新しいタイプのプロパガンダ!?多言語話者マルチリンガールが世界のレア情報を発信していきます♪

日本人の参加が拒否された裏のサミット「ビルダーバーグ会議」と、「三極委員会」の違い




日本でも2015年に開催された伊勢志摩サミット。これは G7のサミットだけれども、実はこのサミットは表向きの会議なのに対して、本当のサミットが存在すると言われている。それが、この記事で紹介していくビルダーバーグ会議と言われるものなのだけれども、なんとこの会議には日本人が呼ばれたことがない。ということが話題になっている。

過去に日本人は何人か呼ばれたこともあるものの、それは日本代表としてではなく違う国の代表として参加したらしいのだ。

→国際エネルギー機関の代表として、田中伸男(国際エネルギー機関事務局長)が、2009年に参加している。

List of Bilderberg participants

2018年時点での開催回数は、第65回。(こんなに毎年のように行われていたのに、ほとんどの日本人が知らない不思議な会議。なぜマスコミは積極的に報道してこなかったのか?という疑問も残る)

というのも、ビルダーバーグ会議は報道機関による取材が認められないため、メディアにも取り上げられることがなく、そのため一部の国際ジャーナリストを除いて、一般の新聞記者やメディア関係者の中でも、このビルダーバーグ会議自体知らない人の方が多いのではないかと思う。

そんな謎めいた、ビルダーバーグ会議の存在について私自身もっと勉強してみようと思って書いてみた。

①「ビルダーバーグ会議」の歴史



ウィキペディアの記述をお借りすると、ビルダーバーグ会議とは以下のようなものである。

1954年から毎年1回、世界的な影響力を持つ政治家や官僚、多国籍企業・金融機関の代表やヨーロッパの王族、貴族の代表者など約130人が、北米や欧州の各地で会合を開き、政治経済や環境問題等の多様な国際問題について討議する完全非公開の会議である。

それこそ、このビルダーバーグ会議という名前を検索すると、陰謀論的な記事もたくさん出てくるのだけれども、報道の自由がかなり高いと言われているフランスの報道機関、フランス通信社もこの関連の記事を書いているように、この会議は確実に存在するものである。

https://www.afpbb.com/articles/-/3051500

また、こういう表に出ないことについては、いわゆる富裕層(特に金融投資家)なら誰でも知っている常識でもあり、この会議は報道機関による取材を認めないが、きちんと独自のホームページまで持っていることからもわかる。

以下のURLはビルダーバーグ会議の公式サイト。

https://www.bilderbergmeetings.org/index.php

こういう情報って簡単に陰謀論扱いして、変な人がまたなんか言っているよー。で終わらせてしまう人が多いのだと思う。それとは逆に、投資で儲けている人や富裕層の人はきちんとこういう裏事情を知っているのでしょう。というのが私の意見だ。

1945年から発足したこの会議は、ヨーロッパと北米の対話のために設けられており、一年に一度非公式のディスカッションを開催している。

毎年、120人から150人の政治リーダー、実業家、金融、研究者、メディアらのエキスパートが招待されており、およそ3分の2はヨーロッパからの参加者。また残りは北米からの参加者。3分の1は政府関係者からであり、残りはそれ以外の関係者。

この会議はメガトレンドや最近世界で直面する関心事に対する非公式ディスカッションのフォーラムで、このミーティングはチャタム・ハウス・ルール(the Chatham House Rule)のもと行われているようだ。

チャタム・ハウス・ルールの下では、参加者は会議中に得た情報を外部で自由に引用・公開することができるが、その発言者を特定する情報は伏せなければならない。ことだそうだ。



https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Prince_Bernhard_1942.jpg

ビルダーバーグ会議の創設者は日本の皇室とも深いつながりのあるオランダ王室の、オランダ王配であるベルンハルト。ビルダーバーグ会議提唱者で、ロッキード事件で失脚するまで初代議長。ちなみにビルダーバーグ会議は、1976年のみ、ロッキード事件に伴い会議を開催していない。

