新しいタイプのプロパガンダ!?海外在住、多言語話者でオカマのマルチリンガールりょうこが世界のレア情報を独自の視点から語っていきます( ゚Д゚)//



プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10




東南アジアに住んでいると、どうしても周りから中国人と思われてしまう。というと、「あんたが中国人っぽい顔だからでしょ。」って言うかもしれないけど、それは違うと言いたい。もちろん私が中国人顔に見られているのかは分からないけど、特にこちらをジロジロ見られなかった場合、中国人だと思われてるから誰も注目しないんだな。と思ったりする。

けど、東南アジアに住んでいる華人は私のことをおそらく日本人だと認識しているはずだ。それは、東アジア人にしかわからないその微妙な違いなのかもしれない。

やはり、華人からはジロっと一瞬見られる…。

先日クアラルンプールの英会話交流会で知り合った日本人女性から言わせると、「私の顔は日本人にしか見えない。」とのことだが、マレーシアの25%は中華系マレーシア人であり、首都クアラルンプールは、マレーシアで多数派のマレー系と、中華系の人口は同じくらいの割合になる。つまりクアラルンプールやシンガポールって中国人の都市なのである。

なので私はマレー系よりも、中華系に詳しくなりつつあるというか、中華系を強く意識しながら暮らしているとも言える。というのも、私がよく行くショッピングモールも、住んでいるエリアも、中華系なしでは成り立たない場所だからである。



けど、空港や観光客の多い場所ではない、つまり、現地に溶け込んで暮らしていると、マレーシアでは中華系住民と思われ、インドネシアでは、中華系インドネシア人と思われているかもしれない。おそらくそうだろう。と日々意識しながら生活しているわけだ。

また、やっぱり気づいている人は気づいていて、私の服装や歩き方、顔の表情、骨格はやはり中国人や韓国人の平均よりも日本人の平均に近い。

また、彼らもテレビで日本人の顔をよく見ているので、なんとなくわかるのだろう。

で、この記事では東南アジアで暮らす上で抑えておくべきことは、いかに華人を理解しておくべきか。ということのような気もしてきたので、書いていきたいと思う。

①東南アジアに渡った中国人は3種類いる



まず、東南アジアの華人を理解するには、この地にやってきた3タイプの中国人を知る必要がある。そもそも私は東南アジアに来るまで、こんなにも複雑な歴史があったのだとは知らなかった。

では、始めよう。

まず、プラナカン(海峡華人)という言葉を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。プラナカンというのは簡単に言うと、中国大陸との関係をすべて絶ち、中国大陸から東南アジアに渡ってきた人たちなのだが、主に、海峡植民地(上の地図の赤くなっている場所)であったペナン、マラッカ、シンガポールにおいて支配階層を形成していた華僑の末裔である。

一方、錫鉱労働者などの(出稼ぎ)労働者としてマレー半島に移り住んだグループは、トトックと言われる。

そして、苦力(クーリー→タミル語)の存在も忘れてはいけない。

以下、それぞれを説明していこう。


②プラナカン(支配階級)



写真はシンガポールを作り上げた、リー・クアンユー。彼も幼児期は中国語が話せなく、主な使用言語は英語とマレー語であるそう。

華人なのに、マレー語しか話せないのだ。今の世代とは違う。今の世代は、華人なら中国語(北京語)の教育をきちんと受けているので…。

にしても、このようなプラナカンの末裔が今でも富を独占しているのかもしれない。




③トトック(労働階級)

マレーシアの華人系の多くの起源は、英国植民地時代の錫鉱労働者である。と言われている。(それ以前の時代から貿易業を営んでいた者も多い)

マレーシアの華人系マレーシア人の多くが話す中国語は、広東語や福建語、客家語、潮州語(まれに上海語)といった南方系方言がメインなので、中国本土で一般的に使われる普通話(北方系方言)とは異なるが、現在は、多くの中華系マレーシア人は、中華系の学校に行くので、中国大陸の中国人が学校で学んで覚えるように、普通語(Mandarin)での意思疎通が可能。これは香港人が普通語を学校教育で学んでいるのと同じ。


④苦力(奴隷階級)



雨中的苦力 by william saunders

クーリーという言葉はタミル語であることからもわかるようにもともとインド人に使われていた言葉だ。が、後に、漢字で、苦力と書き、奴隷扱いされた中国人を指すようになった。(朝鮮時代のペッチョンに近い感覚かもしれない)

