アラビア語(セム系言語)

中東・アラブ王室の美女 TOP 10(ヨルダンの「ラーニア王妃」と、サウジの「アミーラ王女」含む)

2015年12月21日

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中東・アラブ王室の美女 TOP 10(ヨルダンの「ラーニア王妃」と、サウジの「アミーラ王女」含む)

2015年12月21日


日本人が想像する中東の人といえば、黒いベールに包まれ、その奥からひっそり目もとだけがわかるようになっているような女性たちではないだろうか。また、サウジアラビアでは、ずっと女性の運転が禁止されていたりしたものの、2018年にはそれが解禁になった。
アラビア語を勉強して数年経つ私だけれども、いつも思うのは女の私でも、アラブの女性たちが世界で一番美しいと思ってしまうことだ。というのも私はアラビア語のリスニングにいつもアラブの王室関係者の音声などを聴くようにしている。
日本人女性とは対照的というか、それでいて実は似ている部分があったりする彼女たちの存在を日本人の中には知らない人もかなり多い。
それはなぜか?日本人があまりにも中東に関心がなさすぎるため、日本のテレビでは中東の情報がほとんど入ってこないためだ。
ということで私は自分自身が知っているアラブの王室関係者の美女をこの記事にまとめることにした。より多くの人に、アラブ人美女が持つその美貌と、力強さを感じ取ってほしいと思う。
以下の順番で行きたいと思う。
・アミーラ王女(サウジアラビア)
・ラーニア王妃(ヨルダン)
・モーザ王妃(カタール)
・ラーラ・サルマ王妃(モロッコ)
・アスマー夫人(シリア)

①アミーラ王女(サウジアラビア)

この動画のサムネイルをみただけでも、まさにハリウッド女優というイメージでもあるこの美貌。どこの国の王女!?と、つい漏らしてしまいそうなくらい魅力的な声。
アミーラ王女(1983年11月6日)は、サウジアラビア王子の以前の奥様である。といってもサウジアラビアには数え切れないほどの王子がいる。イスラム教国家であるがゆえに、一夫多妻制をとっていることなどもあり、日本の皇室などとはイメージが違い、サウジの王室関係者は、1万5000人ほどにも上るという。その中で一番美人とされているのが彼女。

 

サウジアラビアという国は名前のごとく、1744年頃にサウード家から始まった。日本の歴史を基準に考えると、実はサウジアラビアという国自体はかなり新しい国家である。
もともとサウジアラビアにはいろいろな部族がいたものの、その部族を現在サウード家がまとめあげているという感じだ。
で、話はアミーラに戻そう。
その元旦那は、アル=ワリード・ビン・タラール(1955年3月7日)である。サウジアラビアの王子でロンドンにある Savoy Hotel などという高級ホテルも所有している中東のウォーレン・バフェットとも言われているアラブの大富豪。
もちろん、2017年、サウジの王子11人が一斉逮捕されたうちの一人だ。莫大な富を没収されたのだろう…。
そんなアル=ワリード・ビン・タラール王子とアミーラ王女は約2年で離婚しているが、その後も、アミーラ王女は女性の人権を訴える活動を続けている。
一つ驚くべきことは、アミーラ王女がこのように女性の人権を訴える活動ができる点だ。というのも、1977年に処刑されたサウジ王室のプリンセス(19歳)(マシャイル・ビント・ファハド・アル・サウード)の存在があるからだ。
つまり女性がここまでサウジで声をあげられるというのは、彼女がそれだけ信頼を得ているからこそなのかもしれないと思った。
また、このタラール王子はあまり日本で知られていないようだけれども、かなりのお金を慈善事業に費やしていたり、Forbes の長者番付にでてくるなど、大富豪なら知らない人はいないというほど有名な存在である。
タラール王子とアミーラ王女が離婚した理由は不明であるものの、現在でもタラール王子はアミーラ王女のことを尊敬していると発言している。
それだけ、彼女の魅力はアラブの世界で認められているということだろう。
顔をよく観察すると、イラン~インド北部にいそうな女優の顔だ。また声が特徴的で、人を包み込むような甘い声をしている。
インド系の特徴は以下の記事で詳しく書いた。
しかも、そのギャップとは裏腹に、発信力、行動力も抜群で、アメリカ合衆国のコネチカット州にある University of New Haven に留学していたので、英語はとてもお上手で、英語圏でも積極的に発言をしていて、アメリカではサウジアラビアの美女といえば、アミーラ王女を思い浮かべる人が多い。
またその美貌だけではなく、英語を話すときの愛嬌も、彼女が人気の理由の一つであると言えよう。

