ペルシア語を勉強するメリット、需要、重要性

近年、イランの経済が凄まじく発展すると予測されてるそうです。

また、それに対抗するようにサウジアラビアは、石油に頼らない経済の構築に向けて、かなりの外交を展開しているようです。サウジアラビアと言えば、イランのライバル。以前、断交して話題になりましたよね?

「サウジアラビアとイランが断交した本当の理由は?」

そして、つい最近、2017年3月に、サウジアラビアの国王と、その王室関係者が1000人くらい東京にいらっしゃったことが、テレビでずっと話題になっていました。

今までアメリカが守っていたことによって、またアメリカでシェールガスがでなかったことによって、将来危機感のなかったサウジアラビア。

今後は資源だけでは生きていけないと悟り、日本の天皇陛下に謁見したほど・・(笑)



サウジアラビアは、2030年までのビジョンをこのように、まとめています。

http://vision2030.gov.sa/en/ntp

財政的にも厳しいサウジアラビアは、国を改革しなくてはいけないところまできています。サウジアラビアとはアラビア半島のほとんどの土地を独占、つまり日本人が好きなドバイ(アラブ首長国連邦)や、カタール、バーレーン、クウェートなどの、いわゆるセレブ国家?(笑)は、実はサウジアラビアの子供たちみたいなものである。
と言われています。

そんなサウジアラビアが一番、恐れている国。それがイラン。

西洋からイランに対しての制裁が解除され、ドイツ、フランス、イタリアなどはイランに投資しまくっている状態。もともとイランの教育水準は高く、今後の国際情勢と、投資によっては、かなりの速度で発展すると予測されている。

そこで必要とされるのがペルシア語人材だ。

繰り返すようですが、サウジアラビアが大胆な改革していくことで、イランの改革もかなり加速していくことが予測されます。

日本ではイランのニュースはほとんど聞きませんが、ドイツ系企業はすでにイランの市場を狙っていますし、それこそ中国がこのイランという7000万人市場に目をつけています。




そもそも、イラン語?ペルシア語?どっち?

ここで一つ知っていただきたいのは、イラン語なんてものは存在しなく、イランで話されている言語はペルシア語です。また、ペルシア語はアラビア文字で表記されているので、勘違いされやすいのですが、

ペルシャ語はアラビア語とは全く違う言語です。

これをたとえるのなら、日本語と中国語の関係です。

中国語=アラビア語
日本語=ペルシア語

ペルシア語の高級単語には多くのアラビア語単語は含まれています。アラビア語とはかなり古い言語。ヒンディー語やパキスタンのウルドゥー語、また驚いたことにスペイン語の高級単語にもかなり多くのアラビア語が含まれており、アラビア語自体、かなり影響力のある言語と言えます。

東アジアでいうなら、韓国語や日本語の中に多くの漢語が入っている。のと、似ています。(つまりアラビア語が中国語のように古いもの)

イラン?それともペルシア?

イランと聞くと、なんだか悪者のイメージがあります。

これは西側諸国中心の、いわゆるアメリカ的な報道に洗脳されてしまった結果、日本人の耳にもイランという言葉が悪いイメージになった結果です。

また、イランとイラク、どっちかわからないといった日本人も多くいますが、これは正直恥ずかしい話です。というのも、それをイラン人が聞いたら、7000年もの歴史があるペルシアを知らないのか!?と心の中で思われてしまうかもしれないからです。(笑)

ちなみに、イランではなく、ペルシアと聞くとどうでしょうか?とても上品なイメージがありませんか?記事の一番上に載せた写真もペルシア猫ですが、



ペルシアと聞いて、高級なイメージがわくのは、実は、

イランには長い歴史があり、中東やヨーロッパでもその歴史は尊敬の対象だからです。

このイランという国の経済が軌道に乗れば、イランについてくる国も多くなるに違いない。というのも、イランの教育水準は高いと言われており、優秀な人材がたくさんいるといわれているからです。(さきほども述べましたが・・)

けれども、やはりリスクもあると思います。

イランの国内情勢がどれだけ変わっていけるのか?ということ。イラン人がみな同じ考えであるとは限らず、国内にいろいろな勢力がいて、それらのバランスがこれからどう保てるのかが、焦点になってくると思います。

ペルシア湾を挟んだ先には、アラブ首長国連邦、カタール、クウェートなどのお金持ち国家があるので、イランの発展によって、これらの国々の経済構造も変わるかもしれないともいわれています。

つまり、今まではサウジアラビアという中東の大国の子分みたいな国家でしたが、イランが発展してくると、イランとの貿易がより活発化し、とても面白いことになってくると思います。

つまり、ドバイのあるアラブ首長国連邦や、カタール、クウェートなどは、サウジアラビアにすり寄っていますが、イランが強くなると、イランとサウジの間のバランスを取り入れた国家づくりを目指す可能性すらあるということです。

