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フランス語が安く学べる国(留学先) TOP5 とフランス以外の国で賢く「フラ語」を学ぶメリット TOP5

2019年7月11日

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フランス語が安く学べる国(留学先) TOP5 とフランス以外の国で賢く「フラ語」を学ぶメリット TOP5

2019年7月11日

フランス語と言えば、何度も言っているように大変将来性のある言語だ。スペイン語人口が伸びるとも言われているが、フランス語人口もその分伸びるということはあまり強調されていない気がする。これは、アフリカの出生率が高いためだ。→出生率が高く人口が多いというのはなんだかんだで強い。

「フランス語を勉強するメリット、需要、重要性」

フランス語を公用語としている国は現在(2019年)27ヶ国ある。

以下、簡単に並べていく。

DRコンゴ、フランス、カナダ、マダガスカル、カメルーン、コートジボワール、ニジェール、ブルキナファソ、マリ、セネガル、チャド、ギニア、ルワンダ、ベルギー、ブルンジ、ベナン、ハイチ、スイス、トーゴ、中央アフリカ、コンゴ、ガボン、コモロ、赤道ギニア、ジブチ、ルクセンブルグ、バヌアツ、セーシェル、モナコ

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_territorial_entities_where_French_is_an_official_language

これほどあるわけだが、公用語=現地の人たち皆が話しているとは限らない。あくまでも公用語であり、高等教育を受けた層に話せる人が多い。とはいっても、モロッコなどのように、フランス語を日常会話で使用している人が多い国もある。

私としては、日本語>英語>中国語>韓国語>アラビア語>フランス語という優先にしているが、この中でもフランス語の音は物凄く好きな方で、以下の曲を聞けばいかに日本人の耳には心地よい言語かが分かるだろう(全然関係ない話)。

Carla Bruni - Quelqu’un m'a dit (à l’Olympia)

で、どうせフランス語を学ぶなら、北アフリカなどのイスラム教国で、普段できないような体験がしたい。と思っている。そんな私は、今年の冬インドネシアに住んでいた時に、ラオス(ラオスのフランス大使館では格安のフランス語講座をやっている)でフランス語を学ぼうとも思った。

で、facebook を通じてその学校にも連絡したのね。けれどもタイミングが合わなく…。とはいっても将来的に、北アフリカや、中東のどこかの国で数ヶ月、格安のフランス語スクールに通ってみたいと思っている。そのあとラオスでもフランス語を楽しんでも良いのではないか。とも思ってきている。

ということでこの記事ではフランス語が学べるおいしい国を5つほどピックアップして、その後、本国フランス以外でフラ語を学ぶメリットを書いていきたいと思う。何らかの参考になれば幸いである。ではフランス語を学べるお得な国を紹介していこう。

※料金は、1ユーロ=120円と仮定。

留学費用は飛行機の往復、家賃、仕事をやめなければならない。などを含め、1ヶ月程度の格安留学にしても全体を考慮した場合、30万円以上〜となるが、そういうのが難しい方は、私が2017年から4年以上やっている、フランス語をネイティブスピーカーから学ぶ前の準備コースとして以下をお勧めする。

1名限定。フランス語3ヶ月(2.5万円)で「頻出200~300フレーズ」完全暗記サポート【無制限保証付き】

 

①ラオス

ラオスと言えばベトナム・カンボジア・ラオス3つを植民地したことがあったように、老人の中にはフランス語が話せる人もいる。それとは別に、ラオスの首都ビエンチャンのフランス大使館では、そのかつてあったフランス語を廃れないようにするために、フランス語の講座をやっている。

そこにはラオス人も来れば、他の国からフランス語を学んでくる人たちもやって来る。

https://www.if-laos.org/cours-de-langue/?lang=en

1994年から始まったこの reference center は、ラオス内ではもっともレベルの高い学校。ラオスにあるフランス大使館が提供しているこのコースは、40時間のコースを提供している。

しかも、1万5854円という破格なのである…。

なので、日本からも航空券がヨーロッパや北アフリカの半分で済み、かつ物価も安いということもあって、料金的に見ればかなりお得であることが分かる。

とはいっても、ラオスでは日常生活でフランス語は使われていないので、日常会話を話して定着させたい人には不向きである。

一方、北アフリカの国々では日常生活でフランス語も使われているので、人に簡単なフレーズを言っても通じる場合が多い。つまりラオスでは生きたフランス語は期待できなく、あくまでも発音を矯正したり、フランス語を学ぶという部分が焦点となる。

