新しいタイプのプロパガンダ!?海外在住、多言語話者でオカマの「まるちりんがーる」りょうこが言語や国際事情を独自の視点で発信していきます( ゚Д゚)/



1回100円以下も。ネパールで少女が誘拐され、インドの大都市で売られている現実と、民族対立





最近なのかはわからないが、タイで日本人の若者がインスタグラムに夢中になって観光地でマナーを守らなくなったりしているとか、日本人が東南アジアにおいてもナメられ始めてきているという情報を小耳にはさむがまさに、そうなってきているのは、一部の人たちが自分より所得の低い国に行けば、自分のほうが上とか、格安でヤれる。と思っていて、そういう一部の日本人を現地の人たちが見ているからなのかもしれない。

東南アジアにいたときは現地の人から、日本人=売春婦を買っていそうなオッサンのイメージがある。ということさえ聞いたこともあるのでね(^^;

実際、tinderで知り合った20歳くらいの日本人男子と話していた時に、彼も、「ベトナムで1000円以下でヤれる村があるらしくてそこに行く予定なんですよ」とのことだった。

そういうところは大概、HIVなどのリスクが非常に高いのだけどね…。

そこまでしてヤりたいのか、それとも、日本国内では満足できないのか。よくわからないが、男性なら冒険がてら、そういうことに手を出すことに楽しみを感じるものも多いだろう。

けれども、そんな格安の少女たちには切ない事情があるのも事実だ。この記事ではあまり注目されないネパールという国の少女たちが、南インド最大の売春街などに売られていくストーリー、そして意外と日本人が知らないネパールが抱えている事情などについても書いていきたいと思う。




①人身売買と、その値段

ネパール人女性は値打ちがない」と言われていると、この動画(以下のソース)でもハッキリ言っているように、東南アジア人や南アジア人女性の価値は、そういう市場において低いと言われている。

白人>東アジア人>東南アジア人・南アジア人など、その序列はよくわからないが、人種によって値段が変わるのは有名な話である。

例えば中国人女性と日本人女性なら日本人女性のほうが平均的に価格が高くなるのは、なんとなく分かるだろう。

そんな価値がないと言われるネパール人女性も実は、価値がつき、それがインドへと送り込まれるというシステムが確立されている。

そこには未成年も含まれるというのだからゾッとする。しかも、その価格とは500ドル(5万円)である。5万円じゃ、appleのスマホ「iphone」さえも買えない。宮崎牛が一等、573万円というし、そう考えると、牛の100分の1で売られているのが、ネパールの少女という言い方もできるかもしれない。

ちょっと喩えが悪すぎるのだけどね…。で、どのようにそういう田舎の少女が人身売買されてしまうのか。その内容を以下、ストーリーとしてまとめた。



彼女たちを人身売買するいわゆるブローカーはいろんな形で女性に近づく。例えば普通に女性と結婚した後、そのまま行方が分からなくなったケース。つまり誘拐するために結婚するという手口。

また、ネパールは山岳地帯が多い国であるが、バスが立ち往生するようなことも多い、そのようなすきを狙い、喉が渇いてバスから降りてくる女性に対して、川の水は危ないからこの水を飲みなさい。と言い、薬を混ぜ、実際に彼女が目を覚ますころには、もうそこはネパールではない。ということもあったそうだ。

このように、毎年何千人ものネパール人(未成年の少女を含む)が、ムンバイ、ニューデリー、コルカタという大都市(彼女たちにとっては地獄の地)に連れていかれる。

このインタビューに答えたカルパナは一年以上の間監禁され、1日なんと25人の男性の相手をさせられたという。

拒むと金を返せと言われるのだそう。反抗するとレイプしようとする悪い男もいた。
一方で彼女たちを理解してくれる良心的な男性もいたという。

ちなみにこれらの悪名高い売春街は私も以下の記事にまとめたことがある。この世とは思えない。と言えるくらい混沌とした場所。絶対に近づかないほうが良い。

「【閲覧注意】旅行中に間違って行ってはいけない、世界の売春街(風俗街) TOP20」

何よりもかわいそうなのは、彼女たちは大都市というものすらしらなく、山奥に長閑に暮らしていた普通の少女であり、何も知らない。勉強もできなく、連れてこられた場所がどこなのかもわからない。

その精神的なダメージは非常に大きい。



②逃げることができたけど、そのあと待ち構えている運命

ムンバイ郊外の売春宿に売られた少女は、ある良心的なインド人男性のお陰一応逃げることはできたという。けれども、ネパールに戻ったとしても、村では売春をした少女は軽蔑され、もうそこは戻るような場所ではなかった。という。

家族も嫌がるのだそうだ。なぜなら売春をしたような娘が家に戻ってくると、家を焼き払われる恐れもあるからである。

ネパールや、インドでは女性の地位は非常に低い。インドでは西洋の情報も入ってきているので若い人を中心に、少しずつインドを変えていこうという機運も高まりつつあるが、

「女性の地位が低く、レイプ大国の「インド」で、セックスや恋愛観について、考え方が変わってきている理由【インドの反応】」

もともとインドは、旦那さんが無くなったら一緒に奥さんも焼かれるべきである。という変な奇習(サティー)も存在していた国。

夫の亡骸(なきがら)とともに、焼かれるというものである。つまり、女は男に黙ってついていけ。というものなのだろうか。

「アフリカ・中東・インド(南アジア)の奇習、迷信、不思議な民族 TOP10」

このような女性の人権が低い国では、自分の娘をかなり年上の男性と結婚させる、いわゆる児童結婚もかなり行われていることがわかっている。

「児童婚が行われている国 TOP20 と、欧州・アフリカ・中東・アジアで児童婚が消えない10の理由【海外の反応】」

つまり両親からしても、どうせ娘なんて育てても学歴もなく、金も稼げないので少しお金を持っている男のところに出してやろう。という考えになってしまうのかもしれない。

ちなみに、娘が誘拐された母親は、心の中では、誘拐した男性に対して「生きたまま皮をはいでやりたい」と思っている。と動画の中では語っていた。

それくらいネパールでは女性に対する人権が低いのだろう。


②ネパールで売られる女性は安い



で、上ではネパールの田舎の少女などがインドの大都市に売られる事実を書いていったが、ネパールでも売春は多くやっていて、首都ニューデリーから東に300km以上離れたネパール南西部のインド国境付近の街、ネパールガンジでは、インド人が安い女性を買いに行こうと、訪れるような売春街がある。

