中国生活も数年あるマリチリンガール。LGBTということもあり、男性の顔に対してはよくよく観察はしてきた方ではあると思う。例えばマッチングアプリで男性を物色している際に、やはり日本と中国、韓国の平均顔は全然違うんだなと感じることがある。
おそらく、誰もが皆マッチングアプリをしているわけではないので、そういう微妙な顔の違いはわからないと思うのだけど、大方以下の感じで合っていると思う。
「日本人だけ違う!?日本人、韓国人、中国人の顔や身体的特徴を解説している動画が世界で話題に【海外の反応】」
さて、以前、こんな記事を書いたのだけれども、
「中国ではモテないと言われている中国版のイケメン【小鮮肉】と【清秀男】 TOP15」
久々にYouTubeをみてみると、私が中国で感じた中国の一般女性の理想像ってこんな感じゃない?と思っていることはやはり間違っていなかったのだと思う動画に遭遇。ということで、中国における外見的に理想の男性?的な特徴についてこの記事では書いていきたい。
①立体的な顔
中国人女性が口を揃えて言う、立体的な顔というのがこんなイメージ。左は高く、右は低い。つまり、ゴツゴツしていて、女らしい滑らかさがない男っぽい骨の形がだということかもしれない。実際に中国語で検索してみると、こういう画像が多く出てきてて、中国人女性が男性に求める顔の形。がなんとなくわかってしまう。
大陸の漢民族は島人?の日本人よりも骨がゴツゴツしている人がそもそも多く、以下の記事でも載せたことがあるのだけど、アスリートなんかをみるとやはり日本のアスリートよりも骨が発達していることがわかる。
これらのタイプは、北方騎馬民族の地を強く引いているのでは?と最近思っている。その騎馬民族というのは、つまりモンゴル人ではあるが、中国に1000万人いる満洲族は言語系統から言ってツングース系なのでつまりツングース系や、モンゴルからトルコの方に向かっていったキルギス人なども騎馬民族である。→トルコ人は現地の人たちとかなり同化していったことや、上層部だけがトルコに渡って現地の人たちをトルコ語を話す民族に変えたのであまりミックスはしていないと言われているが。
ツングース系ってこういう人たちである。意外と知られていないが、満州人の存在などを知ると、中国って案外、沿岸部でさえも一つではなかったんだな。と実感させられる。私は実際に、ツングース系の言語を調べていくうちに、このいつしか「族」になってしまった満州人の人口の多さと、彼らが話す言語がツングース系の言語だという事を知って、東アジアの見方がかなり変わった。
②肌の色には個人差
肌の色に関しては、白いほうがいい。という人もいれば、それは拘らないと言う人もいた。日本もたいていこんな感じだと思う。中国は北方、南方とかなり範囲が広く、色んな民族、顔になれている。ましてや中国では西の方から中央アジアを渡ってきた目を青い人たちもいるので、中国は割と外見に対して寛容なのでは?と思うところもあるが、やはり結局は漢民族は漢民族っぽい人と繋がりたい。
「中国に「失われたローマ軍団」と呼ばれる青い目の人たちや、ブロンドの少数民族がいる理由と、中国で白人がそれほどモテない理由【海外の反応】」
日本も、北から南、色んなところから入ってきた民族が合わさっているので、肌の色に対してはあまり気にしない傾向があると思う。やはり島人であることが大きな要因なのかもしれない。
とはいっても日本と中国よりも肌の色に敏感なのがやはり韓国だと感じる。もちろん個人レベルで言えば肌の色に強くこだわる人ばかりではないが、社会的に言えば、やはり美白が求められる。そのため、韓国にいて感じたことでもあるけど、韓国人の東南アジア人に対する態度は少しそっけない。これは経済的なレベルでの見下しもあるかもしれないが、そう考えた時、彼らは決してウクライナ人に対して見下さないだろう。と考えると、やはり外見的なものだと思う。特に肌の色ではないだろうか。
日本人は心で違う事を思っていても、他の外国人と同じように接する場合が多いが。
「なぜ、多くの韓国人は東南アジア人や黒人、イスラム教徒(ムスリム)を見下すのか」
③一重瞼
一重瞼が絶対条件的な女性が非常に多かった。日本の一重率は60%ほどと言われており、本当の二重は30%くらいしかいないと言われている。一方、中国には二重瞼の人もいるが、漢民族自体、そもそも一重瞼色が強い民族。ましてや、中国という国は王朝が何度も変わっており、その中で現在の漢民族ではない北方の騎馬民族(モンゴル人など)が中国を天下に収めることも多かったことからも分かるように、中国では寒い環境で作られる一重瞼の強い男性に理想を求めているのではないか。
特に中国の歴史上、やはり万里の長城を作ったことからもわかるように、北方からやってくる騎馬民族が最大の脅威だったこともあり、中国人からすればそういう外見の人たちが強くたくましい男性に見えるのではないか?
