新しいタイプのプロパガンダ!?海外在住、多言語話者でオカマの「まるちりんがーる」りょうこが言語や国際事情を独自の視点で発信していきます( ゚Д゚)/



ブータン国王の「日本凄い論」と皇室との歴史。また、幸福の国ブータンに起きている「ローツァンパ問題」






ブータンという国は南アジアにある小さな国。南アジアと言えばその中心はインドである。つまり東南アジアよりも白人寄りの顔の人が南アジアには多いということは以前も書いた。(骨格レベルでね)

「インド人が白人のような顔をしている理由と、インド北東部に日本人のような民族がいる理由」

そんな中でもブータンは南アジアにありながら、中華系というか日本系というか、北東アジア寄りの顔の人たちが多い。

これはキルギスなんかもそうだが、北東アジアからかなり離れているのに不思議だよね。

ブータンはインドの北東に位置するが、すぐ西側に位置するネパールとは全く人種が違うのもまた面白い。これが民族問題になっている側面もある→記事の下の方に書いておいた)

「1回100円以下も。ネパールで少女が誘拐され、インドの大都市で売られている現実と、民族対立」

またここは東南アジアの国々とは違い、日本人であってもビザなしで入国できない。

そんなブータンは日本の皇室とかなり親密な関係にある。それは2019年8月に秋篠宮家が悠仁さまを連れてブータン旅行に行ったことからも分かる。

そもそもブータンと言えば、日本人に顔が似ている人が多いことで有名だけれども、海外情報に疎い人にとってはブータン、ネパール、バングラ、ミャンマー、チベットの区別すらよくわからないのではないか。とさえ思う( ´艸`)

全てに共通することは貧困国。

でも一つだけすぐに覚えられる方法がある。それは昔日本でも行われていたと言われている、いわゆる「夜這い」の風習が今でもブータンには残っていると言われているということ…('ω')ノ

「世界の奇習、迷信、不思議な民族 TOP10」

で、そんな、ブータンを知らない、または曖昧に理解している人にとってはこの記事は面白いかもしれない。皇室とブータン王室から、幸せの国と言われているブータンの闇までこの記事ではまとめていきたいと思う。('ω')ノ



①日本人に顔がそっくりな件

ではまず興味がありそうな部分から始めていこう。まずブータンと言えば、日本人に顔がそっくりと言われている。それは以下の記事でも検証済。

「日本人に激似!?ブータン人女子からみた、ブータンのイケメンTOP18。ワンチュク国王の弟も!?」

そもそもブータンと、その北部に位置するチベット自治区は、どちらともチベット仏教ということで共通していて、しかも民族もほぼほぼ同じだと言われている。つまり、下の記事にも書いたが、日本人と共通のDNAを持っているということ。

チベットには日本人や韓国人のような北東アジア系の顔の人が多く、中国の漢族とは少し違う。というようにブータンも基本的に、北東アジア系のアッサリ顔の人が多い。

「日本人と共通の DNA を持つ【チベット人】のイケメン TOP20 」

なので、イケメンを探しに旅行しに行く日本人女子もいるくらい。けれども一つ注意しなければらないのは、日本人だからといって海外に行ったときに自分たちは上だと思って勘違いしている人は注意したほうが良い。

ブータンと言えば日本人から見るとアジアの最貧国に見えると思うが、1人当たりのGDPで言えば、私が現在住んでいるキルギス(11万円)とブータン(30万円)で、かなり差があることからも分かるように、ブータンはフィリピン、インド、バングラ、ミャンマーよりもこの意味では上。

しかも最貧困国と呼ばれているキルギスでさえ、日本人だからといって別にそれほど騒ぎ立てられたりもしない。という現実だからね。('ω')ノ

なので、顔が似ているということに親近感を持つことは良いが、現地に行けば彼らの文化を尊重しよう。→何人か見てきたからね。そういう女子一人旅みたいな感じで、アタピ日本人です♪を超アピールしている人…( ゚Д゚)

「日本人は海外でナメられてる?パリで行われている中国人狩りにみる、白人が思うアジア人のイメージ」





②ブータンと皇室の歴史の始まり

ブータンの王室はそれほど古くはない。日本の皇室が世界で一番古いと言われていることを考えれば、ブータンの王室は非常に新しいとも言える。

「日本(皇室)は最古じゃない?世界一古い王室(王朝) TOP25」

またインドの保護国的な意味(貿易依存度が非常に高い)で考えれば、インドには王室がない分、インドと日本の友好の中にブータンも組み込まれているような気もするよね('ω')ノ

で、1907年にブータン初の王が即位して以降、今が5代目である。

ウゲン・ワンチュク (1907年~1926年)
ジグミ・ワンチュク(1926年~1952年)
ジグミ・ドルジ・ワンチュク(1952年~1972年)
ジグミ・シンゲ・ワンチュク (1972年~2006年)
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(2006年~現在)

5代目のワンチュクはこの中では一番イケメン。けど少しイモっぽいというか、ちょっとお笑い系も入っているような気がするが、ブータンのみならず日本でも人気があるのは確かである。

