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普通語(北京語方言)だけでなく、広東語(香港語)上海語を勉強するメリット・需要・重要性



この記事では、広東語のメリットと、上海語のメリットをそれぞれ書いていましたが、ひとつの記事に統合することにしました。

この記事で学べることは、中国語の普通語(北京方言に近いもの)だけでなく、中国を代表する所得の高い大都市、香港(広東語がメイン)や、上海(上海語がメイン)などを挨拶程度のフレーズで覚えてみようというきっかけを作ることにあります。

なので、記事の構成は、まず広東語のメリットから始まり、上海語のメリットで終わるような感じになっています。

ちなみに、こちらもよく読まれています。
「中国語(北京語)を勉強するメリット、需要、重要性」

広東語(香港語)を勉強するメリット・需要・重要性




現在の日本では、英語と中国語、そしてフランス語または韓国語が人気言語といったところでしょう。

このうち、英語と中国語はビジネスのために学ぶ人が多いということは、言うまでもありません。

多くの日本人にとって、今や中国語=北京語になってしまっている感がある。それは非常に残念です。

「中国語(普通語)は英語で、マンダリン?その意味と語源」

こちらの記事でも書きましたが、中国語は中国全土の地方の方言を総称した名称です。中国で使われているスタンダードなものは北京語によく似た普通語です。

また、中華人民共和国になってから、それまで現在の台湾で使用されている繁体字から簡体字になってしまい、簡略化されてしまいました。

一番上の写真は、香港ですが、広東語は香港で使われている言葉です。また、香港はイギリスの植民地のもとで発展したことは有名なのでお分かりいただけると思うのですが、

中国で最も裕福な省ともいわれている広東省の現地人が使う言葉でもあるのです。

そんな広東省の人たちは、公的な場所(役所など)や、学校教育で広東語の使用を禁止されてしまいました。

広東語を守ろうと、デモが起こったこともあります。

語学を学ぶ動機が、就職優先の多くの日本人からすると、

広東語なんて勉強しなくても、中国語の北京語をもとにした普通語を勉強すればいいでしょ?おそらく、90%以上の中国語学習者はそう思うかもしれない。

けれども、面白いことに、日本人は香港が好きなのです。

実際に2015年のデータを参考してみよう。

http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/20160901.pdf

日本政府観光局(JNTO)の調査によると、2015年に日本から海外へ行った日本人の出国先の順位は以下のようになります。

①アメリカ=362万人
②中国=249万人
③韓国=183万人
④台湾=162万人
⑤タイ=138万人
⑥香港=104万人

香港の人口をご存知ですか?

723万人です。

たったの、723万人。っていっても、シンガポールの561万人よりも多いですが…。(笑)都市国家なのでこんなものでしょう。

これだけしか人口がいないのにも関わらず、5000万人近い人口を有する韓国よりも、全然多い。これは意外な事実かもしれない。

香港には2万人近くの日本人も住んでいるそうです。ちなみに、シンガポールが3万5千人、上海は6万人以上の邦人在住者がいるそうです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000162700.pdf

香港と言えば、先進国。総合的に比較すると、東京と肩を並べられるくらいの都市といえば、いまだに香港くらいしかない。と思います。




やはり現地の人と、現地の言葉で話したい。

私はビジネスで中国語を使用した経験があり、北京語はそれほど細かい翻訳でなければ、事務などで使えたりするレベルです。

そんな私は現在広東語を少しかじっています。

というのも、広東語ができると、私的にはメリットがあるからです。

歴史が証明するように、現在の中国の広東省および、香港の人々は中華人民共和国成立後、北京語を強制的に学ばされている状態。

中国政府は、世界中に孔子学院を設立し、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどを中心に北京語の普及に努めています。この勢いはすごい。

多くの人たちが北京語に近い普通語を学ぶ中で、

もし私が広東語で少し会話ができるとなると、やはり現地の人たちも親近感を覚える。やはり第一印象って大事ですしね!

広東語の使用範囲は結構広いって本当?


(広州は中国南部最大の都市です)



(朝鮮半島くらい広い広東省は、もう国として考えるべきです)

広東省って、面積的には韓国よりも広く、人口も韓国の二倍くらいあります。つまり、広東語覚えると、かなり選択肢広がる可能性あり!?また海外に散らばっている華僑の多くは南部出身ということもあり、広東語が通じることが多いようです。

以下をご覧ください。身近な国、韓国と比べたほうがその違いがはっきりします。

■大韓民国
面積=100,210 km2
人口=50,617,045
GDP$1.392 trillion (2015年の estimate )

■広東省
面積=179,800 km2 (韓国よりも広い)
人口=106,440,000 (1億超え。およそ韓国の二倍)
GDP1.104 trillion (2014年)

まだ、上にも書いていますが、国内総生産も韓国と同じくらいで、決して広東省は貧しいエリアではないということもお分かりいただけると思います。

この数字は隣接する香港の GDP は含まれていないので、香港も含めれば、韓国を超えてしまうでしょう。




つまり、広東語圏というのは馬鹿にできないくらい大きいということがわかります。

なので、私は広東省を中国の地方とはとらえず、韓国やベトナムよりも経済的、人口的にも大きい一つの国だと思うようにしています。

また、

広東省は中国の中でも独立志向が強く、今後も広東語を守りぬくはずです。(何百年も受け継がれてきた広東語が、中国共産党によって数十年で滅ぼされるとは考えにくい)


上海は中国最大の都市。上海では、広東省の広東語のように、家庭では上海語を使う。けれども、ペキン語、つまりマンダリンができる人達が増えている昨今では、上海語と北京語を混ぜて話すという変な現象も起こっている。

