2012/02/14

なぜ、多くの韓国人は東南アジア人や黒人を見下すのか

この記事では、白人という言葉や肌の色に関する内容が書かれています。まず誤解を受けないようにしておきたいのは、すべての韓国人がこのように思っているということではないということです。多くの韓国人にそのような傾向があるのではないか?と私が直接韓国で生活をしてみて感じたことを、私の主観で書いています。

ここ韓国にいると、気が付くことがある。それは日本人というだけで特別扱いされることだ。え?反日じゃないの?と思うかもしれませんが、私が日本人というだけで色々特別扱いされたことが実際にありましたし、韓国に住んでいる私の知り合いの日本人も私と全く同じようなことを言っていました。

韓国では自国よりも生活水準が高い国から来た人に対しては、とてもWELCOMEな態度を表すと思うのです。それは日本人も同じではないでしょうか?

その中でも、私が感じること。それは韓国では、日本人、アメリカ人、イギリス人、ドイツ人、フランス人が、特に特別扱いされるような気がします。日本人の平均よりも所得が高いシンガポール人は?と言うと、悪くは扱われませんが、あまり人気があるわけでもないように思います。

また意外なのが、韓国人が中国人を見下しているというまぎれもない事実。これは本当なんです。

もちろん全ての韓国人がそうだったわけではないですよ?私は気になって、いくつかの韓国人の友人にその理由を尋ねたことがあります。1番妥当な答えが返ってきたのは、KAIST(韓国科学技術院)といわれる韓国では誰もがエリートと認めている英語だけの授業を行う大学を卒業し、現在高麗大学校の大学院で法律を勉強しているある男性でした。彼のお父さんが日本の東北大学と関わりがあり、彼自身も日本語がほんの少し理解でき、ドイツ語が堪能なので、普通の韓国人とは少し考え方が違います。

彼はこう言いました。1人あたりのGDPが韓国より高い外国人にはWELCOMEする。私が思ったこととまさに似ていました。でも、多くの韓国人がどの国の人を特別扱いする傾向があるのか?という理由には、経済的に豊かという理由だけではないような気もします。

なぜなら、多くの韓国人が有色人種のアメリカ人に対しては、それほどすごくWELCOMEという感じではないからです。

日本人の場合、やはりアメリカ人やヨーロッパ人は目に留まるところがありますが、だからといって、東南アジア人やアフリカ人を見下すような態度をとる人はほとんどいません。これは間違いないと思います。ですが、私が知る限り多くの韓国人は明らかに両者を区別しているような気がします。

(この人は東南アジア人女性だと思います。きれいな女性の写真を選びました・・・)

中でも、多くの韓国人が見下す対象は、
中国人(漢民族)
中国人(朝鮮族)→基本的に韓国人は朝鮮族を同じ民族だと心から思っていません。
フィリピン人
タイ人
ベトナム人といった、意外と多い韓国への出稼ぎ労働者や留学生、そして韓国人男性と結婚しているそれら東南アジアの女性たちは見下されています。

おもしろいのが、韓国のテレビ番組で、わざとたくさんの東南アジア人を出演させて、韓国がまるですごい先進国かのように演出するようなやり方です。

韓国人男性は東南アジア女性にもてる!みたいな番組を企画したり、韓国人を追いかけている東南アジア人女性を使って、いかに韓国という国が人気なのかを国民に宣伝して、国民全体で優越感に浸っているのです。

私はなんとなくその気持ちを理解でいないでもないです。なぜなら、韓国という国がモテはやされるようになったのは、本当にここ10年くらいだからです。韓流ブームや経済成長などで進化を遂げたのは事実だと思います。それまで、韓国という国は、特に何もなかったと言って過言ではないでしょう。なので、韓国のエンターテイメントがすごいとか、思いたい気持ちもわかります。でも、東南アジア人を、あのように使わないでほしいです…。(もしかしたら日本にもそんな番組があったかな?!)