気になったら以下のフェイスブックページからチャットをしてみよう。私も連絡してみたらすぐに返事が返ってきた。

https://www.facebook.com/institut.francaisdulaos/

 

②モロッコ

モロッコは公用語がアラビア語だが、モロッコ方言のアラビア語であり、かつて植民地であったという理由から、フランス語を話せる人も多い。

また、モロッコはフランスから往復2万以下(税金など込みで)で行け、3ヶ月以内であればビザは不要なので、フランスとモロッコに同時に滞在して、フランス語を試すのもあり。

また2018年に「モロッコで北欧女性2人殺害 1人は頭部切断、過激派テロか」というニュースがあったが、モロッコでは今のところ邦人殺人のニュースはないので、チュニジアに比べれば、行きやすい(行く決断がしやすい)国ではあるかもしれない。

※チュニジアでは2015年、邦人殺人があった。

で、以下では簡単に留学するといくらかかるのか。という情報を書いていきたい。

この学校(IDEALOG MARRAKECH)では、毎日8時間(4時間×2回で、1日のうちに2人の先生が交代で担当)で1週間5日(40時間)を1ヶ月でやっていく。(クラスに何人か生徒がいるのではなく、生徒と生徒の一対一)

で、レッスン料はいくらか。20万7081円以上という見積がでてきた。つまり、1時間あたりの授業料は1294円である。

これは激安と言える。

これはフランス語留学にそんなに時間をかけてられない人が一ヵ月集中してやるコースである。毎日8時間なので、かなり詰め込まれる…。また何人かの先生を独占して、なんでも聞くことができる。

で、そんなにハードに授業を受けたくない人は、1週間に20レッスンつまり、1日4時間というコースもある。この場合は、Standard French Course というコースで、80745円となっていた。

先ほどの半分の時間になっただけでなく、一緒に学ぶ生徒も12人ほどいる。この料金+食費や家賃を含めると、13万円くらい必要になる。

ここまでは、Language International というサイトを使って値段を調べてみた。以下からは、Language Course というサイトを使ってみていく。

この学校(The Cultural Center for Language and Training , Rabat, Morocco)も上と同様に、2週間(40時間)で4万円ほどだった。けれども、気をつけなければならないのは、1時間の扱いを45分にしているか、60分にしているかである。60分のほうがやはりお得に感じるだろう( ´艸`)

 

③チュニジア

チュニジアとは北アフリカにある国だが、もっと分かりやすく言うとイタリア南部から物凄く近い国である。ここでは、1週間(2880円)ほどでフランス語のレッスンが受けられるため、ヨーロッパからも生徒の流入が絶えない。

なぜ安いのか。その理由は、evening course だからである。モロッコには evening course は探せなかったが、チュニジアには夕方からやっている学校があった。

1週間に、10レッスン。を1ヶ月間やるので、40時間のコース。これで、2万3152円である。

Centre For Tomorrow Hammamet, Hammamet, Tunisia

とはいっても、チュニジアに関しては、バルド国立博物館での銃乱射事件での死亡者22名のうち、3名が日本人女性だったこともあり、戸惑う人も多いだろう…。

ちなみに学校内には宿泊施設もあり、そこは少し高い。1週間16800円するので、3ヶ月だと15万円を超えるくらいになる。

Airbnbなどで独自に部屋を借りることもできるので、そっちで3万くらいで広い部屋を借りるという手もあるが、学校の宿泊施設に住むメリットは、一緒にフランス語を学ぶ仲間とできるだけ長くいてフランス語を話すことができるということでもあるので、この部分は少し迷う。

ちなみに、この学校ではアラビア語も教えているが、学校全体の生徒はドイツ人>フランス人>リビア人>イタリア人>オランダ人という順番に多く、学校では欧米人とつるむことになる。

 

④セネガル

西アフリカのフランス語圏と言えば、ベナン・コンゴ・ブルキナファソ・コートジボワールと結構あるのだが、ここでセネガルだけは特別日本人はビザなしで3ヶ月も滞在できる。

で、セネガルのフランス語使用状況に関して言えば、何十もの言語がある多民族国家ということもあり、フランス語は共通語の役割を果たしている。

少しデータは古くなるが、1986年の調査では、650万人いるうち、フランス語を第一言語としているのは、たった6万人で、第二言語としてフランス語を使用している人は、70万人いるという。