けれども生粋の上海人は、大阪人や京都人が頑なに関西弁を守っているように、上海人同士では上海語を使い、上海人同士では北京のことをバカにしたりする。とされている。

このような言語は、そう簡単には絶滅しないし、絶滅させてはならない。とも思う。

次は、上海語を勉強するメリットです。(二つの記事を統合しているので、若干読みづらかったら申し訳ないです(;^_^A)




上海語を勉強するメリット・需要・重要性

私が何度か住んでいた上海。上海語と呼んでいたものがいつの間にか、上海弁と呼ばれるまでになってきているのではないか?もちろん中国では、

・北京語
・上海語
・広東語

のように、上海語と呼ばれていますが…。

上海は第二の東京と呼ばれるほど日本人が多いし(実際に現在海外で日本人が一番多く住んでいる都市が上海)、また距離的にも一泊二日などの日程で気軽に行ける場所だ。なので、簡単な上海語を覚えて、上海人ともっと親密になるのもいいかもしれない。

そうすることで、上海人から受け入れられる。と私は思います。

①上海語の発音は、北京語と違い日本語に近い

以下、聞いてみたい人は、こちらにユーチューブのURLをつけておきます。
WIKITONGUES: Ivy speaking Shanghainese

この動画に対するコメントを見てもわかるのですが、上海語は北京語と違い、外国人にとって優しい音に聞こえています。

ペキン語と言えばもっと強い感じなのですが、上海語は日本語のように流れるような優しい音という印象。

上海人と日本人の相性がいいというのも頷ける気がする。

実際に、この動画を見た人たちの海外の反応をまとめてみるとこんな感じになりました。

北京語が耳障りに聞こえるのに対して、上海語はおしとやかに聞こえる!や、上海語が中国で一番美しいアクセントだよね、この上海語の発音を聴いていると、北京語と日本語のハイブリッドに思えるのは、私だけだろうか?

という肯定的な意見。特に日本語っぽいという部分は日本人の学習者に対しても有利であると言えるだろう。

また、こんな専門的なコメントもあった。

最近の上海の若者は、北京語の影響のせいで、発音がかなり崩れてきている。 ng って発音しなければならないところを wu にしたりするクセがあったりするのもこのせいかもね。この動画でも、彼女がその北京語の影響について語ってるよね。

②上海は日本人にとっては、第二の東京である


Reference Site http://www.essentialhommemag.com/best-rooftop-bars-tops-banyan-tree-shanghai-on-the-bund/


私の感覚からすると、飛行機で数時間で行ける上海は、第二の東京(香港より近く、ソウルよりも世界に開けている都市であることがポイント)。つまり、大阪よりも大きく、国際的に開けている大都市が上海だと思うのですが、

東京みたいな大都市好きには、上海という街はかなり魅力的。高層ビルのような外観的なものに限らず、上海人は他の中国人よりも一歩先を行っているし、教育レベルも高い。もちろん英語を話せる人もかなり多く、

日本人からすると安心して話ができる人達。という感じもする。というのも、中国の田舎のほうに行ってしまうと、上海人よりも価値観やライフスタイルが違う人のほうがいいと私が実際に感じたからでもあるのですが…。

上海は都会的な生活に慣れているので、近代化している日本人に考えが近いと思います。

また、上海人の教育を受けた人たちは、日本の平均的な人たちよりも、英語ができるし、また世界についての見識も広いと思います。

そういう意味で、気軽に上海に行くような生活をするのなら、挨拶程度の上海語を覚えることは、人脈形成など、色々な面でメリットになるはず。




③上海人は中国人と呼ばれたくない

上海人は中国人なのに、上海だけが中国で一番栄えている!というプライドがあります。最大のライバル北京にはもちろん富がたくさん流れていますが、

上海人は”私たちは上海人。あんた、上海の戸籍持ってないのに、上海に住んでるからって、偉そうにしないで!”
というよいな態度。
日本と違って、戸籍が違うだけで、大学の募集枠なども違ったりする国なので、これは北海道人と東京人を考えるよりももっと複雑な気がする。

けれども、香港人には頭が上がらない中途半端な上海人。香港といえば、西洋のイメージが強くなるので、たとえば香港でこれ買ってきた、とか、東京でこれ買ってきた。といえば、女子なら聞き耳をたてる。というのが上海人だと思う。けど、韓国のことは見下している感じがする。また、上海人と日本人が似ているのか?なのかわからないですが、日本に目を向けている人も多い気がする。

上海に住んでいても、生粋の上海人の人たちを探すのが難しかったりもする。というのも、外国人も多いし、地方から働きに来ている人も多いからです。その中で、上海人と上海語で簡単にコミュニケーションが取れる日本人になれることは、かなりの強みになると思います。そうすることで、上海人の友達がどんどん増えていくからです。

実際に私も上海滞在時に、上海人から、”簡単な上海語くらいは覚えていたほうが得することが多いよ”。と忠告されたこともある。

その時私のマンダリンは、全然話せるレベルではなかったので、上海語に手を付けることはできていない状態でしたが…。

 

(画像をクリックするとアマゾンのレビューがご覧になれます)

最後に。
現在中国語(北京語方言に近い普通語)を学んでいる日本人は多いですが、英語+このようなよく訪れる香港、上海などの現地の言葉を挨拶程度覚えるだけでも、人脈の広がり方が違うと思いますし、自分だけの正解を作っていけると思います。

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普通語(北京語方言)だけでなく、広東語(香港語)上海語を勉強するメリット・需要・重要性 普通語(北京語方言)だけでなく、広東語(香港語)上海語を勉強するメリット・需要・重要性 Reviewed by よこいりょうこ on 12月 12, 2016 Rating: 5

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