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釜山と福岡、大阪、名古屋、シカゴだったら、どれが大都会ですか?





タイトルはちょっと強引になってしまったけれども、この記事は簡単に言ってしまえば、メインは、釜山 VS 福岡である。福岡に住んだこともある私は、よく福岡にいる人たちから、釜山は思ったよりも都会だった!とか、福岡よりも高層ビルとか、意外にもオシャレな人も多かったなどよく聞いていた。

けれどもそんな釜山と言えば、韓国第二の都市であり、福岡と言えば日本第二の都市ではなく、第4の都市圏である。

東京(関東)>大阪(関西)>名古屋>福岡>札幌。という感じだろうか。札幌市の人口は福岡市よりも多いけれども、実際に札幌は面積が広いだけで、福岡市の場合は面積が小さい。また福岡市の場合、周辺の衛星都市などを合わせた都市圏では、日本第4の都市圏であり、日本全体では、

東京・大阪・福岡

と、名古屋がすっ飛ばされることもある。

また、福岡って東京のような世界最大規模の都市圏人口を抱える日本人にとっては、しょぼく小っちゃい都市と思えがちだけれども、

「ニューヨークと東京ってどっちが都会なんですか?また、世界の中心はタイムズスクエアと渋谷どっち?【アメリカの反応】」

世界的には、特にヨーロッパの大都市圏に比較すると、かなり大きな都市だということも分かる。そう、東京やソウルという、世界の先進国でも珍しくバカでかいメガシティがたまたま日本や韓国にあったというだけで、ヨーロッパ人に比べたら福岡は大都会である。

「東京とソウルどっちが大都会で国際都市?!」

で、この記事ではこの福岡の都市圏と同じくらいの世界の主要都市とも比較しながら、その都会度のレベルを見ていきたいと思う。

2002 FIFA World Cup Korea/Japan みたいに、釜山を先に紹介しようと思ったけど…( ´艸`)福岡からいきまーすw

①福岡の都市圏人口



福岡の都市圏人口は、「List of metropolitan areas by population」のランキングにはでてこないが、私が独自に調べたところ、北九州・福岡大都市圏という、5,731 km2の面積に、553万人が暮らしているということがわかった。

福岡市のみの人口の場合、158万人程度で、面積は 343 km2 程度。



つまり、まず札幌と比較するとして、北海道の面積が、83,450 km²なので、福岡の場合、札幌と違い、かなり狭い範囲に、550万人規模の人たちが集まっていることになり、福岡の商業地区の集客力は、札幌のそれに比べて高いといえるかもしれない。

ちなみに北海道の人口は、547万人である。(2012年)→北九州・福岡大都市圏の人口とほぼ同じ。(シンガポールも、553万人なので、北九州・福岡大都市圏とはライバルになり得るかも)

また、福岡は東京に住んでいる人たちからすると目立たない都市に思えるが、日本南部最大の都市とか、日本西部最大の都市とも言えそう。

特に最近は学生やベンチャー企業が多い街として知られたり、アツい都市としてよくメディアで話題になることもある。

ウォールストリートジャーナルに掲載されていたランキングによると、世界で住みやすい街のランキングでは10位(2014年)に選ばれていたのも、またこのコンパクト・シティ福岡が評価されている点かも知れない。

世界一住みやすい都市(2014)
10福岡
9京都
8ミュンヘン
7チューリッヒ
6ウィーン
5ヘルシンキ
4ストックホルム
3メルボルン
2東京
1コペンハーゲン

Monocle Ranks Tokyo, Kyoto, Fukuoka Among 10 Most Livable Cities

ここで注目なのは、東京以外の都市が特に北欧や、オーストラリアの都市であるという点。面白い見方をすれば、日本人がストックホルムやチューリッヒといった欧州の小規模都市にブランド的イメージを持つのと同様、東南アジアや中国などでは、フクオカ(福岡)という名前にもブランド的価値がついている可能性がある。

つまり、アジアの中でも裕福な国の中にある、コンパクト・シティ福岡っていう感じで、関東にも関西からも離れている唯一の大都市としてのブランド的価値は十分にあるはずだ。

ちなみに、ブランド的価値の話をすると、北海道ブランドには勝てないけれどもね…。実際に、東南アジアや中国に行って感じるのが、なぜかみんな北海道を知っていることだったので…。