つまりセネガルの公用語はフランス語だが、その中でも教育を受けたたった一部の層しか話せない。これはインドで英語が話せない人が多いというのと似ていると言えばわかりやすいだろう。

で、なぜセネガルをここで取り上げたかというと、上記にも書いた通り、セネガルはアフリカのフランス語圏の国でも数少ない、ビザなし3ヶ月滞在というメリットがあるからだ。

航空券に関して、一度パリなどで乗り換えしなければならないが、継続して3ヶ月、物価の安いところに住めるのは強い。

以下、私と面識もあるセネガルの日本人情報('ω')ノ→こういう日本人コミュニティもあるので少し安心w

https://africa-shokai.jimdo.com/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/

ちなみに、モロッコと比べた場合、セネガルは黄熱の汚染地域なので、予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められる場合がある。

ということを考えた場合、アフリカで一番フランス語学習に適しているのはモロッコかもしれない。→モロッコは予防接種が必要なく、3ヶ月滞在出来、ヨーロッパからも近いので。

 

⑤ハイチ

ハイチはアメリカで英語を勉強したついでにフランス語を少しかじりたい人に向いている。フランス語と言えばカナダでもいいが、カナダは物価が高い。けれどもハイチであれば、3ヶ月ビザフリーな上、物価が安く、3ヶ月くらいノンビリ過ごしながら、現地の人達の中でフランス語の分かる教養のある人と繋がって練習が可能。

なによりも、冬の時期に行けば3ヶ月のバケーションがてらアメリカ南部とハイチを楽しむという組み方もできる。

グアドループ(南米ベネズエラの上に浮かぶフランスの海外領土)がフランス国民なのに対して、ハイチはクレオール語などを使う国ではあるが、ビザの面、距離的な面をみても、日本人からしたら美味しい国である。

というのもグアドループは海外領土なので、フランスに入国するときとは違いビザを事前申請しなければならないからである。

https://jp.ambafrance.org/article1247

で、以下ではフランス以外で、フランス語を学ぶメリットについて語ってみる('ω')ノ

 

⑥国際感覚の育成とアフリカの時代

私はニューヨーク、パリ、ロンドン、シンガポール、香港、上海。すべて回ってきたが、既に国際化しており東京と全く変わらない部分が多いので、面白みを感じないところもある。確かにどの大都市も人種のるつぼなので、いろんな国の人たちと国際交流がしやすいだろう。

けれどもこれからの時代は、便利な世の中だからこそ、何もない場所で強く生きていく力も必要である。

大都市に住んで英語を話せば一見国際感覚のある人間というようにも見えるが、結局弱い人間の集まりで支え合っているだけという側面もある。

せっかくフランス語を学ぶのであれば、文化が全く違い、先進国ではない国で多くの困難に直面しながらも、フランス語を使って解決していく、というのがフランス語を覚えるカギになると私は思う。

日本のことをよく理解しそれを分かりやすく説明することができ、かつ発展途上国などで生活したことのある人が、本当の国際的な人材ではないか?

特に生まれたときからなんでもある日本人には是非、先進国ではない国でフランス語を学ぶことをお勧めする。

 

⑦フランスの物価が高い

言語を学ぶのにわざわざ物価の高い国に行くという時代は終わった。英語ならフィリピン、フランス語ならモロッコという時代がやってきているのである。

ネイティブや、白人と学んで日本人が満足している間に、韓国人や中国人は、自分の国同士の人たちででも言語を話して練習している姿勢がある。日本人にはあまりこういう姿勢は見られない。

つまりネイティブだとか、白人だとか拘っても意味がないということなのである。

で、物価に関して。

今回私が、languagecourse.net と、languageinternational.com でフランス語の学校を調べた結果、フランスにあるフランス語学校よりも、モロッコなどの発展途上国にある学校のほうが、30%ほど安いことが分かった。

つまり、モロッコが1時間あたり、1200円だった場合、パリでは1800円といった感じだ。また、パリは住居費・食費が高い。Airbnb で、パリとモロッコの部屋の違いを見てみるだけでそれは明らか。

 

⑧発展途上国(イスラム圏)では様々なことが学べる

日本やフランスのように、あって当たり前のものがフランス以外のフランス語圏にはない場合が多い。それらにどう対処していくのか。という考える力は将来なんでも自分でやっていくという強い投資になる。

例えば食べ物。十分な栄養を取るには何を食べればよいのか考えるきっかけにもなる。また教育を受けていない層の人たちと関わることで、人間の本質を見極める能力がつくだろう。

