2014/07/10

ベトナム語を勉強するメリット、需要、重要性

最近は日系企業がベトナムに進出するに伴い、ベトナム語を勉強する日本人も以前より増えたのではないでしょうか?


(ますます摩天楼化するホーチミン市)
http://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=28134

あなたは、ベトナム語を勉強するメリットを考えたことはありますか?

日本では、ここずっと英語に次いで中国語が人気なのはみなさんもご存知だと思います。またその次に韓国語。またはフランス語といったところでしょう。

英語と中国語はビジネス目的で勉強するのが多いのに対して、韓国語やフランス語は趣味というパターンが多いような気もします。

またベトナムは地理的にも近いのに、あまり勉強している人がいるというのは、聞いたことがないようにも思う。

現在東南アジア諸国連合で人気の言語といえば、タイ語インドネシア語でしょう。

インドネシア語においては2億人以上の人口、またマレーシアとブルネイもインドネシア語が理解できるため、(インドネシア語は戦後マレー語をもとに作られているので)インドネシア語をビジネスの機会ととらえて学習する人は多いと思います。

またタイという国は日系企業も多く進出していたり、仏教や皇室などのつながりから、日本人がよく観光に訪れる旅先でもある。

しかもタイのバンコクなどはそこそこ発展しているので、キリスト教圏やイスラム教圏の決まりごとにとらわれたくない人たちが、この国を目指す傾向にあると思います。

けれども、実はベトナムも80%以上が仏教徒と言われています。これはあまり知られていないのかもしれない。というよりも、ベトナムに関心を持つ人がそれほど多くないということも事実。

ここがねらい目だと私は思うのです。

ちなみに、以下はベトナム語の語彙リストをリンクさせたページですので、ご活用してみてください。

「マルチリンガルになるための単語帳リスト」



(ベトナムが発展してくると、その地政学的な重要性に気づく人が増えると思います)

一方、ベトナムという場所は地政学的にこれから重要になってくると私は思っています。

ベトナムはインドシナ(東南アジアの島国を除く部分)の中心部であるタイなどに比べると、いまだそれほど発展はしていないのですが、中国がこれから急激ではなくても、少しずつ東アジアでの主導権を握るようになると仮定すると、フィリピンとベトナムと日本の関係はますます強くなると思うのです。

中国で日本車やデパートの一部が破壊され、現代日本人は中国には投資したくない。と思うようになってから、数年が経ちました。その、中国にとって代わるかのように、日本からのベトナムへの投資は伸びたのです。

天皇皇后両陛下がいまだ実現できていなかったフィリピンに2016年にご訪問されたということも、一つの節目となるように私は捉えています。

地政学的に見ると、ベトナムと中国は対立せざるを得ない位置にあります。その中で、政治的なつながりが今後日本とベトナムとの間に強くなると私は予想していています。

実は韓国がベトナムに投資している国の最上位です。

以下、外務省のページからも分かる通り、今までトータルでみた場合、韓国がベトナムに投資をしている国では最上位となっています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vietnam/kankei.html

いわゆる、累積認可額では、

韓国=4兆4千億円
日本=3兆8千億円

といったところなのですが、

2017年の投資状況を見てみると、

http://www.japantimes.co.jp/news/2017/01/17/business/vietnam-courts-japanese-high-tech-investment/#.WINpRvmLR5Q

日本の累積認可額は、すでに4兆2千億円を超えており、今年、来年?にはベトナムへの最大投資国となります。

ベトナムは東南アジア?それとも東アジア?

これは欧米でもよく話題になることなのですが、ベトナムを東アジアと思う人もいれば東南アジアと思う人もいるということです。つまり、ベトナムは朝鮮半島と同じ漢字文化圏であり、この地域が発展すると、現在の東アジアの主要国である日本・中国・韓国はベトナムのことを東アジアと認めるのでは?と思ってしまいます。


(下から二番目がベトナム語の漢字です。最近は漢字を復活させようという動きもあるそうです)

このように、東アジアの主要国である日本・中国・韓国、また北朝鮮、ベトナム、香港、マカオで使用されている言語の会話・または文章における頻出単語の半数以上は漢字をもとに作られていて、漢字を理解できる人にとっては大変学びやすい言語となっています。

TPPが発効して、もっとも経済成長が見込まれるのがベトナムと言われています。そのベトナムの役割は簡単に言えば、今まで中国がやってきたことをベトナムがやるということ。

以下のURLはブルームバーグによって2015年に書かれたベトナムの成長率に関する記事です。

http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-10-08/more-shoes-and-shrimp-less-china-reliance-for-vietnam-in-tpp

現在、中国は今までの大量生産から産業を変える時期にきており、ベトナムがその受け皿となるというのが一般論です。そして私もこれ以上の知識はありません。一般論でしか語ることができませんが…。

ベトナム語を勉強するのと韓国語を勉強するのは同じような感覚?

おそらく多くの人が気づいていないこと。それは、ベトナムも漢字圏だったので、韓国語にたくさんの漢字語が入っているように、数をこなしていけば、漢字語がわかるようになります。また上級に行けば行くほど、漢字語が増えていきますので、特に中国語を齧った人なら、他の人と学習のスピードに差がつくと思います。


私がベトナム語を学ぶのに、お勧めする本はやはり、旅の指差し会話帳です。

こういう簡単なものから遊び半分で学んでいく。そうするうちに、どんどん頭にしみこんでいき、これが勉強ではなく興味に変わってくる。そうすることができれば、ベトナム語は一気に自分のモノにすることができます。


(画像をクリックするとアマゾンのレビューページに移動します)

こちらは、ベトナム語関連書籍の中でダントツのナンバーワンでした。レビューを見る限り評価が高く、やはりベトナム語で会話程度の語彙を使ってペラペラになりたい場合、この本から入るのが好ましいようです。

日系企業は、これからも進出する可能性がある?

たとえば、日本では仕事がない若者もいます。(選ばなければあるのですが)。そういう方々が、今後東南アジアで管理職などになる場合、

ベトナム人を動かさなければなりません。

そうすると、ベトナム語は必然的に必要となってくる。


(ベトナムのリゾート地。ベトナムの景色は美しいですね)

結論

結論から言うと、ベトナムが好きな人、また東南アジアの人気言語であるインドネシア語やタイ語と差別化を図りたい人、そしてベトナムの日系企業で働いて経験を積みたい人、ベトナムでビジネスを興したい人などは、ちょっとかじってみるのもいいかもしれません。

やはりベトナム人がいくら英語を勉強していたとしても、現地の言葉がわかるのとわからないのでは、相手とのビジネス以上の信頼関係を作るのは難しいと思います。相手の文化を知ってこそ、相手に受け入れてもらえるのだと私は思っています。

アメリカ人が英語だけで話しているのと、ちょっとつたない日本語で、お寺とか神社とかサムライって言ってくれたほうが日本人だって絶対うれしいしね!

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2016年02月05日更新

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