ある日、韓国の食堂で中国人の友達とご飯を食べていたところ、その食堂で配膳をしているアジュンマが私に、中国人?と言ってきました。なぜなら中国人の友達と二人でご飯を食べていたからです。そして、私はアジュンマに言いました。いいえ、違います。日本人ですと言ったのです。そして、さっきまで、明らかに見下しているように私を見ていたアジュンマの目は尊敬するように明るい笑顔に変わってしまいました…。わかりやすい…。そして、韓国はどう?とか韓国のイメージについて私の意見を聞いてきたり、楽しそうに話しかけてきました...。一方、私の友達の中国人には冷たくしていました。

実際に、私は何度も韓国でWELCOMEされてきたし、よくしてもらってきています。
私が感じた中国と韓国が、本当は親日な理由

韓国人にアメリカ人の友達を紹介するよ!って言ったら、とても喜んでくれて、その紹介する相手がアメリカ人だけれども黒人だというと、なんだ…。みたいな態度になったりしたこともあります。

韓国人って本当に東南アジア人や、黒人に冷たいんです。なぜか黒人や中東の人たちも彼らにとっては、見下す対象になっています。不思議ですね。

GDPなどの生活水準以外に考えられることとして、私の主観、そしていくつかの韓国人から聞いた話ですが、韓国人はアジアのスカンジナビア(つまり、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなどで構成される北ヨーロッパ)が韓国だと思っているということです。その理由は、北方民族の中心地区であること。そして、私も感じたことですが、中国北部や朝鮮半島の人たちは平均的に日本人全体よりも肌が明るい(色素が薄い?)ということです。つまり、肌が白ければ白いほど良いとされる国柄だということ。これらは彼らの唯一の誇りであり、自分たちより肌の色が暗い人たちは見下す対象となっていると思うのです。その理由に、韓国で日サロンに行くような若者はほとんどいませんし、男性でも日焼け止めを塗った状態で長袖の服を着たまま海水浴を楽しんだりします。(これが日本人男性と韓国人男性の違うところでもありますね)

また韓国の大学のキャンパスでは、少し太陽の日差しが強くなると教科書などで顔を隠す男女を結構みることができます。日本ではあまり日焼けに対する抵抗はない人が多いと思います。(特に男性)

(ロシア人!?よくわかりませんが、こんな写真をみつけてきました)

何度も言いますが、もちろん、すべての韓国人がそうだというわけではないですよ?韓国で、白人は日本で白人がWELCOMEされる以上に歓迎されます。むしろ、日本では白人というだけでちやほやされることはあまりないと思います。多くの韓国人女性も日本人女性のように好奇心で白人に近づいて、ブランドのように扱う人もいます。

そして、最大の理由は、韓国では英語ができないと就職できない社会だからではないか?

ということです。とにかく英語がネイティブの人と関わりたいんです。そして多くの韓国に来る白人はそのことを知りながら、韓国人と遊んでいます。

日本に来る白人と韓国に来る白人の違いはなんでしょう?それは日本に来る白人は日本文化に興味がある人もいる。または会社の転勤で来ているのに対して、韓国にいる白人のほとんどは英語の先生です。これは事実です。そして韓国に来ている白人の多くは韓国の文化に興味が全くありません。

まとめると、なぜ韓国人は東南アジア人や黒人を見下すのかという理由は、
①自国より生活水準の高い国の人たちを特別扱いする
自国より生活水準が高くても自分たちの民族の平均より肌の色が暗かったら見下す

これが、私が感じた平均的な韓国人が外国人に対して、扱う態度だと思います。

最後に。
どこの国でも差別はあると思います。日本でもたくさんの差別がありますし、やはりどこの国の人でも見下げる対象が必ずあると思うのです。最近は日本を褒めてばかりのテレビ番組やインターネット情報もありますが、韓国だけではなくまだまだ日本にもたくさんの欠点があるということは意識していかなければならないことなのかもしれません。

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2016年05月09日更新