そして、もっと重要なのは日本人には全く理解されていないイスラム教という、仏教でもキリスト教でもない宗教に触れておくことである。

こういう体験が自身の価値観の幅を広げてゆくはずだ。

 

⑨フランス語だけでは物足りない人

フランスではフランス人は英語を喋ってくれない。もちろん話せる人もいるが、ドイツ人ほど英語を話さないというのは有名なこと。けれどもフランス以外のフランス語圏では、同時に英語の練習もできる。

というのも彼らもスキルアップのために熱心に英語を勉強している人が多いからである。また彼らの多くはイスラム教でありアラビア語も公用語に指定されているので、アラビア語で簡単な挨拶は嫌でも覚えてしまう。

これは日本に帰ったときにちょっとしたアラビア語を友達に教えたり、ちょっとしたネタとして使えるだろう。

 

⑩発展途上国のほうが友達ができやすい

先進国に語学留学に行っても、平日は皆学校か職場で時間が拘束されている場合が多い。私は韓国で韓国語を勉強したりもしているが、彼らは皆平日忙しく、夜になると疲れているので、土日の国際交流の場で会うことが多かった。カナダのときもそうで、現地に住んでいる人は、留学生に語学を教える余裕などない。

つまり友達を作ろうとか、期待してはいけないのである。一方、中国の場合は違った。2006年に学び始めた中国語だが、当時の中国は今ほどは発展しておらず、暇な人間がそこらへんにわんさかいた。

2019年現在も、山東省にこもって中国語を楽しんでいるが、暇な人が多く、結構話すチャンスが多い。

先進国ではなく大都市でもないところに住む人たちは比較的暇で話す相手を求めているし、忙しくて、たとえ暇でも不安を抱えている韓国のような国とは違い、気楽に暇人と友達になることができた。

そんなこともあってか、2006年の中国で、上海で迷子になりながら警察沙汰になりながら生きた中国語で自分の気持ちをぶつけまくって、それから10年後には台湾系と取引のある企業で中国語を使うというところまで成長したという過去もあるw

実際、そういう未知の世界に飛び込んだほうが、コミュニケーションも活発化し、いろんな人と助け合うことで交流する機会も増えると私は考える。

アフリカなどを中心としたフランス語圏では国民全員がフランス語を話せるわけではないが、インドでは英語も公用語のように、簡単なフランス語の挨拶くらいは知っているので、日常的なフランス語の挨拶にまず慣れ、その土地の教育を受けた層と繋がり、彼らを独占してフランス語をどんどん勉強していくというのもアリではないだろうか。

そうすることで将来、生きたフランス語力を手に入れられるのではないだろうか('ω')ノ

また、2050年頃には現在のアフリカの国々が、2019年現在の水準の1人当たりのGDPくらいになっているので、アフリカで生活をしたことがあるというのは将来の強みにもなるだろう。

「中国も関係?2020年ー2050年における、アフリカのGDPランキング(一人当たり含む)TOP20」

 

行ってはいけない国

フランス語圏といっても、どこの国にでも闇雲に行けばいいというものではない。なるべく予防接種を受けなくても良い国に行くこと、またその国の食べ物が口に合わないと思ったら行かないこと。というのも重要な判断材料である。

また内戦状態の国には絶対に行ってはいけない。という意味でも私はラオスのフランス語学校を一番強くお勧めする。その次に、モロッコ。

なぜならラオスのフランス語学校は日本から近いだけでなく、料金も安く、タイに一度戻れば、また1ヶ月滞在期間を増やすということもできるからである。

またラオスには、日本食材のお店もあり、東南アジアに位置していながらも、長閑で、比較的外国人が少ない場所というのもポイントなのである。

また、モロッコはLCCでフランスから往復1.5万円ほどなのでお得。またアフリカにありながら、気候面ではエジプトのように暑くなく、快適な時期を見ていけば、過ごしやすい。

 

パリにも格安はある

フランスパリにはもちろん語学学校が物凄くあり、1週間4コマ(45時間×4)で、3万円ちかくで済ませられる学校もある。けれども一時間あたりでみるとやはりモロッコなどよりは高い。また、1時間しかないので、1日だらける可能性もあり、留学が台無しになる可能性もある。軽く短期間限定でフランス語をやりたい人は、パリをお勧めする( ゚Д゚)...

 

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Reference Site
https://www.languagecourse.net/

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