時には日本人の格好もするので、日本人としては非常に好感が持てる。



https://www.mofa.go.jp/region/asia-paci/bhutan/visit_1111.html

いっそのこと、インドの保護国から日本の保護国に切り替える?とも思ってしまうが、ブータンと仲良くしていること=インドとの関係を良好に保つことにも貢献しているのかもしれない。なんて思ったりもする。

日本の天皇が即位したときにすぐに会った要人は、トランプ大統領。日本では優先順位の1位にアメリカが来るが、ブータンはインドが優先順位の1位である。

貿易も、輸出・輸入ともに、80%以上で、事実上のインドの傀儡国家という言い方もできるだろう。

https://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_Bhutan

また不思議と、ブータン王室と皇室の写真を見ていると、アジアで一番の仲良しだと思っていたタイ王室よりも、更に兄弟国家なのではないか。とさえ思てくるのが不思議である。

ちなみに日本人はキルギスのことも勝手に兄弟国家だと思ってるよね。現地の人に聞いたらその話知らない人ばっかだったよぉ…( ゚Д゚)←ネットの情報って怖いw

「住みやすさ抜群。日本人の兄弟国家キルギスの「ビシュケク」に2ヵ月住んでみた件」



③ワンチュク国王による伝説のスピーチ

ワンチュク夫妻は、結婚後の外遊先として、2011年11月15日に日本を訪問。その際に、国会で演説をした。この年は東日本大震災があった年だ。ということもあり、多くの日本人がブータンのイケメンと美女の来日に励まされる形となった。

また、このときたまたま平成天皇(明仁)は入院中だったときで、歓迎行事は、当時の皇太子さまが、入院中の天皇陛下の名代として出席された。

また2011年と言えば、日本人の中に中国に対する対抗心みたいなのが芽生え始めた時期とも近く、ブータン国王が演説する日本凄い論に対して、ネット上では称賛の声が上がっていた。

「世界史において、かくも傑出し、重要性を持つ日本」
「ブータン国民は、常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年もの間、偉大な日本の成功を心情的に分かち合ってきました」
「日本は、当時外国の植民地であったアジアに自信とその進むべき道への自覚をもたらし、以降、日本のあとに続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くのアジアの国々に希望を与えてきました」
「日本は、過去においても、現代においても、世界のリーダーであり続けます」 
「このグローバル化した世界において、日本は、技術と革新の力、勤勉さと責務、強固な伝統的な価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです」
「世界は、常に、日本のことを、大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることに願望を持って、何事にも取り組む国民、知行合一、兄弟愛や友人、ゆるぎない強さと気丈さを併せ持つ国民、であると認識してまいりました」
「他の国であれば、国家を打ちのめし、国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に日本国民の皆様は、最悪の状況下でさえ、静かな尊厳、自信、規律、ここの強さを以って、対処されました」 
「文化、伝統、及び、価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは我々の現代の世界で、他に(他の国で)、見出すことは、ほぼ不可能です」

この内容は、参議院のHPにも保存されている。

https://www.sangiin.go.jp/japanese/ugoki/h23/pdf/BHUTAN-kariyaku-2.pdf

つまり、日本人よりも、ブータン国王のことのほうが日本のことをよく知っているということとも取れる。この演説を聞いて、日本のことをもっと勉強しなければ。と思った人は結構多いのではないだろうか。


④眞子さまがブータンの姉さんに、curtsy する場面も



2017年6月、眞子さまがブータンを訪れている。その際に、国王夫人に対して、curtsy をしたのが話題になった。curtsy は、女性同士の間で目下の者が目上の者に対して、ひざを曲げ、礼を尽くすポーズを取ることである。

物凄く有名なのは、故ダイアナ妃が天皇陛下にやってみせたあの伝説の curtsyである。

「ダイアナ妃による天皇皇后両陛下への膝を曲げてするお辞儀 curtsy が美しすぎる【海外の反応】」

それに比べると、眞子さまのcurtsy は少し照れ臭く、またcurtsy を受けた王妃も、あまりcurtsy をされたことがないのか、少し照れ臭そうにしているのが印象的だった。

しかもワンチュク国王なんか、心配そうに見守っている。けれども、こういうプリンセスがクイーンに対して、curtsy するというというプロトコルは今後も残っていって欲しいね。

「世界のプリンセス(王妃、王女)ランキング。日本の女性皇族は何位?」



雅子さまなんかもプリンス時代にヨーロッパの王妃などに対しては、ちゃんとやっていたけれども、紀子さまが curtsyをやったところはまだ見たことがないな…( ゚Д゚)

と思って調べてみたら、紀子さまはかなり腰の低いcurtsyを何度も披露していたことが明らかに…。ちなみに雅子さまの curtsy はネット上でお相撲さんかい!みたいな感じで批判されていたこともあったけど、個人的には雅子さまは curtsyが非常にうまいと思う。



皇室:ブータン国王と面会 旅行中の秋篠宮ご夫妻ら(朝日新聞)

ちなみに、紀子さまは今回のブータンご訪問でも、華麗なcurtsy を披露。着物姿の curtsyは難しいと言われいたり、紀子さまよりもかなり若いブータンの王妃に curtsyをする姿は非常に印象的。一方、上の動画を見ていて思ったのが、王妃が紀子さまとお話しているとき、非常に気を遣っているようにも思えた。