②ラーニア王妃(ヨルダン)

この動画は何度も聞いても飽きない動画である。(かなり質と完成度が高い…)私はこの動画を mp3 にしてよく聞いている。このヨルダンという国の雰囲気も好き。

ラーニア王妃はおそらくこの中で一番知名度が高いかもしれない。

アミーラ王女とは違い、称号的にひとつ格上の王妃であるがゆえに、彼女の美貌はアミーラ王女とは違い、どちらかというとヨーロッパ寄りの顔だ。つまりヨーロッパで受ける顔なのだ。

とにかくラーニア王妃は国際的に知名度が高い。

ところでヨルダンってどこ?と思う人も多いかもしれない。ヨルダンとはトルコの南側といえばわかりやすいだろうか?トルコとサウジアラビアの中間あたりだ。

けれども、ラーニア王妃元々ははヨルダン人ではなく、クウェート(ドバイの上あたり)からヨルダンに移住したので、本来はクウェート人である。

クウェートといえばイランにとても近い国。イラン人はヨーロッパ人によく似ているので、私が察するに彼女は、イラン系かもしれない。

いずれにしても、ラーニア王妃もアミーラ王女も英語が堪能であり、アラビア語圏でもそのリーダーシップは認められている。

ラーニア王妃はユニセフ系の大使だったこともあり、アミーラ王女同様、慈善事業や、恵まれない子どもたちへの意識が高い女性である。

ちなみに日本ではほとんど報道されなかったものの、ラーニア王妃は、2006年10月(第一次安倍内閣)に来日していて、昭恵夫人と着物の2ショットの写真がネット上に出回っていたりする。

 

③モーザ王妃(カタール)

モーザ王妃はシュっとした感じである。上の二人に比べ、少しフェミニンさが消えたような感じ。カッコイイ女という感じだろうか。
カタールと言えば、日本よりも1人当たりの GDP が高く、世界でナンバーワンクラスである。簡単に言ってしまえば、東京都の平均年収の二倍ほどあるお金持ち国家であり、元カタール首長の夫人というわけだ。
カタール元首長のハマド・ビン・ハリーファ・アール=サーニーは、1952年1月1日生まれで、モーザ王妃は、1959年8月うまれだ。

④ラーラ・サルマ王妃(モロッコ)

ilaiki.net/140430.html
上の写真は華やかな感じがするけれども、以下のURLは、彼女の演説の動画。かなり、強い女だ。(^^;)
1978年5月10日生まれのラーラ・サルマ王妃。モロッコ国王ムハンマド6世の奥さまだ。やはり、一国の国王が選ぶ女性は、強い女性が多い。ということが、これでわかったのではないだろうか。
なんか、このサバサバした感じと、この低く、強そうな声が憧れる…。( ´艸`)なんでしょう、お酒とか飲むの好きそうな感じ、と言ったほうが分かりやすい??
でも、一応イスラム教なので、お酒は飲んでいないはず…。いずれにしても、モロッコと言えば、ある意味ヨーロッパ扱いされることがあるくらいイスラム圏ではヨーロッパ寄りに国とも言われている。またアフリカでも経済的に上位のほうで、多くのアフリカ人から羨ましがられる国でもある。そんな国の王妃が、これだけ美女だとやはり、テンション上がる。

⑤アスマー夫人(シリア)

アスマー夫人(1975年8月11日)は、なんとロンドンでうまれていて、シリアのアサド大統領の夫人でありながら、二重国籍者である。イギリスとシリアどちらの国籍も保有している。(ウィキペディア情報
また大学を卒業、ドイツ銀行でヘッジファンド管理部門、JPモルガンなどでも勤務していることから、金融業界でかなりのキャリアを積んでいたことがうかがえる。
欧米列強がまだ手を付けられていない唯一の国と言われているシリアを支えているのが彼女と言っても過言ではないだろう。彼女はかなりのキャリアウーマンでもあるし、アサド大統領を支えているのが、彼女なのではないか?
とも思ったりした。いずれにしても、知的なにおいがする。と思ったのは私だけだろうか?