また王配Prince consort)とは、一般的に女王の配偶者を指し、旺婿(おうせい)とも言われる。

ビルダーバーグ会議というのは1年に一度3日程度行われる非公式のディスカッションで、もともとは欧州と北米の対話を活発化させるために設立された。

時を経て、この一年に一度開催される非公式の会議は、多種のトピックを扱うフォーラムへと変わり、貿易から仕事まで、また金融政策、投資、環境、防衛なども話し合われる。

また現在のグローバリズムでは、北米と欧州だけの対話だけでは難しいので、最近は中国なども呼んだりしているそうだ。

それにしてもなぜ日本人は呼ばれないのか?というのは未だに疑問…

もしかしたら、日本の大企業はほとんど欧米系がトップとして存在しているのでは?と疑ってしまう。

またこのURLの最後の方に開催地まできちんと記載されていた。その開催地の記述とは別に、以下は過去の開催地を地図上で表したものだ。

過去にビルダーバーグ会議が開催された場所の地図。本当に欧州と北米のための会議だということがわかると思う。

②開催国の歴史から見えること



1954年の開催から、2018年の開催までを国別に数えてみると、こんな感じになった。

■アメリカ合衆国(11回)
1957年、1964年、1971年、1978年、1985年、1990年、1997年、2002年、2008年、2012年、2017年

■スイス(6回)
1960年、1970年、1980年、1981年、1995年、2011年

■イギリス(6回)
1958年、1967年、1977年、1986年、1998年、2013年

■カナダ(5回)
1961年、1968年、1983年、1996年、2006年

■フランス(5回)
1955年、1963年、1974年 、1992年、2003年

■イタリア(5回)
1957年、1965年、1987年、2004年、2018年

■ドイツ(5回)
1955年、1966年、1991年、2005年、2016年

■スウェーデン(4回)
1962年、1973年、1984年、2001年

■トルコ(3回)
1959年、1975年、2007年

■オーストリア(3回)
1979年、1988年、2015年

■デンマーク(3回)
1956年、1969年、2014年

■ベルギー(2回)
1972年、2000年

 ■スペイン(2回)
1989年、2010年

 ■ギリシア(2回)
 1993年、2009年

■以下、一回のみ
オランダ1954年(1回)
ノルウェー1982年(1回)
フィンランド1994年(1回)
ポルトガル1999年(1回)

ここでわかったことは、日本が入っていないことはもちろん、同じく西洋扱いされていたと思っていたオーストラリアが入っていない点や、なぜかヨーロッパと中東の間という微妙な立ち位置にあるトルコが開催国として3回以上も選ばれている点である。

ちなみに1976年のみ、ロッキード事件のため中止。


③日本のみならず、世界中で陰謀論のネタになっている



それにしても、この会議は報道機関による取材が認められないことから、色々な憶測が飛び交っている。新世界秩序(New World Order)という言葉は聞いたことがあると思うけれども、人口を減少させるための会議が開かれているとか、この会議に過去に参加した人が米国の大統領になっているとか、将来を大きく左右する会議とも言われている。


④ビルダーバーグ会議に参加している人たちの名簿



・グーグル関係者3名
・ゴールドマンサックスから二人
・フィナンシャルタイムズ
・ノルウェーの政府年金ファンドのCEO
・スウェーデンVOLVO関係者

・NATO(北大西洋条約機構)関係者二人
・オランダ首相
・ベアトリクス (オランダ女王)
・エコノミスト編集者
・Bloomberg関係者

・カナダロイヤル銀行関係者
・スタンフォード大学関係者
・HSBC銀行関係者二人
・ベルギー首相

・LinkedIn議長
・BBC関係者
・連邦大統領(オーストリア)
・欧州中央銀行

・防衛インテリジェンスサービス(デンマーク)
・アメリカ合衆国国務省
・ロイヤル・ダッチ・シェル
・欧州委員会委員長

・ナショナル・ポスト

などなど。が2015年開催の会議に参加していた。面白いことに日本人は誰一人として招待されていないのに、グーグルからは3人もの人が招待されている。


⑤ビルダーバーグ会議に反対する抗議者



なぜ反対するのか?ということは簡単であり、世界の富の半分以上が10人が持っていることからもわかるように、勝手に世界でこれから起こることを決めるな!とでも言いたいのかもしれない。