「李氏朝鮮時代の身分制度。両班、中人、常人、賤民と、人間扱いされなかった「白丁」(ペッチョン)との格差」

アヘン戦争後、広東・福建両省を中心に、汕頭市、アモイ、マカオなどから労働力としてのクーリーが世界各地に送られた。と言われている。

面白いよね、中国ってこうやって奴隷のような人たちが南部から送られている一方、現在の中国を作る革命を起こした人たちも、その多くが中国南部からだもんね…。

「歴史を動かした中国の偉人・英雄・リーダー(近代版) TOP10」


⑤インドネシア経済の90%を華人が握っている理由



上では、マレー半島(シンガポール含む)における華人の種類を書いたが、インドネシアには、13世紀ころから、やってきている。けれども、マレー半島と同様、大量の中国人がインドネシアに渡ってきたのは、オランダの植民地時代からだと言われている。(労働力として)

また、宗教の違いから、イスラム教徒のように宗教活動で時間がとられたり、あらゆることが制限されることのない中華系インドネシア人は当然働くしかなく、現在は、インドネシア経済の90%を握っているとも言われている。けど、この数字を表すものはまだ見つかってない。

Why do Chinese Indonesians or Chinese Indonesian descendants tend to be much wealthier than the rest of the population in Indonesia?

けれども、日本でも、大富豪数人だけで、日本国民3000万人分の富を持っていることを考えれば、あながち間違った話ではないのではないか。と私は確信している。

「大富豪上位8人(そのうち半数はユダヤ人)だけで、世界人口の半分以上の純資産を持つ事実と、日本の上位10人の資産が国民3000万人分である現実」

というのも、インドネシアに住んで気づくのは、高級アパートメント、高級ショッピングセンターに行けば、ここは東アジア?と思うくらい、肌の白い中国人が多いからだ。

また彼らの多くは食べ物が違うのか、インドネシア人の平均よりも、肌が白く、背も高く見える。南アフリカにいる多くの黒人の中に、白人系南アフリカ人がいたり、南米に白人がいるような感覚に近いのかもしれない。

けれども、知っておくべきことは、中国は、インドネシアを恨んでいるということである。それは、インドネシアでは経済難になるたびに、中華系インドネシア人がその標的となって虐殺された。ということが繰り返し起きてきたからだ。

「なぜインドネシアは日本に占領されたのに、中国人が嫌いで日本人のことは好きなのですか?【海外の反応】」

なので、インドネシアに住む中華系は怯えながら暮らしている側面もある。一説によると、そういう事態に備えてすぐに国外に出られるように空港の近くに住むのだとか。

とはいえ、インドネシアは人口が多いから目立たないということもあるが、実際は世界最大の華人国家である。

インドネシア、ついに世界最大の華人国家に

日本では、こういったインドネシアで華人がものすごく強い力を持っているということはあまり語られない。

とはいえ、インドネシア人が中華系インドネシア人を虐殺するような事件が何度もあったのは、佳子。そんなインドネシアは現在、ショッピングモールでインドネシア人(ジャワ人など)が、獅子舞を披露するなど、中国文化もインドネシアの文化の一つとして取り入れている。

けれども、インドネシアが次、経済難になったとき、再度暴動が起こるかもしれないと私は思っている。明らかに生活していて思うのは、その富の格差なので…。


⑥シンガポール華僑粛清事件を知らない日本人

東南アジアの国々には親日国家は多い。けど、私よく思うことがあってね。それって、結局は、日本よりも経済的にレベルが低い国に限ってであって、私が住んでいるインドネシアなんかも、親日国家だと感じるが、彼らの所得が上がった途端、それは変わってくるのではないだろうか。ということ。

タイやベトナム、フィリピンなど、日本からの援助をいまだに受けているような国って、日本嫌いです。なんて言えないし、中には観光でやってくる日本人から取れるだけお金をとって稼ぎの糧にしたいと思っている人も多いはず。

で、持論だけれども、今、親日国家~!と思われている国も、経済発展すると今ほどそうは言われなくなるのではないだろうか。

日本人って勝手に「アジアで日本だけがアジアの奇跡!」みたいに勘違いしてるけど…。(台湾は実際に地震などで多額の義援金をくれたり、親日だと日本でよく言われているが、住んでみると、観光で行ったときのようなチヤホヤされる感はないということも言っておく)

