欧米諸国における「性的人種差別」について。日本人は下位グループ?




この記事では、性的人種差別(特定の人種に対する個人の性的嗜好)のトピックについて書いていこうと思う。日本列島に暮らす日本人にとっては、この言葉は一度も聞いたことがないと思うけれども、多民族国家に住むものとしては、多くの人が意識するもので、かつタブーな話題である。

人種差別と言えば、人種で相手を差別することだけれども、この性的というのは、人種的に、つまり生理的に性的な関係として受け入れられるか。というような意味になってくる。

日本人の中にも、韓国人は大丈夫でも、中国人はちょっとダメとかいう人がいるけど、これらは皆日本人と同じモンゴロイド系、つまり広義で言えばアジア人であり、同等とみなされるということも最初に言っておく。

人種というのは、世界3大人種である、白人・黒人・アジア人というふうに考えて欲しい。これらは肌の色も違えば、骨の形も違う。

「アジア人、白人、黒人の骨格の違いが凄すぎる件」

なので人によっては生理的にOKだったり、生理的に無理だったりすることが生じるのだろう。子孫を残す意味で、惹かれ合わない場合もあると思う。

この記事ではそういうちょっとしたタブーなトピックについて触れていく。

またこの記事は、wikipedia の英語版にあった、Sexual racism を私なりに書き直したものであり、全てが正しいわけではもちろんない。けれども、少なくても何かしらの参考にはなるのではないか。特に、白人中心の国にまだ行ったことのない人にとってはね…。('ω')ノ



①アメリカにおける「異人種間結婚」の容認度

アメリカと言えば、昔は白人だけが認められた人種であった。もともとインディアンが住んでいた土地にヨーロッパからやってきた白人がインディアンを騙したり迫害し、黒人のブローカーを使う形で、アフリカから多くの黒人を奴隷として連れてきてお金儲けをしていたのである。

色がついた人種は人間として認めない。とでも思っていたのだろう。けれども、そんな時代であっても、全ての白人がそう思っていたというわけではなく、そういう風潮にあったので誰も文句が言えなかったというのもあるだろう。今の日本や韓国で、日本人が好きとか韓国人が好きと言えないような風潮と同じで、当時はインターネットもなかったので、皆の意見に合わせるしかなかった時代だったのかもしれない。

ということもあり、




1958年、米国内で異人種間の結婚を反対が95%近く。(青い線)そして賛成はたったの5%(赤い線)のみ。

信じられる?1958年のおよそ40年前に、日本は1919年にパリで人種的差別撤廃提案(Racial Equality Proposal)をしている。

けれども、1964年7月2日に公民権法が制定されるまでアメリカでは、ずっと黒人に対する人種差別は合法だった。白人しか入れないバーなどがその典型例。

それからアメリカも自体も変わったのか、2007年には、反対が17%程度(青い線)で、賛成が78%程度(赤い線)にまであがっている。

50年もすれば、その社会の風潮がガラっと変わることを表している良い例かもしれない。



②アメリカの白人が異人種と一緒になりたくない理由

まず、1865年に奴隷制度が廃止された後、アメリカ人(白人)は人種混合に対してかなり恐れていた。

例えば、モンテスキューの気候理論である著書「法の精神」では、「暖かい国の住民は、老人のようで、寒い国の人々は、若者のように勇敢である。」などと書かれていたり、黒人女性に対しては、イゼベル(イスラエル王Ahabの妻)、つまりふしだらな女と描かれていたり、黒人男性は、白人女性に対して強烈な欲望を抱いているなど、当時のアメリカではこういうことが普通だと思われていた。

このような黒人に対する間違ったイメージを植え付けた理由として、一部の白人の中に、黒人を奴隷化し続けようというような動きがあったものと思われる。

つまり白人が黒人に対して優位であるということは絶対に変えたくなかったのだろう。

白人は支配的であり続けたと言われている。たとえば、同居を選択した混血カップルは、KKKによって探し出され、リンチされたりも…。

つまり、もともと白人が異人種と一緒になりたくないのは、黒人やアジア人が自分たちの子孫を同じ人種間で残したいのと同じであるのと同様である一方、昔のアメリカでは、白人が優位になることでかなり丸儲けしていていた一部の人たちが、どうしても白人と黒人を一緒にしたくなかったのだろう。


③オンライン上での性的人種差別が増加

①のグラフで紹介したように、現在アメリカでは、2007年時点で、78%程度のアメリカ市民が異人種間の結婚に賛成している。

けれども、実際には異人種間の結婚の割合が極端に増えているというわけではない。ということも知っておくべきかもしれない。

オンラインデートのアプリなどでは、実際に、アメリカ人(白人)の46%未満が、他の人種の個人とデートする意思があり、アメリカ人(アフリカ系)は異人種間の関係に対してもっともオープンなようである。

とはいっても、アメリカ人(アフリカ系)が他の人種グループからは最も好まれないパートナーともされている。

また共通することは、どの人種ももっとも優先するのは同じ人種だということ。例えば日系人なら日系か韓国系か中華系のように、同じアジア人を選ぶ傾向にあるという事だ。

で、白人はアメリカ人の中で一番、異人種間のデートにオープンではないが、ヒスパニック系>アジア系>アフリカ系の順番で選んでいるという。

一方、これらヒスパニック系、アジア系、アフリカ系は白人とデートすることを除外しない場合が多く、ヒスパニック系とアジア系はどちらもアフリカ系アメリカ人とデートすることを嫌がる傾向があるそうだ。