⑥日本がビルダーバーグ会議に参加できない理由

麻生太郎が、G7で唯一の有色人種が日本だ。と言ったように、日本人からすると欧米と同等だと思っていたにもかかわらず、ビルダーバーグ会議に日本人が参加できない。また開催国としても選ばれることすらもちろんないという状況はやはり、面白くない。

ビルダーバーグ会議の設立などに関する英文の記事を読んでいると、北アメリカとヨーロッパのための会議というように書かれていた。

また日本は事実上、ビルダーバーグ会議への参加を断られたので、当時、経済的にも世界で優位にあった日本・北米・欧州の3極での会議も作ろうということで、1973年にデイビッド・ロックフェラー、ズビグネフ・ブレジンスキーらの働きにより「日米欧委員会」(現在は、三極委員会という名称)というものが発足した。という。

日本がビルダーバーグ会議に参加できない理由として、白人ではない黄色人種であることや、日本はアメリカの傘下に入っているという考え方から、日本を代表してアメリカ人が参加すればいい。という考え方もあるのかもしれない。と個人的には思った。

ちなみに、よく話題になるロックフェラーだけれども、祖先から時系列に調べてみると、色々なことが分かった。例えば、

「アメリカを作り上げた「ロックフェラー家」の歴史と、その末裔たちの現在」

デイヴィッド・ロックフェラーが、ジャパン・ソサエティの設立に関わっていたり、デイヴィッドの息子で現在、ロックフェラー家の家長を務めている。ジョン・ロックフェラー4世が、東京の国際基督教大学で日本語を三年間学んだ経験もあり、2013年に天皇より、旭日大綬章を受章していたことなど。

ロックフェラー家の研究は結構面白い。


⑥三極委員会

三極委員会は東京で何度も行われている。また、もともとは日米欧委員会という名前だったけれども、韓国やオーストラリアも参加するようになったので、日本ではなくアジア太平洋という一つの極ということで、三極委員会に名称が変更された。

おとなりのソウルでも2回ほど開催されている。


Reference Site
https://en.wikipedia.org/wiki/2015_Bilderberg_Conference

以下、関連書籍を探してみました。

  

(画像をクリックするとレビューなどご覧になれます。)


王室関係者や富裕層にしか知らない、一般の人は知ることのないプロトコール。これは国際儀礼といい、

「エリザベス女王が天皇陛下と握手する際に、自ら一歩踏み出す理由」

でも書いたけれども、簡単にいえば、天皇陛下とエリザベス女王、どちらが上座なのか?というようなことだ。このような国際儀礼を私は今後、追究していきたいと思っている。

また、以下の書籍もお勧め。ビルダーバーグ会議については、未解決ファイル99(ナショナルジオグラフィック)も、取り上げられていた。

 
(画像をクリックするとアマゾンのレビューがご覧になれます)

こんな記事もオススメです。
「オランダがスイスと日本だけに最恵国待遇を与える理由」
「大富豪を生み出す、ユダヤの教典「タルムード」とは?」



日本人の参加が拒否された裏のサミット「ビルダーバーグ会議」と、「三極委員会」の違い 日本人の参加が拒否された裏のサミット「ビルダーバーグ会議」と、「三極委員会」の違い Reviewed by よこいりょうこ on 4月 30, 2016 Rating: 5

0 件のコメント:

MULTILINGIRL. Powered by Blogger.