そんな中、中国人の国でもあるシンガポールでは、過去に日本ではあまり教えられないような虐殺が起きている。私も、シンガポール系の記事を書こうと思って知った歴史なのだけど、シンガポール華僑粛清事件といのがあって、これはシンガポール人の友人がいるのであれば、少し知っておく必要があるだろう。

少なくても、この事件を日本人のほとんどは知らないけど、シンガポール人のほとんどは知っているということである。

以下の本が、参考になるかもしれない。

シンガポール華僑粛清―日本軍はシンガポールで何をしたのか

つまり、東南アジアを欧米列強の植民地から解放した。とか、そういう部分が最近はネット上で強調されたりしているが、そういう部分がありながらも、負の部分ももちろんいくつもあったということは、彼らを理解するためにも、知っておくべきだろう。

数字が何倍にも膨れあがる南京事件とは性質が違うような気もする。

「南京で日本語教師だったとき、中国人に聞いた大虐殺の真相」


⑦シンガポールは中華系の都市国家



また日本人があまりイメージできていないのは、シンガポールという漠然としたイメージである。

日本ではシンガポールと聞いただけで、最近はマーライオンよりも、マリーナベイサンズ周辺の華やかさ、現代のドバイのように、かつての日本人がイメージしていたニューヨークに近い感覚を持っている人も多いかもしれないが、シンガポールはそれほど大都会ではない。横浜と川崎を合体させたような人口に、高層ビル、多国籍な人たちが集うだけである。(高級なものは多い)

またシンガポールは一人当たりのGDPで日本を超える国ではあるが、ジニ係数(富の格差を表す)では、最低ランク。つまり、シンガポールに税制のためにやってくる一部の外国人が多くの富を持っていて、その収入などが一人当たりのGDPに反映されているだけなのである。

そして、そんなシンガポールは、ふたを開ければ、人口の76.2%が中華系。つまり、何が言いたいかというと、シンガポール=簡単に言えば、中国共産党の国ではないが、中国なのである。なので、中国大陸、台湾、マレーシア、シンガポール、インドネシアは中国人が経済的に支配する国ということで一致している。

ここをイメージできていない人は多いのではないだろうか。そしてシンガポールは、中国人(華人)が、東南アジアの富を吸い上げる拠点のようなものなのである。と思えてくる。(地理的にも、マレー語・インドネシア語圏のちょうどど真ん中…)→マレー語とインドネシア語はほぼ同じ。

Demographics of Singapore

こういうイメージをできない日本人は非常に多く、シンガポール=マレー系など、南国の人たちの都市で、華やかな場所。という漠然としたイメージだけになってはいないだろうか。

ちなみに、マレーシアの空港で入国審査の時に待っているとき、後ろの若いカップルが、やけに私との距離が近いなぁと思っていたら、やはり中国人で、彼のパスポートはシンガポール国籍であった。

つまり、中国人はどこの国で生まれようが、パーソナルスペースが近く、基本的に相手のことをあまり考えないのに対して、マレー人やインド人は、並ぶ際にも、きちんと前の人との距離を空ける。また横入りするような図々しいことはしない。

「韓国人はなぜ近距離で話す?パーソナルスペース(プロクシミクス)が広い国と狭い国 TOP20」

私はよくマレーシアの狭い歩道で横一列に並んでいる中華系の若者などが邪魔だったので、肩を軽くたたいてどけたり、エレベーターでマナーの悪い中国人男子にも、肩トントンとやって移動してもらったりと、大胆なことをしているが、それくらい中国人の、周りに配慮しない部分というのは、凄い。

中国で暮らしたこともある私だが、シンガポールの中国人も基本的には大陸と同じような感じなのであることを、住んでみて体験した。わけ…。

もう一つ発見したのは、バスに乗っているとき、インドネシア人やマレー人などは、横に荷物を置かないで自分の膝に乗っけていることである。これが中国や韓国だったら、隣の席が空いていても荷物を置く…。

ちなみに、HDI(人間開発指数)が高い=道徳性などが高いとは言えない。なぜならこの指数には、道徳などは含まれていないからだ。(シンガポールはHDIが高い)

