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中国化!?ミャンマー国境「ミャワディー」における闇カジノの実態と、そこに付随してくるもの

2021年7月8日

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中国化!?ミャンマー国境「ミャワディー」における闇カジノの実態と、そこに付随してくるもの

2021年7月8日

闇カジノ。と言えばつまり違法カジノであるが、先日六本木のタワマンで違法カジノが摘発された。というようにどこの国でもこういう闇の世界はあるのだということがわかったと思う。日本ではビットコイン保有者増加に伴うオンラインギャンブルとして、ブックメーカー、つまりスポーツベッティングサイトとも言われるけれども、そういう賭け事に夢中になる人も増え始めているという。

例えば以下のようなサイト。

日本で遊べるオンラインブックメーカー

日本ではオンラインカジノは、合法でも違法でもなく、つまりオンラインカジノ自体を明確に裁くための法律がないために、最近はたくさんのサイトが誕生している。けれども、ミャンマー ではオンラインカジノは禁じられている。

ここがポイントである。そういう事情や、中国がいろんな国に自国の国民を送り出すようなことが頻繁に行われる中、日本でも最近ミャンマー国境のこのプロジェクトについて関心を持つ人が増えてきているように思う。

この記事では私が知る限りの、そして集めた情報でこのミャンマー 国境の街、ミャワディーについて軽く書いていきたいと思う。

 

①ミャンマー とタイの国境にある「ミャワディー」の位置

まず、この記事で話題にするミャンマー国境の街というのは、ミャンマーと中国との国境ではなく、ミャンマーとタイとの国境だ。地理的には、ミャンマー の首都ネピドーとたタイのバンコクのちょうど間らへん。うまくできているものだね。

この国境の位置をもっと詳しく説明すると、ミャンマーのカレン州ミャワディから北へ約25キロメートル、シュエコッコ地区(Shwe Kokko)であると言われている。現地の日本人ユーチューバーも撮影しているのでご参考に。

https://www.youtube.com/watch?v=FsttWNJLtkA

ちなみにタイの国境側は、メーソート郡という場所。こちらもこちらで、ベトナム-ラオス-タイ-ミャンマーを横断する約1500キロの幹線道路「東西回廊」の重要拠点であり、ホテルや商業施設、飲食店の開発が近年進んでおり、雇用を生み出す工場進出も相次いでいるという。

メソト空港もあり、タイ側からすれば安価なミャンマー 人の労働力を活用できるという、いわばミャンマー 人からしてもミャンマー よりも賃金が高いタイで一大チャンスを掴むような場所にある。

もっとわかりやすく言えば、一昔前の深センと香港の関係に若干似ているかもしれない。

 

②ミャワディの中国主導での都市開発について

で話はミャンマー国境にあるミャワディに移して、この地では中国主導での都市開発が進んでいるという。なんでも、中国系企業が150億ドル(約1兆6千億円ほど)の巨大都市開発プロジェクトがあり、今ミャンマー国内でもこのことが非難されているという。

そのことを受けてミャンマー政府は2021年6月、調査に乗り出すと表明した。という。やはり、ミャンマー人自身も危機感を募らせているのだろう。

 

③問題は違法カジノ?

で、その都市開発で問題とされているのが、カジノ施設だとされている。現にそれらの施設が「違法カジノに使われている」と地元住民から批判を受けており、ガラス越しに内部の状況をみてみても、

コロナで客はいないが、ディーラーらしき人や「ウィン」「ニューゲーム」などの表示が確認できている状況。

ミャンマーでは原則カジノ運営が違法なのだけれども、これが国境地帯となると、いわゆる「グレーゾーン」に変わり、この状況が許されてきたという。

その理由は、ミャンマーには多くの民族が暮らしているが、中央政府と地方の民族との間での不和をなくすために、少数民族の武装勢力だけが運営を黙認されてきている状況だという。

 

④もっと深刻な問題は、中国化?

カジノもそれはそれで深刻な問題の一つ(記事の下の方でその付随してくるものを語る)なのだけれども、都市開発に中国人が関わっているため、労働力やいろいろな人材が中国からこの街にやってきている。そのため、一つの町にミャンマー人と中国人が同居する事態となっている。

私が昔、ウラジオストクから西にちょっと行ったところにある朝鮮人と中国人の自治州に似ているかも。というか、そのうちこのミャンマーの国境の街も、中華人民共和国に組み入れられるんじゃないの?とさえ思えてくる。

「中国の【延辺朝鮮族自治州・延吉】で感じた事と、韓国や北朝鮮との関係」

こんな動画まで作られているとは私のこの記事を作りながら知った。どこに行っても漢字ばかり。中国語で教育もされている。こういう若い子たちがそのうちミャンマー の未来を動かしていくのかな?なんて思いながらみてしまう。

 

⑤違法カジノに付随してくるもの

さて違法カジノなどがあるとそこにお金が集まるので、こういうことも起きることになる。

つまり、この記事を書いていく中で、掘り下げていく中でわかったのは、売春の実態があるのではないか。という事。お金が集まる場所にはそういうビジネスもつきものだけれども、ヒルトンホテルらしきもののロゴが入ったタクシーの前でスタイルの良い女性が立ちながら何か男性たちにビラを配っている。(14:35)

https://www.youtube.com/watch?v=P--tj4j4RDI

また一部の記事では、ミャンマーで違法カジノに、中国系犯罪集団関与か。などの見出しもあったりと、この町が今後さらにクローズアップされていくのではないか?と思ってしまう。

 

⑥色んな利益が交差する場所

高級ホテルや空港などに150億ドルを超す投資をしていると言われている中国系企業。中国人労働者を大量に移住させ、しかも、SNSなどではそういう違法カジノへ求人広告などが流れ、騙されるもの多いという。

日本でも最近貧困系の若者などがSNSなどで高額が稼げるなどの謳い文句に釣られて犯罪をしてしまう人もいるが、そいういう感じのことがまさに起きているということなのかもしれない。ちなみに客はタイ人や中国人が多いという。

中国人からすればタイから自由にミャンマー に行ける通路みたいなものともなっているようで、不法な越境手段で自由に行き来しているとも言われているけれども、最近はタイもコロナウィルスで厳しくなり、ミャンマー 側から人が入ってこないようにしているとも言われている。

いずれにしても、この問題、あと数年立つともっと大々的に報道する人も出てくるのかもしれない。

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