⑥ノウラ王女(サウジアラビア)

サウジでは、2018年春に初めて、Arab Fashion Week が開催された。その中でも、リヤドのアラブファッション協議会で名誉会長を務めるサウジアラビア王国のノウラ王女の登場が注目された。これは、サウジにとって新しい時代の幕開けとなった出来事である。この年に、女性の運転も解禁されたので…。
つまり、今変わりつつあるサウジアラビアで注目される王女なのである。また、このノウラ王女は、現在ではサウジのファッションリーダーともなっている。
以下、その動画。
上の写真は、肌が白く見えるが、実際動画で見ると、アラブ人っぽい色をしている。けれども、南欧というか、ちょっと白人も入ったような顔立ちなのが印象的。
ちなみに彼女の顔立ちは、美人!というよりも、赤ちゃん的な優しい感じかもしれない。

⑦ディーナ王女(サウジアラビア)

ご存知の通り、サウジアラビアは一夫多妻制なので、王子や王女という肩書を持つものは、何千人もいる。
で、サウジアラビアの王女の画像を検索していると、この短髪王女の画像が目立った。名前は、ディーナ王女だそう。
上の写真は、サウジから遠く離れた同じアラビア語圏のモロッコの記事から拾ったもので、モロッコでもサウジのファッションが注目されていることがわかる。
ハッキリした顔立ちの美女が短髪にすると、仕事ができる女!のように映るのも面白い。ちなみに、アメリカで有名な黒人のリアーナ、どちらかというと、サウジ系の顔なのかもしれない。
この王女と顔立ちがソックリ…( ´艸`)
けれども、リアーナよりも、イギリス王室のダイアナを思わせる風格かもしれない。こういう女性って、憧れちゃうよね…。
ちなみにダイアナの curtsy は世界でもかなり話題になっていた。

⑧リーム王女(サウジアラビア)

https://ar.pinterest.com/pin/306174474658813934/
リーム王女は、アメリカのヒスパニック系や、黒人歌手に出てきそうなレベルの美人であり、この写真を見ても、隣の白人美女よりも、美しく見える。それにしても、胸元強調しすぎて、サウジ国民に批判されないのだろうか…。
サウジ王室でも、サウジから出て違う国に行けば、結構羽目はずしていることは、有名だけど…。特にサウジ男子なんかは、ロンドンでスーパーカーを乗り回して、女をナンパしているのかも…。
話は戻って、サウジ王室は、美女とばかり結婚して、こういう美女ばかりを増やしているのかもしれないね…。

⑨ハヤ王女(アラブ首長国連邦)

ハヤ王女は、ヨルダン前国王、フセイン1世(1935年11月14日~1999年2月7日)の娘で、元々ヨルダンで生まれ育ち、ヨルダン人だったけれども、ドバイ首長国のアミール(ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム)と結婚。つまりドバイ首長の妻になった。
ちなみに、このアミール(首長)の息子は、ドバイで一番イケメンと言われているハムダン皇太子である。
つまり、ハヤ王女は第二夫人で、ハムダン皇太子の母親は、ハヤ王女ではない。
ハヤ王女は時折、サウジのアミーラ王女と比較されることもあり、女性らしい顔立ちが印象的である。
以下、そういうライバル心むき出し系の、煽った動画も発見した( ´艸`)

⑩イマム王女(ラーニア王妃の娘)

royalty.wikia.com/wiki/Princess_Iman_bint_Abdullah
サウジアラビア系の強そうな感じなのとは違い、ヨルダンはやはり南欧系の人が多いイメージ。ちなみに、イマム王女は、ハンナ・モンタナで有名になったアメリカ人歌手のマイリー・サイラスに似てる…。
こんな幼い王女が、今後、どういう化粧で、どこをいじって化けていくのか、気になるところ…。( ゚Д゚)

マルチリンガールのコメント

この記事では、サウジアラビア、ヨルダン、カタール、モロッコ、シリアとみてきた。やはり、みんな強い女性だと感じる。結婚していなくても、一人で生きていけるような強さがあるようなものを感じたのは私だけだろうか?
結論から言うと、どれも中東の美女と言えるが、中東と言えども、ヨーロッパ系、インド系、その中間のミックス系など、色々な美女がいて、また内面的な強さも印象的である。
で、なぜ中東には美女が多いのか?という疑問なのだけれど、それは、中東はヨーロッパ系が多いイランやシリア、レバノンなども含むうえ、現在のサウジアラビア周辺に住むアフリカ人とアジア人の中間的な人や、インド系の人たちがミックスしているからだと言われている。
またそれに加え、この砂漠という地で生き抜いてきた力強さも感じる。
いずれにしても、本物のクールビューティーは、やはり見ていて目の保養になりますわね(^^♪

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