年齢的には紀子さまのほうが上なのに、称号が変わってしまうとこのように上下関係が変わってくる王室の世界は面白い('ω')ノ


⑤次期天皇悠仁さま初の海外訪問先として

眞子様と小室さんの結婚問題によって従来雅子皇后のほうに批判があった皇室だが、最近はその矛先が秋篠宮家に変わってしまったこともあってか、今回のブータン旅行もネットのコメント欄でかなり批判されていた。

10日間の訪問って、ブータン側に気を遣わせるだけでしょ。みたいなコメントが多かった。税金でそんなに旅行楽しまないでよみたいなコメントも。

ちなみに今回はなんといって次期天皇になる悠仁さまに何か起こらないようにかなり注意を払わなければならないので、ブータン側もプレッシャーが大きいだろう。王位継承権1位と2位の二人がブータンで何かテロにでもあってしまったら、皇室を継ぐものは、愛子さましかいなくなる。という声も聞かれた。

実際に、今後、愛子天皇は誕生するかもしれない。東京オリンピック以降、この議論は加速していくのではないだろうか。

「愛子天皇は誕生なるか。歴代女性天皇 TOP10 と、女系天皇との違い」

で話は、秋篠宮家の批判に戻るが、今回のご旅行、実はブータンの王室から招待だというので、そうなると批判はできない。

また紀子さまが思われているように、悠仁さまもこの年齢で初の海外に行かれ、日本と外国の違いを体験され、成長されるに違いない。



⑥ブータンは本当に幸福な国なのか

国民総幸福量(GNH)という概念を創り出したブータン。一時期、ブータンの国民のほとんど(95%以上)は自分たちは貧しくても幸せと考えていることが取り上げられていた。

それに比べて日本人は経済は豊なのに心は貧しい。とか話題になっていたよね。幸せな国ブータン、最後に理想郷ブータンなど、ブームによって色々な本が次々に出ていった。

けど、GNHというのはGDPがかなり低いブータンがそれに対抗して作ろうとしたようなもの。という意見もある。

日本と違うところと言えば、ブータンには信号機がほとんどないこと、動物が道路で寝ていたり、夜は鳥などにダメージを与えないように電気をなるべくつけないとか、色々な配慮がある部分。また、人口の9割が農民(自給率100%)など、多くのことが異なる。

顔は日本人に近く日焼けしている部分ではキルギスとも重なる。また、チベット仏教徒なので、家の中の祭壇にお金をかけるのが流行っていたり、蚊を殺さないような、日本人と共通した部分もある。(日本人も他国に比べれば虫などに対して残酷ではないという印象もある)

私が考えるに、幸福の国と言われていても、平均寿命は短い。王室関係者は良いものを食べているので違うと思うけどね。

そう考えると人口60万人で1人当たりのGDPが日本の2.5倍ほどのルクセンブルクと比較すると、本当はどっちが幸せな国家なのか。と考えてしまったりもする。

ちなみに、米作りを手伝った西岡さんは日本では知られていないけれども、ブータンでは一番有名な日本人であり、本物のサムライと私が認定しているところである( ゚Д゚)

「日本史には出てこない、日本人が世界で称賛・尊敬される理由と、現代版のサムライ TOP10」

で、観光客としてしかブータンに行ったことのない外国人は、ブータン人は幸せそうだった。とべた褒めしている人も多くいるが、これって私が現在住んでいるキルギスと同じように、1週間くらいの旅行では見えてこない部分って非常に多くあると思うのね。

旅行客には幸せそうに見えても、実際彼らがどんな風に思っているのは分からないのだからね。

https://www.quora.com/Is-the-Kingdom-of-Bhutan-really-happy

キルギスで生活していてやっぱり思うけど、最初の一日目のホステルで出会った人って、ほぼ、ガイドブックに載っているような観光地しか行っていなかった。それを旅人と話して終わりみたいな。

でも私はそうではなくてここに住んで現地の人たちの生活を調査したい派なのね…。


⑦民族問題(ローツァンパ問題)

このように良いイメージしかないブータン。ブータン王室も良いイメージしかないのだが、この国にはローツァンパという、民族問題が存在することはこの国を知るうえで覚えておくことの一つであるとも思う。

いわゆるブータン南部に住むネパール系のブータン人。1980年代までにブータンの人口の28%がネパール系となっていたと、ブータン政府は推計していたとも言われブータン人口のおよそ20万人くらい(ブータンの人口は80万人くらい)が、差別されているということになる。

ミャンマーにいる国籍不詳扱いされているロヒンギャや、インドで差別されている南部系の人たち、日本でもアイヌや沖縄系を下に見る人が存在するように、どこの国でも南部系に見える人たちは、このように差別される側になることが多いのかもしれない。

とつくづく思ってしまう。ローツァンパについては、次回もっと詳しく説明するね(^_-)-☆
Reference
https://mezaki.blogspot.com/2010/07/blog-post_24.html
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_income_equality

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