韓流に繋がってる?白人でも中東系でもない。アラブとロシアの中間に位置する人種、コーカサス人



現在日本人の99%が訪れないと言われてるジョージアでの生活が始まって2週間が過ぎた。→私の私生活はtwitterでリアルタイムに発信してる(@_multilingirl_

さてここジョージア(旧グルジア)は、最近日本人の間でも注目を集めていて、バンコクよりも物価が安いうえ、かなり質の高い生活ができると有名。

「EU入りを目指している?小国「ジョージア」が注目されている理由と、生活してみて感じたこと」

私もトルコにいたとき色々情報収集していて、日本にいるときは候補地にもあがっていなかったが実際に来てみて生活しやすいのでかなり気に入ってしまった。

ジョージアと言えば、コーカサス地方にある国家。日本ではあまり注目されないが、ロシアと中東に挟まれる形で存在するコーカサス山脈より下に位置する3つの国家がいわゆるコーカサス地方と言われている。

・アゼルバイジャン
・アルメニア
・ジョージア

という感じで、1人当たりのGDPは、どの国も40万円くらいでタイ王国の半分程度である。で、私が今回この記事で書きたいのは、これら3つの国に住んでいる人たちの人種や、東アジア人はどのようにみられているのか?という部分だ。

私は現在ロシア語強化のためにジョージアに生活しているわけだけれども、毎回新しい国にきて楽しみにしているのは料理や、その国で使われている言語だけでなく、やっぱり人種。



インターネットだけでは見れない量の行き交う人たちの顔立ちを見て、彼らは昔どこから来たのだろう?と想像するとかなり楽しい。

どこの国でも肌の色が浅黒い人とそうではない人、彫が深い人とそうではない人が存在していて、彼らを観察することで自ずとその社会がどのように回っているのかも不思議と分かってくるものだ。

さて、まずは私が住んでいるジョージア基準にはなるが、このアラブとロシアの中間に存在するコーカサス地方の人種についてもっと掘り下げていこうと思う。


①自らを白人だと思っている


ジョージアに来てそこらじゅうを見渡してみてもやっぱり彼らは白人である。顔の形がまず長頭型であるので顔が小さく見えるし、横から見たときはおでこから頭の後ろあたりまでの距離が長く見える。

「頭長幅指数(長頭型、中頭型、短頭型)あなたはどれ?欧米型?韓国型?日本型?」

ちなみに白人の長頭型に対してその対極にあるのが韓国人だったり中国北方系の人たちだったりする。彼らは顔がペッチャンコに見えることが多く、猫ちゃん型の顔に見えるのに対して、ジョージアなどの長頭型はチワワのように見えると言えば分かりやすいだろうか。

ちなみに上の写真は、ジョージア出身のヨシフ・スターリンである。彼の顔はもちろんジョージアにいる顔。

Does Joseph Stalin look like a typical Georgian person?


②実際は、ロシアとアラブのハーフ


もちろんここには色んな顔立ちの人がいるのだけど、一番分かりやすく言うと、彼らはロシア人にも見えるし中東っぽくも見えるという点。

歩いているとブルーの瞳に金髪系の人もいる一方、ちょっとアラブっぽい特徴の人もいる。

一番多い系が皮膚は白人なのだけど、アラブ人っぽい特徴が出ているのがポイント。またアラブ人っぽい特徴を一番表しているのが毛深さではないだろうか。

とはいっても女性はどこをみても顔の形が整っているので美人に見えるけど男性はだらしなく見える人も多い。

キルギス人の友達に、ジョージアの印象を聞いたら、「毛深い人たちだけど親切な人たち」という回答だった…。

これは非常に参考になる。ある意味、キルギス人はロシア語圏の中でも1人当たりのGDPが一番低い方の国で、彼らはモスクワを始め旧ソビエト連邦の国に出稼ぎに行くことが多く、これらの国々のことをよく知っているので。

それにしても上の写真のような女性は本当に結構な確率で見られる。ロシア系が強く出ている女性だね。コンビニの店員でこういう系統の人がいたときは少しそのギャップに驚いた。


③ロシア人から下に見られている理由

さて私が思うのは、コーカサス地方の人たちはロシアでは見下げられているということ。これは北京を中心とした北方系中国人が、人種的に香港や上海の人たちに優越感を感じているのと少し似ているのではないか。とも思う。

けどそれ以上に重要なのは1人当たりのGDPで言ってロシアとコーカサス地方ではかなり差があるという点。

たとえば2019年の数字にはなるが、ロシア(111万円)なのに対して、ジョージア(42万円)とロシアの半分以下である。

日本人からすればロシア=貧困なわけであるけれども、それよりも生活水準が低いのである。

面白いことに隣接するアルメニア、アゼルバイジャンもジョージアの数値とほぼ変わらない。なのでこれら3つのコーカサス地方の国は一括りにさせることもしばしば。

そしてこのコーカサス地方は以前は旧ソビエト連邦だったので、ロシア人からすれば自分たちの支配が及んでいた国の人たちという認識であり、今でもロシアにはコーカサス地方の人が出稼ぎで働きながら住んでいることからも、ロシア人からすれば自分たちより下位の存在に見えるのだと思う。