ちなみに、上では、北九州・福岡大都市圏のことを書いたけれども、福岡市のみを中心とした都市圏として、

福岡の絶対都市圏(直接通勤圏)という概念もあり、福岡市以外に、以下の衛星の都市

福岡地方
朝倉市、筑前町
筑後地方
久留米市、大刀洗町
筑豊地方
飯塚市、宮若市、嘉麻市、桂川町
北九州地方
岡垣町
佐賀県
鳥栖市、基山町

を含む、1,217.3km2 のエリアで、推計人口は329万人。だそうだ。→都市の規模としては私はこのくらいが理想と思っている。

また上の衛星写真をみてもわかるように、福岡はコンパクトシティと言われているだけあって、山々と都市部が明確に分かれており、美しい形を形成している。つまり、福岡の中心部、博多・天神などから外に市街地が広がっていくようなイメージ。

それはこれから紹介する釜山の衛星写真をみれば歴然である。(山を切り開いて無理やり市街地を作ったかのようなゴチャゴチャなイメージ)


②釜山の都市圏人口





釜山市の人口は、352万人(767.35 km2)と書かれているが、北九州・福岡大都市圏と対抗するべく、南東臨海工業地域という名前の都市圏が存在することが分かった。それが、上の釜山の地図である。ブルーとグリーンのエリアに分かれており、かなり広いことがわかる。

もう二つ目の赤いエリアが疎らになっている地図は、韓国語版のウィキペディアで発見した。(どちらも大邱が入っていないので、安心したけど)

けれどもこの記事では、ブルーとグリーンのエリアに分かれている地図で考えていくことにする。

と思ったのだけれども、韓国では、北九州・福岡大都市圏のように定まった都市圏の定義がまだないのか、以下のような都市圏も見つけてしまった。

釜蔚慶エリアの地図


おそらくこちらがもっとわかりやすいかもしれない。こちらは、釜山市・蔚山市(薄いグレー)という2大都市+慶尚南道(西側の濃いグレー)で構成された釜蔚慶エリア(ブウルギョン)だそうだ。

ここの人口は、なんと758万人となっており、北九州・福岡大都市圏よりも、200万人ほど多いではないか。

で、重要な面積を一つ一つ調べて表にすると、

地区人口面積
慶尚南道338万人10538 km2
釜山市347万人766 km2
蔚山市116万人1,057 km2
合計801万人12361 km2

面積がバカでかいということが判明!(笑)

北九州・福岡大都市圏553万人(5,731 km2)と比較すると、明らかに福岡~北九州一帯のほうが、釜山が掲げている大都市圏よりも狭い面積に、多くの人口が集まっていることが判明した。

また、釜山市の人口は、352万人(767.35 km2)と、福岡市の人口158万人(343 km2)を比較すると、釜山市の人口密度が、4,457.5 人/km2で、福岡市の人口密度が、4,600人/km2となり、中心部のみを考えれば、偶然にも釜山と福岡は、同じくらいのレベルの都会度だということがわかった。

にしても釜山の上空からの写真が、山ばかりで開発が進んでいないように見えるのは、香港と同じで、山と山の間に、無理やりマンションを作っているからではないだろうか。

福岡よりも釜山のほうが高層マンションが多いのは、釜山に行ったことがある人ならわかるだろう。韓国の街づくりの特徴として、そこまで高層ビルではないような10階建ての中規模レベルのマンションが街の至る所にある。これは、福岡のように一軒家が多い日本の街づくりとはちょっと違うのだ。

なので上空から見ると、釜山が少し田舎に見えるのではないだろうか。

また、釜蔚慶エリアという地図の西側の大部分に色付けされている濃いグレーの上のほうには、大邱という250万都市があり、慶尚南道の人口が、釜山ではなく大邱のほうに流れ込んでいる可能性もある。

ちなみに大邱の人たちは釜山よりも、ソウルの方向を向いているのも興味深いところ。これは、名古屋人が地理的に近い大阪よりも東京のほうを向いているのと似ている現象でもある。(笑)

ちなみに大邱のほうが、盆地になっており、都市らしいというか、京都や札幌のように、うまく整備された形になっているので、私は大邱のほうが好き。→最近大邱が私の隠れ家になってるけどw

「ソウル以外の韓国の主要都市【釜山、大邱、大田、光州】を比較してみた!」




③大阪の都市圏人口
大阪の都市圏人口は、ニューヨークの都市圏人口に近く、東京やソウルよりも一つ下のレベル。世界レベルでみても大都会である。つまり日本から東京という都市圏が消えたとしても、日本一の都市圏人口を誇る大阪(関西)は、人口規模においては、ニューヨークの都市圏人口と対等になれる。(ニューヨークのほうがもうちょっと多いけど…)