「日本は何位?世界の「素養・素質」が高い国家 TOP10 と、中国国内の TOP26(HDI順位、一人当たりのGDP付き)【中国の反応】」

また、余談だけど、シンガポールにも、風俗街は存在する。

「在住者も知らなかった?シンガポールの売春地区「ゲイラン」が話題になっていた件【海外の反応】」


⑧マレーシアの人口の25%は中華系

このことについては、私のブログでも何度も語っているので、もう聞き飽きた。という人も多いだろう。

「日本人が知らない、マレーシアにおける中華系とマレー系の民族対立」

けど、私がマレーシアに住んでみて知ったのは、国内全体では中華系の比率は25%だけれども、都市部ではその比率がグッと上がることだ。

なので、地区によっては台湾とか中国南部に住んでいるのと変わらない生活ができる。クアラルンプールは、50%が華人で、中華系だけの学校もいくつも目立つ。ショッピングモールなど、中間層~富裕層が集まりやすい場所ではその比率がグンとあがり、まるで台湾か香港、つまり中国南部にいるような感覚に陥る。

またこういうわけもあってか、マレーシアもシンガポールも、時差は中国と同じなのである。(日本時間から-1時間)

一方、ベトナム、カンボジア、タイ、インドネシアはマレー半島よりも東なのに、日本からは、-2時間。という不思議さ…。

本来は、マレーシアもシンガポールも、-2時間にするべきなのにね。ASEANが、標準時を作って合わせるかもしれないという計画がささやかれたことがあったが、今はどうなってるんだろうね…。




⑨中華系のお陰で日本人が優遇されている可能性

シンガポールなど、華人がほとんどの国や、マレーシアのクアラルンプールのように、半分の人口が華人という場所では、日本人はあまり、チヤホヤされない。

けれども、これがインドネシアだったり、タイだったり、フィリピン、ベトナムだったりすると、日本人が結構チヤホヤされるのである。

私はその理由を考えたとき、単に日本人が先進国からきた人たちであるという理由以外に、これら、中華系の比率が低い国では、少数の中華系の人たちが支配しているからではないか。と考えたことがある。(フィリピンも、インドネシアも、富を持つものの多くが中国系)

ベトナムの場合は、経済的な支配というよりも、国が繋がっていることと、かつて冊封国だったことから中国を警戒して、日本人を優遇するみたいな感じで、タイもお金持ちの多くは中華系の血を引いているタイ人であることが多かったりするので、彼らの中に、中国系への憧れというか、嫉妬心みたいなものがあり、それを隠すために、日本人が好き!って盛り上がるのかもしれない。って思うこともある。そして最近は韓国ドラマなどの影響で、ほとんど話題にもならなかった韓国人がモテはやされてたりね。(一部の若い人たちの間で)


⑩華人は、東南アジア人を見下している?

これは東南アジアではタブーの話題であると思う。それはマレーシアやインドネシアに住んでみても感じることだ。華人のほうが所得も高いし、オシャレだし…。(;^_^A

また、もちろん人によるのだが、大柄な華人男性は、偉そうに見えたりすることもあった。なんだろう。ポケットに手入れて気取ってるみたいな…。あれ、日本にもたまにいるけど、何がしたいんだろうね…って思っちゃうポーズなのよね…。

私が一番目についたのはやはり、クアラルンプールの地下鉄やモノレールの中で、中華系の女性のほとんどがこれでもか。というくらい真っ白い脚をさらけ出すように短い短パンをはいていたことかな…。

別にみてないのに。とか思いながらも、そういう人がエレベーターの前に立っていると、こちらも不快になる。そういう女子に限って、私の脚みてるでしょ?みたいな感じで、後ろを振り向くのだから…(;^_^A

インドネシアと違い、マレーシアではマレー系の女性は肌を露出しないし、頭もヒジャブで覆っているので、このように真っ白い脚を出せるのは中華系女子しかいない。ということを考えても、私からすると、何か気に食わないのである。

という私も短パンで、脚見せつけまくってるけどねぃ~( ゚Д゚)//

ちなみに、ネット上でも一度、削除された動画だが、華人の中にはこういう風に考えている人たちもいる…。

「人種差別!?東南アジアの中華系が語る、東南アジアはジャングルで日本・中国・韓国は夢の国!!に非難のコメント殺到!【海外の反応】」


最後に

普段から東南アジアで遭遇する華人をみて、私はいつも、この人たちの子孫は、なぜここにやってきたのか。といつも考えていた。けれども、この記事を書いたことで、今後は、どの階級だったのかなぁ。と考えることもできる。

一つ不思議が解消された気持だ…。

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プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10 プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10 Reviewed by よこいりょうこ on 2月 28, 2019 Rating: 5

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