その一方で、中国では必ずしも一重瞼がいい。というわけではなく、香港や台湾などの南方系の男性に興味を示す女性も決して少ないわけではない。けれども若い人たちの間では、男性は東北人か山東人、女性は南方の中国人だとか言われることもある。
南は体型が小柄なので、強く逞しい男性と、優しく小柄な女性。という典型的な価値観・・。
この動画(ブログの一番下に貼ってある)ではたまたまそういう一重瞼好きが出揃っていたという感じとも言えるが、中国という何度も王朝が変わる国では、男性に対して、強い外見、つまり野生的な肉体と顔つきが求められるのでは?と思ってしまう。
一方、日本では一つの天皇家というもとで長く統一できていた部分もあることや、中国とは違い島の民族なので、男性に対して一重瞼や強く逞しい男性像を中国ほど求めるという空気はないのかなと感じる。
④強くて太い骨
痩せ型に対して非常にネガティブな声が多かった。また骨が太い人がいいと言う声も。これは、やはり中国人女性が強い男性像を求めている証拠だろう。中国では女性の理想顔は瓜実顔と言われるが、男性に求められるものは、一重瞼に、強くて太い骨。なのかもしれない。
「あなたの顔。実は中国ではブサイク扱いされるかもしれません!中国での美のスタンダードとは?【中国の反応】」
特に中国は貧富の差が日本よりも激しい。どれだけ超富裕層が世界のどこよりも多くいる中国でも、内陸部に行けば色んな民族がいるわけで、彼らの年収は場所によってはアフリカレベルのところもある。中国全体から見ればやはり、太い骨を維持できる強い男性(子孫を残せる意味で?)は、そんなに多くないと思う。
「中国の少数民族の人口順位 TOP55(イケメン、美女写真付き)」
特に少数民族が多い中国ということもあって、自分のパートナーにする男性に対する理想像が強いのではないかとさえも思ってしまう。一方で、私の友達の上海人のマイという女性は、ものすごくモテる今風の清楚な女性なのだけど、その彼氏はものすごく太っていて、優しそうな感じの男性だった。
ということもあり、女性の好みは人それぞれ。とは言いながらも、その国の平均的な価値観というものがあり、そういう意味で言えば、強くて太い骨なのかもしれない。
一方、日本では中国と違い、もともと肉を多く食べる民族ではなかったので、魚、つまり島人?という意味から考えれば、細マッチョ的な適度な男性がモテるのかもしれない。
⑤男性側が求める理想
男性側が求める理想として、目をもっと大きくしたいというのがあった。痩せすぎの男性に対してとてもネガティブな声が多かった点では女性と同じだった。175cmはないとダメ。とか、185cmに、90kgになりたいとか。これは日本との価値観の違いを感じさせられる。
日本でももちろん男性は背が高くなりたいだろうし、女性もそれを求める場合が多い。本能的なものだから仕方がないのだけどね。
「男女によって違う、身長が高い、低いのメリット・デメリットと、暗黙のヒエラルキー、恋愛・年齢・収入(出世)との関係」
女性が男性に求める理想像を男性側自身は、本当は自分の理想なそんな感じではないのに。と思っていることも多い。とはいってもその国で、多くの女性が、こういう男性がいい。と言い出せば、それに近くなりたい。と思って努力するものである。女性側も然り。
女性が男性に強い男性像を求めても、男性の本音は違ったりする場合もあるので、これは本当に難しいのかもしれない。
いずれにしても、アメリカや韓国でも中国と同じ現象が起きていると感じる。というよりも、日本という島国で、割と経済も安定していて、天皇というもとに国民がいるという特殊な国での価値観の方が、世界から見たらものすごく特殊なのかもしれない。
以下、日本人男性の顔のタイプ。も、一緒に読んでみるとも白いかもしれないよ。
「韓国人からみた典型的な日本人男性の顔 TOP3 と、韓国人男性との顔の違い」
参考動画。
Are You Handsome In China? Tall vs Muscular? Hunk vs Cute Guy?