメルーン(40%)
14位 ハイチ(42%)
13位 コンゴ・キンシャサ(47%)

(写真はジブチ→フランスは、いいところとりまくりだよぉ…。)

12位 ジブチ(50%)
11位 セーシェル(53%)

10位 チュニジア(54%)
09位 コンゴ・ブラザヴィル(58%)
08位 ガボン(61%)
07位 スイス(66%)
06位 アンドラ(70%)

05位 ベルギー(72%)
04位 モーリシャス(73%)
03位 モナコ(79%)
02位 ルクセンブルグ(96%)
01位 フランス(97%)

Reference Site
https://en.wikipedia.org/wiki/Geographical_distribution_of_French_speakers

 

マルチリンガールのコメント

このランキング外ではあるが、マダガスカルの公用語はフランス語であり、実際に人口の20%程度に使用されているようだ。

私はアフリカよりも、マレーシアやインドの影響が強いマダガスカルに興味があったりするので、そのマダガスカルでフランス語が通じる!っていうと、もっと勉強したくなるねぃ。

フランス語を勉強していて面白いのはやはり、いろんな国と関わることができるからだろう。

この数字の見方としては、50%を超えたあたりから、フランス語がよく通じる国と考えていいのではないだろうか?

もちろん、この数字だけを見てすべてわかるわけでもない。これは国別のフランス語話者の割合なので…。

たとえば、都市部ではもっとフランス語が話されているかもしれないと考えたとき、モロッコなどは国全体でフランス語を話せる人が31パーセントとなっているけれども、これがモロッコ最大の都市カサブランカだともっと割合が上がっているかもしれないので。

で、これを見る限り、ヨーロッパ以外でフランス語がもっとも話されている国は、モーリシャスだということがわかった。(この数値だけで見ればね…)

モーリシャスといえば、マダガスカルの東側に浮かぶ小さな島。いいねぇ。フランス語を学んでいると、いろんな国のことを考えることができてとても楽しい。

モーリシャス。行ってみたいなぁ…。

 

本当に、役に立たない言語?私がフランス語を勉強している理由!

この記事は自分への確認の記事でもあります・・・。(フランス語のモチベーション維持のため・・・。)

今日はフランス語の新聞を300円で購入したので、カフェとかではなく、ヨーロッパ人っぽく、パブリックスペースのテーブルで新聞を読んでいました。といってもただ読むのではなく、前置詞などを塗りつぶしていくという作業。フランス語の特徴を探ろうと、とりあえず着手。

私が新しい言語を学ぶとき、あまり考えずに塗りつぶしていくというのが私なりのやり方。なので、ストレスもたまらないし、ただ何となくやってるというだけの感覚。

フランス語といえば、私が今まで勉強したいと思ったことがない言語でした。フランス語を勉強するメリット何て、どこにもないと思っていたし、フランス語がかっこいいなんて思ったことも一度もなかったからです。

一部では、フランス語は役に立たない。という人もいますが、色々調べてみると、世界中で使われていることがわかりました。




(ヨーロッパ人は日本人とは遊び方が違う。お金を使わない遊び方、つまり公園を好む人が圧倒的に多い)

2016年5月現在、私が仕事で使える言語は、

①日本語
②英語
③中国語
④韓国語

です。

また勉強したものは、

⑤スペイン語
⑥インドネシア語
⑦ドイツ語
⑧ロシア語
⑨アラビア語

です。

⑤~⑨を勉強した瞬間、なぜか次はフランス語しかない?とでも思ったのかもしれません。
⑤~⑨に関しては発音の構造や、基本207単語などをベースに勉強をしただけです。仕事で使いたいという意欲はなく、その言語をおおざっぱに理解するために勉強しました。

今までの私にとってフランス語はパリに行かない限り使わないだろうというただの何の興味もない外国語でした。私はフランス人の友達が二人いますが、仲良しなのにもかかわらず彼らにフランス語を教えてと言ったことも一度もありませんでした。それくらい興味がなかったんです。(笑)

何度かブログで書きましたが、

現在の私にとってフランス語とは白人の言語ではなく、アフリカ西部の黒人たちの間でこれから急速に普及していく言語というイメージが強くなってきています。

またフランス人の気質は私の気質にとても似ているので、この言語が自分の言語みたくなればいいな?っていうのはあります。それとなぜかフランス語を勉強し始めてから、オシャレに気を使うようになってきたような気もします。今までバカにしていたフランス語でしたが、最近はフランス語の辞書を持ち歩くのが楽しくなって来たり・・・。

前はアラビア語の辞書を電車で広げてかっこつけていたのですが(笑)

以前の職場で、去年の夏頃かな?フランス語のことを調べまくっていたことがありました。その時、フランス語の独特の発音法を調べていたのですが、英語と全く違う発音ということにかなり惹かれています。

フランス語学習者は多いと聞きます。ですが、上級を極めている人はあまりいないとも聞きます。私は上級を極めるかはまだわかりませんが、数カ月の間フランス語に浸ろうと思います。。

 

-フランス語

© 2024 MULTILINGIRL♫ Powered by AFFINGER5