ヒスパニック系と言えば、ヨーロッパ、特にスペインからメキシコにわたってきて現地のインディアンと混血したものたちが、アメリカに流入してきてスペイン語を話す集団を作った者たちのことを指すが、彼らには白人の血が入っており、またアメリカの白人文化にすぐに馴染むので、ヒスパニック系が白人にとっては、一番受け入れやすい人種だという。

どの人種でも見られた傾向が、女性は男性に比べ、他の人種を探さない傾向がある。また、これはよく知られていることだけれども、アジア人男性と黒人女性は、アメリカで一番オンラインデートで受け付けられない人種として扱われている…。

白人女性がアジア人男性を排除する可能性が強いのは、アジア人男性の女性的なイメージが強いからであると言われ、たとえ相手が高学歴なアジア人であってもだという。

とはいえ、アメリカ全体での話であり、アジア人が多いサンフランシスコ周辺だと、こういう偏見はかなり変わってくると思う。

で、特にアメリカでは南部の地域に住む人々の間では、異人種間で関係を持つ可能性がグンと下がり、デートする可能性も減る。

これはその人が、12歳の時点で定期的な宗教的慣習に従事した場合になるともっと減り、つまり異人種間でデートする可能性が低くなるともいわれている。

たとえばユダヤ人のバックグラウンドの人はプロテスタントのバックグラウンドの人よりも異人種間関係に入る可能性が非常に高いなど。

つまりユダヤ人は結構、そういう部分では自由なのかもね…。


④デート優先に対する人種的ヒエラルキー

複数のヨーロッパ諸国間の異人種間におけるオンラインデートに関する2015年の調査で、はヨーロッパ人、アラブ人、アフリカ人、アジア人、ヒスパニックのデートの好みを分析したところ、すべての人種がヨーロッパ人または自分と同じ人種を最も優先し、ヒスパニックとアジア人が中程度に続いた。そして、アフリカ人とアラブ人が一番下位に行くという結果になったという。

これがヨーロッパ、特にスウェーデンなどアラブ人の移民が問題を起こしている国だと、白人が異人種と結婚したいという願望がかなり薄れ、一方で、ヨーロッパに住む白人以外のものは、白人と一緒になりたいという場合が多いという。

またアラブ人はアラブ人同士と結婚することを好むとされているが、それは宗教的に強制されたものであり、白人に興味を抱いている人も結構多いのでは?という考えもあるよう。

にしても、日本とは違い、アメリカやヨーロッパでは人種と宗教が多様なので、マッチングアプリでも、きちんと宗教、人種などの選択を設けないと、うまくマッチングできない可能性は日本人同士よりも増えていくものと思われる。

またこれはタブーで論争が生じることもしばしば…。


⑤LGBTQにおける「性的人種差別」

同性間、ここではゲイの間での話をするが、アジア人男性は白人男性からは、女々しい男(従順的)たちと思われており、白人男性の多くがアジア人男性を恋愛対象として見ていない。

一方、白人男性の間で、黒人男性は超セクシーの部類に入り、アジア人男性はその対極と思われている。

またアジア系のゲイは、白人のゲイを受け入れる一方、黒人、アラブ人、その他のアジア系(東南アジア系?)をに対して不快感を示すとも、つまり受け入れない傾向が強いと言われている。

レスビアンのアジア系も、アメリカにおいて白人からは物好きが好む対象として思われている傾向があるのだとか。

また興味深いのは、女性を探す男性は、相手の人種に対してオープンなのに対して、ゲイの男性が相手の男性を探すときは、自分の好きな人種を明確にしているところだという。


⑥人種差別と性的人種差別は違う

人種差別というのは、人種によって社会的に損をすることも含んでいる。例えば、能力は同じでも、黒人やアジア系のアメリカ人よりも、白人のほうがある会社で採用されたら、それは人種差別と言えるかもしれない。

けれども個人個人が、どの人種に性的魅力を感じるかについては、人種差別とは言えない。と答えている人が結構多いのだという。

性的に魅力を感じないだけで、彼らと普通にお友達として仲良くできるし、仕事もできる。つまり、ロマンチック、性的に魅力を感じる相手が白人だけ。アジア人だけ。というのは、差別には当たらない。とも言える。

とはいっても、それはまだまだタブーな話なので、異人種が多くいる場所では、絶対に話さないようにしよね…。



⑥東アジア系女性と、黒人男性に共通するもの

アジア系男性と黒人女性は一番モテない。というのは上にも書いたけれども面白いのは、東アジア系の女性と、黒人男性にはある共通するものがあるという。

それは白人からみると、そういう系の動画などから描かれる印象が強く、どちらとも性的なシンボルとしてみなされている可能性があるという点だ。

つまり、女性の中でも弱弱しい感じで従順そうな東アジア人女性をそういう目で見ている可能性もあり、男性の中では一番強そうな黒人男性を、そういう目で見ている可能性もないとは言えないという事…。ちょっと遠回しな表現でごめん!<m(__)m>

つまり東アジア人女性を好んだり、黒人男性を好んだりしている人たちは、白人の間では、モノ好き。と思われている可能性もあるとうことなのだ。

特に、白人同士でも、フェミニストが嫌いな男性は東アジア人女性を好む傾向があるとか、男性に、男性らしい強さを求める白人女性の間では、黒人がモテるとか、色々な説がある…。


⑦一定数存在する「イエローフィーバー」

このブログでも、何度も書いているけれども、白人の中にもアジア人が好きな層も存在する。これをイエローフィーバーと呼んでいることが多い。

「アジア人好きの白人「イエローフィーバー」についてどう思いますか?【海外の反応】」

最近は韓流系の女性っぽいけど男性らしく、オシャレであどけない感じの男子にハマる白人女性が増えていることも確か…。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sexual_racism

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