2016/11/12

日本人が知らない、マレーシアにおける中華系とマレー系の民族対立

まず、この動画は、かなり激しいので閲覧注意です。記事の下のほうにも、貼り付けています・・。



マレーシア?あまり日本では注目されないこの国。テレビではシンガポールが何度もでてくるので、知らない人はいないと思うのですが、マレーシアと聞くとパッとしない人も多いかもしれません(特に若い世代では)

日本の平均収入よりも高いといわれていて、東京の24区ともいわれているシンガポールや、仏教文化や王室を持ち観光でもとても人気なタイ、そしておよそアセアンの半分、人口が2億人以上もいるインドネシアに比べたら、

マレーシアってあまりパッとしないかもしれない。

けれども、このマレーシアは、東京オリンピックが行われる2020年までに先進国入りを目指しています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Wawasan_2020

またクアラルンプールや、シンガポールの国境にあるジョホールバルなどはかなり発展してるそうです。



写真を見る限り、クアラルンプールは大都会のように見えます。

こちらはジョホールバルという街で、日本人の永住先としても人気のようです。というのも、橋を渡るとすぐにシンガポールがあるので・・。

シンガポール人が週末に物価の安いジョホールバルに買い物に来るのだとか・・。

って、私は実際にシンガポールにもマレーシアにも行ったことがないので、あくまでもネット情報ですが。。



そんなマレーシアって、日本と同じように大多数が同じ民族ではないということをご存知でしたか?
以下、ウィキペディアのマレーシア情報を参照してみました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Malaysia
マレーシアの人口は、

およそ、3000万人(31,268,000)

また人種の割合は以下です。

50.1% Malay
22.6% Chinese
11.8% Indigenous
6.7% Indian
8.8% other

ちなみに、シンガポールではこの割合が逆です。つまり、マレーシアでは中華系が差別の対象になるのに対して、シンガポールではマレー系が差別の対象になるということです。(少数派が差別の対象という風に考えるのなら・・)

74.1% Chinese
13.4% Malay
9.2% Indian
3.3% others

おそらく、多くの人たちが、マレーシアと言えば、インドネシア人とかフィリピン人みたいな感じの人たち?っていう曖昧な考えしかなかったと思います。つまり、マレー人のことですね。

けれども、割合を見る限り、実際にはマレーシアに、マレー人は人口の約半分しかいません。この青と赤がマレーシアでは対立していることになります。

ここで、ポイントなのが、マレーシアには日本では考え難いある政策があります。

ブミプトラ政策。です。

https://en.wikipedia.org/wiki/Bumiputera_(Malaysia)

つまり、日本の北海道で考えるなら、もともと住んでいた土着人であるアイヌ人を優遇しようというものです。のちに本州から入ってきた大和民族などは、優遇されない。というような政策です。(簡単に言うと)

マレー人は国立大学へ優先的に入学できる。

けれども、この政策はマレーシアが中華系国家にならないための政策であると私は考えています。

そもそも、中華系やインド系の人たちっていつからこのマレーシアに住み着くようになったのかしら?犯人はイギリスです!イギリスは中東の国々に無理やり国境線を引いたり、インドを英語国家にしたり、イギリスが昔やったことが、今の世界にも影響を与えているわけです。もちろん、悪いことも多い分、現在の発展に貢献していることもあるでしょう。

イギリス植民地時代には、宗主国のイギリスによって中国やインドなどから外国人労働者が連れてこられた。という記述がウィキペディアにありました。

あるマレーシア在住のブログによると、

公務員などはマレー人が多いのだとか、なので中華系の人たちはたくさん働いて、その分裕福な人が多くなったのだとか。

またマレー人は優遇されているので怠ける?もちろん、すべてのマレー人やすべての中国人には言えないことだと思いますが。おおざっぱにいうとこんな感じではないでしょうか?という話です。

そんなマレーシアでは、マレー人と中華系の人たちによる暴動がよく起こるのだそう。



中華系が営む携帯電話屋さんに、マレー系の男性が、お前のお店の携帯電話は偽物だろう?っといいながら、そのマレー人がお店を荒らして、ショーケースを壊して中身を持ち出したのだそうです。警察も止めに入ってきてるみたいですが、公務員である警察はみなマレー人。当然、マレー人をかばうということもでてくるでしょう。

ちなみに、この私の書いた話は解釈がかなり違う可能性もあるので、あくまでこんな流れかな?くらいに理解していただけると助かります・・。

以下の動画のほうがもっと、わかりやすいかもしれません。



もう本当に戦闘状態ですね・・。無法地帯?(笑)いかにも、憎しみが露になっている・・。日本の弥生人と縄文人はうまく融合したのに・・。やはり政府の政策がマレーシアを縛り付けているのか?それとも、その政策がマレーシアを中華系国家にしないよう、うまくバランスをとっているのか?

私一人では全部うまくまとめられません。(笑)

ちなみに、

いつもフェイスブックなどで中華系のマレーシア人に、私インドネシア語できるよっていうと、あまり褒められない理由はここにあったのか・・。と思いました。

私はマレーシアにもインドネシアにも行ったことがありませんが、こういう風に考えてみると、インドネシア語を勉強している私は、マレーシアのマレー系の人たちにも優遇されるかも?(笑)

以下は、英語でマレーシア人は人種差別をしているのか?という質問に答えています。マレー系、インド系、中華系など、多様な民族がでてきておもしろいです!



シンガポールとマレーシアの関係ってどんな感じ??

この記事を書いていたらそういう事情も少し知りたくなってきました。もともと、シンガポールという国はなかったのですが、イギリス人がマレーシアに連れてきた中華系やインド系は、戦後差別の対象となりました。そして中華系がマレー半島の一番下のシンガポール島に追いやられていったという形で国家が成立。(本当にざっくりです)

すると、シンガポールは日本の平均所得を超えるほどの裕福な国家になってしまった。実際に、シンガポールの水はマレーシアが抑えているようです。けれども、その水を除水して、逆にマレーシアがシンガポールから水を輸入しているという面白い話も。

シンガポールのほうが技術も高いですしね・・。

マレーシアの中華系に、このブログを見せたところ、マレーシアに住んでいる中華系はマレーシアに住んでいることに不満を感じていると言っていました。

というのも、シンガポールで12万円は給料もらえるとすれば、マレーシアでは4万円だから・・。だそうです。

おそらく、平均的なことを言っているのかな??

それにしても、もともと中国大陸周辺に住んでいた中華系の人たちが、イギリスの都合でマレーシアに連れてこられて、700万人くらいにその中華系の人たちが増えて・・。

もし、このマレーシアにいる700万人の中華系を全部シンガポールに移住させたとしたら・・。すべて解決するだろうか?って、シンガポールが拒否するでしょう・・。

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」

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