つまり、現在、イランのせいでサウジアラビアは大胆な改革を迫られているところです。(日本にこの手の情報は入ってきにくいですが・・)

最近中国や韓国ではアラビア語を学ぶ人がかなり増えてきていますが、世界的にみてもアラビア語の勢いは止まることはないと思います。

また、その中でアラビア語学習者と差別化を図りたいなら、断然ペルシア語でしょう。

外務省では、毎年のようにペルシア語人材を募集しています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000044642.pdf

以下の地図をみてもらうとわかるのですが、イランとは、トルコのずっと右にいったところにあります。そして、いわゆるサウジアラビアをはじめとする中東は、昔はアフリカの一部だったのではないか?と思われるような形をしています。もし、アフリカと中東の間に川がなければ、中東はアフリカの北東部のような存在でしょう。

まさに、イラン人は中東をそのように、”お前らはアフリカの一部だろう?”と見下している傾向があると思います。それは日本人がアジア人じゃない、日本人だ!と思っている感覚と似ているかもしれません。

日本人は、中国人や韓国人、インドネシア人はアジア人で、自分たちは日本人だと思っていますからね・・。私は20歳くらいの時、カナダで "I am not Asian!" って言い続けていましたけど( ´艸`)


https://www.europeiranforum.com/

ペルシア語とアラビア語の発音の違いを動画で比較してみました。

ペルシア語の発音はアラビア語とは全然違い、なんだかフランス語的な上品さもあると思います。
ちなみに、ペルシア語でも、ありがとうは、フランス語と同じ、

メルシーです。(笑)

https://en.wikipedia.org/wiki/Franco-Persian_alliance

このような以前イランに存在した王室のブルジョワがフランス語を話していたともいわれています。

「ペルシア語のフランス語借用語の一覧」


以下、動画を比較してみましたよ。

以下は世界的に有名な BBC の番組です。 BBC では、アラビア語でも、ペルシア語でもニュースが配信されています。凄いですね。BBCって、お金持ち・・・。

日本の NHK が世界にアラビア語でこのように動画配信していたら、そりゃすごいですよね。 BBC はもちろん日本語では動画配信していませんが、多言語で動画配信しています。その中にもペルシア語がある。

やっぱりスケールが違う!



この動画でペルシア語を聴いてみての感想。

個人的には、ペルシア語の方が優しく聞こえます。あと、なんか上品な感じも…。なんでしょうか?ヨーロッパ?という感じがします。私にはいつもイランがヨーロッパに思えてならないのです。女性のファッションもヨーロッパに近いし、顔立ちもなぜかイタリア人のようなヨーロッパ系の顔立ち。

YouTube でよくイランの番組を見たりするのですが、女性のファッション意識が強い。頭にかぶるスカーフも半強制的につけられているような感じで、特に若い女性は半分前髪を見せて、しかもヨーロッパ的な黒のサングラスをかけて、とてもファッショナブルです。(笑)

私もいつか、動画撮影の際に、スカーフと黒のサングラスやってみようかしら?

「白人には何種類ある?北欧系、南欧系、中東系、インド系、アフリカ系を比較」

あら、話が脱線したわ…。(笑)

一方、やはり、アラビア語はかっこいい。



ペルシア語の上品さはあまりないかもしれないけれども、何か強く引き付ける何かがある。しかも、私にとって、アラビア語はペルシア語よりももっと魅力的。それは現在のペルシア語に存在する語彙の多くがアラビア語由来の単語だからということもあるけれど、やはりアラビア語を話せたら、かっこいいという何かが私の中には存在しています。(笑)

これら両方とも、 BBC が作成したため、音質もいいですし、おしゃれ感覚でどちらの言語も楽しめるかもしれません。(笑)


(画像をクリックするとアマゾンのレビューがご覧になれます)

この本は、CDつきで2000単語が収録されているので、聞き流すだけでとりあえず勉強しなくても、自然と頭に焼き付けることができると思います。私も最初の段階ではアラビア語をそのように勉強しました。

ペルシア語人材は日本でほとんどいなく、また外務省でも募集するような希少価値の高い言語ですので、少しずつ学び始めるのは、一種の投資ともいえるかもしれません。

まとめ。
個人的にはアラビア語メインで学習していきたいですが、男性はアラビア語、女性はペルシア語を勉強したら、なんとなく合っているかも?と思いました。

これって、男性がドイツ語、女性がフランス語。みたいな感覚かも?って、私の感想でした(笑)

やはり、希少価値のある人材になるには、こういう言語をかじってみるのもいいかもしれません。(もちろん文化などに興味があることが前提ですが!)

こんな記事もオススメです。
「複数言語を操るマルチリンガルになるためには?」


2017年03月29日更新

ペルシア語を勉強するメリット、需要、重要性 ペルシア語を勉強するメリット、需要、重要性 Reviewed by よこいりょうこ on 8月 29, 2016 Rating: 5

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