動画で紹介されていた怪しげな宿では22歳の売春婦が殺害されたという事件が起こったこともあるのだとか。首絞めによるものだという。

1回100円以下でヤれる宿というのが、7:07で紹介されていたが、ここの90%近くがHIV感染者であり、結核を患っているという非常に危険な場所だ。

非常に危険なので絶対に近づかないように…。ちなみにインドは人口が14億人くらいいて貧富の差が激しいものの、1人当たりのGDPは20万円となっていてネパールの二倍である。

つまりインド人(特に首都ニューデリーなどに住むもの)にとってネパールは安い場所というふうに感じるのかもしれない。




③アジア最貧国の誤解

1人当たりのGDPでみると、ネパール(9.7万円)、キルギス(12.6万円)と、前回紹介したバングラ(17.4万円)よりも低い。

バングラでも以下のような状況なのに、一人あたりのGDPとしてはその半分に近いのがネパールなのである。

「少女を薬で太らせる?バングラデッシュが抱える「売春」「ドラッグ問題」と、汚染された労働環境と、ロヒンギャ問題」

とはいっても、これよりも低いアジアの国々もあり、それが、タジキスタン(8.2万円)、アフガニスタン(5.4万円)とである。

なので、ネパールがアジア最貧困国と呼ばれるのは間違ってはいないが、その下もあるということだけは覚えておこう。

また、決して貧困の人が多いというただそれだけの理由で、女買いに行こうとか思わないでね。ちょっとでも失敗すると、痛い目見るからね…( ゚Д゚)

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_GDP_(nominal)_per_capita




④インドの傀儡国家としての側面

ネパールという国は、ブータンとともに、輸出も輸入もどちらとも、インドに依存している。これはほぼ傀儡国家、保護国みたいな言い方ができそうなくらいの数値である。

以下まとめてみた。(インドの比率)

ネパールの場合→輸出(61.2%)、輸入(61.4%)
ブータンの場合→輸出(81.1%)、輸入(78.3%)

つまりネパールはインドから輸入しないと国が成り立たない。中国からは15%ほどしか輸入していないことを考えれば、インドからの輸入は物凄い膨大…。

で、さらに凄いのはブータンである。ワンチュク国王が就任後にすぐにインドに行ったことからも分かるように、この二つの国はインドの子分みたいなもの。

つまり、ネパールの少女がインドに売られるわけなのだよ…(´;ω;`)

ちなみに、パキスタンはインドと非常に仲が悪く、輸出・輸入も3%以下。インドの東側にあるバングラに関しても、輸出(2.4%)、輸入(12.2%)とインドとは活発に貿易をしていない。


⑤ネパールを知る上で重要な、2つの民族対立


ちなみにおまけとして書いていこうと思うが、ネパールでは民族対立のある地域がある。一つが、マデシ問題と言われるもの。マデシとはネパール南部に東西に広がる細長い平原地帯で、1100万人が住む。つまりネパールの人口の48%が住んでいる。

この細長い地域は文化的に北インドの影響が強く、丘陵地帯に住むネパール人の主流派パルバテ・ヒンドゥーから差別を受けてきた。

パルバテ・ヒンドゥー(山地のヒンドゥー教徒という意味)というのは上の写真にいるネパールに住む、ネパールの最大かつ支配的民族。

つまりインドのヒンドゥーとは少し違う。なので、マデシではインド流のヒンドゥーが主流になっているというか、ネパール語ではなく、ヒンドゥー語を話すものもいるため、ネパールの中でも、対立構造ができているのである。

つまりマデシに住む者たちは、ネパールという国でありながらも、北インド人寄りにいる。簡単に言えば、韓国の釜山などが地理的に九州に近いので、釜山では韓国人同士でも日本語が使用される。みたいな、そういう状況だということなのである。

またもう一つは、ブータン南部に住むネパール系のブータン人、ローツァンパである。彼らは、日本人に似た一般のブータン人とは違い、

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lotshampa_refugees_in_Beldangi_Camp.jpg

肌が浅黒く、インド人のような顔立ちをしており、民族浄化により、1980年代以降、政府は違法移民だと主張し、100,000人以上のローツァンパをブータンから強制退去させた。

ということがあった。

現在これらの多くは、アメリカ、カナダなどの第三国に移民として散らばっている。思うのは、悲しいことに、どこの国でも南部系の人たちと言われる人は、差別されるよね…(´;ω;`)

最後に。

あまり話題に上ってこない国ではあるが、東京の新大久保はネパールタウンとも呼ばれるほどネパール人が多い。これを機にネパール人と仲良くなって、見識を広めてみてはいかがだろう('ω')ノ

Reference
https://www.youtube.com/watch?v=wk86oUsT8Yo

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1回100円以下も。ネパールで少女が誘拐され、インドの大都市で売られている現実と、民族対立 1回100円以下も。ネパールで少女が誘拐され、インドの大都市で売られている現実と、民族対立 Reviewed by よこいりょうこ on 8月 17, 2019 Rating: 5

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