「日本人も下に見られてる?ロシア語圏(中央アジア・極東シベリア含む)における人種のヒエラルキー」

ちなみに面白ことに、ジョージアとロシアの関係は、韓国と日本の関係に近く、ジョージアは自分たちを支配したロシア人を嫌う一方、貿易は活発。

私はいつもロシア産のインスタントラーメンや豆乳を飲んでいます(;^_^A)

これは非常に興味深い。

ちなみに英単語のcaucasian は、Asian や Black などに対して、白人を意味するが、ロシアでは、caucasian が、コーカサス地方の人たちという意味になり、しかもロシア国内ではこれらコーカサス地方の人たちを Black と呼ぶ。

アルメニアやアゼルバイジャンの中には肌の浅黒い人がいるが、ジョージアはほぼ白人がベースになってるにもかかわらずこのように呼ぶので英語圏の人たちからは不思議に思われることもある。

とはいえ旧ソビエト連邦のように黒人が大量にいない国からすれば、真っ白なロシア人、黒いコーカサス人というようになるのかもしれない。とも思ったが、キリスト教徒=白人、イスラム教徒=そうではない。というイメージがあるように、ロシア国内の北コーカサスのイスラム教徒のイメージもあってそういう認識になっているのだという。

Racism in Russia


④東アジア人はほぼいない

このコーカサス地方には東アジア系の人たちはほとんどいない。なので街を歩いているだけでかなり珍しい目で見られる。私もトビリシのアパートから出るたびに色んな人の視線(凝視はしてこない)を感じている。

なので少し疲れることもあるけど、ある意味、彼らに守ってもらえっていると思ってもいいかもしれない。

トルコやエジプトもそうなのだけど、中国・韓国・日本合計すれば、地球上に15億人以上はいるだろう東アジア系の人たちはこのエリアではレアで、ある意味、白人が東アジアに住んでいるかのような感覚で不思議な目で見られる。

ヨーロッパやアメリカとは少し違って、決して見下された目ではみられないのも面白い。


⑤韓流がブームになっている


そんな東洋系がほとんどいないこのエリアでは面白いことに韓流ブームが起きている。私は毎日twitterをやっているけれども、その時に右側に出るジョージアのトレンド部分をみると、コロナウィルスが当然のように1位なのに対して、2位はBTSである。これはトルコにはなかったトレンドだ。

1週間前もBTSとはまた違う、韓国系の歌手(Jungkook)がトレンドに上がっていた。これは非常に不思議に思っている。

というのも1位と2位の差(件数)はそれほど離れていなかった。そういうことを考えると女性だけでなく男性の間でも人気があるのか?とさえ思ってくる。



2020年現在のロシアにおける音楽グループもBTSを真似したような人たちが多く、決して口には出さないが、このロシア語圏の女性の間、特に若い人たち(twitterは若い世代が多い)の間で韓国男子に対して憧れている人たちが増えているかもしれない。

その理由に、このコーカサス地方はモンゴル帝国の影響を受けていたことから、少なからずモンゴル人との混血がいるのでモンゴル系の顔立ちに慣れている。とか、ヨーロッパと変わらないくらい発展した韓国という選択肢も増えたからではないだろうか。

※モンゴルや中央アジアに行って感じたが、この一帯は本当にモンゴル人との混血を感じさせる顔が非常に多い。つまり横から見たとき顔がペッチャンコという意味。

キルギスなんてモンゴル人をちょっとよくした感じと言えば分かりやすいし…。

「住んでみて分かった「キルギス人」の外見(ハプロ)と、性格・気質 TOP5」

ちなみにエジプトでは韓流が流行っている感じがなかったので、エジプトのようにアラブ色が非常に強く、韓流が入ってくる隙間さえない国とは違い、コーカサス地方の人口はそれぞれが少なく、しかも歴史的にモンゴルの支配も受けている上、東洋人に慣れている+ロシアリスクによって東アジアのほうに目を向けている人の数も多い。そういう理由から、エンターテインメント業界まで東洋に目が向いているのかもしれない。

と勝手に推測。

物凄く悪い言い方をすると、ジョージアは東南アジア化していくのではないか。という点。

つまりジョージア(1年)、アルメニア(半年)と、日本人などがビザなしで滞在できる国としても世界で数本の指に入るこれらの国は、ロシアリスクを回避するために、さまざまな国から人を呼び集めている。

現在のジョージア(フリーランスに非常に人気で移住先になってきている)をみても、今後この国が、スローライフを送りたい人たちの移住先(現在のバンコクのような感じ)になっていくのではないだろうか。と私は思っている。

やっぱり東アジア人にとってこの国は、過ごしやすい。そういう意味で言えば、日本人に文句を言う人が少ない東南アジア化と言っても過言ではないかもしれない。

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