けれども、パリやロンドン、モスクワ、イスタンブールなど、ヨーロッパのどの都市よりも、都市圏人口では大阪(関西)のほうが勝っている。

「大阪とソウルどっちが大都会で国際都市?!」


④シカゴの都市圏人口



日本人からすると大都会のイメージもあるシカゴ。ニューヨークのような摩天楼がそびえたつシカゴの中心部の景観は誰もが圧倒されるかもしれない。

シカゴ市の人口は、271万人(606 km2)であり、地図帳なんかでみると、大阪市の人口、272万人(225 km2)と同等クラスと思われることも多いが、この面積を見ても分かるように、シカゴ市のほうが大阪市よりも、2.6倍も面積が広い。つまり、同じ人口でも、大阪のほうが、もっと人口密度が高く栄えているということになる。

で、シカゴ都市圏人口は、957万人(28,120 km2→2万とか広すぎ!!)であり、名古屋クラスの都市圏人口にもみえるのだけれども、名古屋都市圏人口が、576万人(2,791 km2)なので、シカゴより名古屋のほうが人口規模で言えば、都会ということになる。

また、意外な事実は、北九州・福岡大都市圏の人口は、 553万人(5,731 km2) なので、数字を見ただけで、福岡都市圏とシカゴ都市圏は人口規模においては、福岡都市圏のほうが面積当たりの人口で考えると、上回っているということがわかった。

とはいっても、福岡の中心部よりも、シカゴの中心部のほうが整備されていたり、超高層ビルが密集している点などを考えても、総合的にシカゴのほうが上だというのは、言うまでもない。

福岡市と北九州市の中心部がうまく融合して、碁盤の目に整備された都市を作っても敵わないかもしれない…。


⑤名古屋の都市圏人口



名古屋といえば、タイのバンコクレベルの都市圏を持つ世界基準でも大都市に一応分類される都市だ。けれども日本の東京・大阪という大都市圏に囲まれているので、日本では存在感が薄い。

名古屋都市圏人口は、576万人(2,791 km2)であり、北九州・福岡大都市圏の半分の面積に、北九州・福岡大都市圏と同等の人口が住んでいるので、福岡と名古屋は比較することができないくらい、人口においては、名古屋のほうが優勢。

ちなみに、名古屋では名駅に高層ビル群がニョキニョキと増えてきているので、遠くから見るとロサンゼルスのように、ダウンタウンに超高層ビル群、そのほかは何もない殺風景という、非常に似た感じになってきている…。


「これってロサンゼルス?大都会、名古屋を紹介する外国の動画が注目されている件【海外の反応】」



⑥クアラルンプールの都市圏人口

マレーシアの首都クアラルンプールといえば、約2万人の日本人が住んでいたり、マレー系、中華系、インド系などが融合する多民族国家の都市として、世界でも永住したい都市に選ばれていたりする。

ここクアラルンプールの知名度は、明らかに福岡よりも高い。その理由は、マレーシアの首都であることと、ペトロナスツインタワーという巨大なツインタワーの効果だと思う。

で、この都市の都市圏人口は以下の記事でも紹介したいのだけれども、福岡と比較してみると非常に興味深いことが分かった。

「バンコク・ホーチミン・クアラルンプール・シンガポール・ジャカルタ・マニラ・ヤンゴン。どれが東南アジアで1番の大都市圏?」

それは、グレーター・クアラルンプールと呼ばれる都市圏エリアの人口が、720万人(2,793 km2)であり、シカゴや、名古屋よりも都会だということだ。


⑦シンガポールの都市圏人口

シンガポールといえば、資本家、投資家、実業家が世界から集まっていることもあってか、1人当たりの GDP が日本よりも高いと話題になることもあるくらいアジアでも最先端都市と言われている。

とはいってもシンガポールの一部の富裕層の数字がそこには反映されているだけで、一般庶民の時給を見てみると、福岡よりも安いかもしれない。と思うじゃない?

けど、シンガポールって時給も結構高いといことが、以前調査した中で判明した…。

「日本の賃金は韓国よりも安い?世界の最低賃金TOP20と、スイスとスウェーデンの時給【海外の反応】」

ところで、シンガポールの人口は上にも書いたように、561万人(2017年)。つまり、北九州・福岡大都市圏(5,731 km2)の553万人に近い。無論、シンガポールの人口は、今後もっと増えていくかもしれないが…。

で、面積はというと、北九州・福岡大都市圏のおよそ半分。721.5 km²。つまり、人口規模的には同じように見えても、シンガポールのほうがさらに人口密度が高く、都会にであることが分かると思う。

こんな記事もオススメです。
「東京、大阪、上海、香港。ソウル、北京、シンガポール。どれが東アジアで1番の大都市圏?」


釜山と福岡、大阪、名古屋、シカゴだったら、どれが大都会ですか? 釜山と福岡、大阪、名古屋、シカゴだったら、どれが大都会ですか? Reviewed by よこいりょうこ on 8月 16, 2017 Rating: 5

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