2014/12/19

スペイン語を勉強するメリット、需要、重要性

この記事では、スペイン語圏がどれだけ広いか、ということをお伝えしたいと思います。



現在のアメリカ州ではスペイン語を話す人の方が多い。

私はスペイン語を1ヶ月ほど勉強しました。エクセルの中に基本1000単語くらいをコピーして、英語に似ている単語から、削除していく方法です。英語とスペイン語は非常に似ていて、英語ができる人ならスペイン語もすぐに覚えられると言われています。今回、ご紹介したいのは、アメリカ州(北米+南米)での英語VSスペイン語ですつまり、スペイン語という言語が、私たちが住んでいる日本の裏側である北米+南米でいかに重要な言語かがお分かりいただけると思います。

このページの題名で使われている”アメリカ州”とは、国家としてのアメリカ合衆国ではなく、北米+南米のことを指しています。それを英語では、"The Americas" と言います。

ここで、少し英語のお勉強になりますが、多くのアメリカ人はよくこう言います。
I am from the states. →私はアメリカから来ました。
I am from Japan. → 私は日本から来ました。

英語学習者の多くが、この "the" と、states の "s" は、何なの?と思っています。
これは、アメリカには多くの州があり、それが合わさったのが合衆国だからです。なので、複数形になるというわけです。それなら、なぜ"the"がつくの?それは、この世に一つしかないものだからです。アメリカ州も、North America South America が合わさったものなので、The Americas と複数形になり、"the" もつけます。

話を戻して、まずは、北米のスペイン語事情からお話しましょう。
北米とは主に下記の3つの国から構成されています。
アメリカ→3億1600万人
メキシコ→1億2200万人
カナダ→3500万人



この範囲をみると、いかに北米が広すぎるかお分かりだと思います…。余談ですが、アメリカ・カナダに短期間住んでいたとき、この緑色の部分全部が自分の国のように感じていました。そして日本という島国がとても小さく、小さな存在に見えていました。

北米全体の人口を合計すると、4億7300万人です。

ご存知でしたか?アメリカの人口の10人に1人は、スペイン語のネイティブスピーカーです。つまり、3160万人のアメリカ人が現在、スペイン語のネイティブスピーカーということになります。それは、主にメキシコからの人口流入が原因です。

なので、北米(カナダ・アメリカ・メキシコの合計)でスペイン語のネイティブスピーカーの人口を計算すると、

 アメリカ
3160万人     
メキシコ
1億2200万人

合計で、1億5360万人で、のスペイン語のネイティブスピーカーが北米には存在するということです。

一方、北米での英語のネイティブスピーカーの人口を計算すると、3億1940万人です。
それはどういうことでしょうか。つまり、北米の約3人に1人がスペイン語のネイティブスピーカーということです。

そして次に、アメリカ大陸全体で考えて見ましょう。アメリカ大陸全体とは、(北米+南米)のことを指します。

英語では、北米と南米、二つのアメリカという意味で、複数形の Americas と表します。


これをご覧いただければ、何故アメリカ人の第二外国語学習におけるトップがスペイン語なのか、ご理解いただけるでしょう。以下はスペイン語を話す人口です。

北アメリカ  人口
アメリカ3160万人
メキシコ1億2200万人
合計1億5360万人     

中央アメリカ人口
コスタリカ450万人
グアテマラ1400万人
エルサルバドル  610万人  
パナマ345万人
ホンジュラス745万人
ニカラグア570万人
合計4120万人
ここで気づいたこと。それは、中央アメリカ地区だけで、ヨーロッパのスペインと同じくらいの人口を擁しています。これは新しい発見。
カリブ人口
キューバ 1120万人
ドミニカ共和国1000万人
プエルトリコ(米国自由連合州)360万人
合計2480万人

南アメリカ人口
コロンビア   4560万人
ベネズエラ   2850万人
  エクアドル   1360万人
   ペルー   2910万人
ボリビア    980万人
チリ   1720万人
アルゼンチン   4075万人
ウルグアイ    335万人
パラグアイ    630万人
合計1億9420万人

北米・中米・南米全体(Americas)人口
北アメリカ1億5360万人
中央アメリカ4120万人
カリブ2480万人
南アメリカ1億9420万人
合計4億1380万人


Americas での英語とスペイン語の比率はこのようになります。
 言語    北米(Americas)での話者人口比率
  英語 3億1940万人        44%
スペイン語4億1380万人  56%


これは、今現在の数字です。今後、英語の国際的地位が崩れることはないと思いますが、スペイン語の地位がますます強くなっていくと思われます。

ちなみに、スペイン語はスペインの国の言葉という風に思っている人は、もう、その考え方を改めたほうがいいのかもしれないです。私も、こうやって計算してみて正直驚いています…。


濃い赤がスペイン語が公用語の国。赤が100万人以上のスペイン語話者が暮している国。うすいピンクは2万人以上のスペイン語話者が暮している国です。

ちなみに、フィリピンのタガログ語はかなりスペイン語の影響を受けているらしいです。

 スペイン語   北米(Americas)での話者人口比率
  スペイン(発祥地) 4500万人       10%
アメリカ大陸全体4億1380万人90%

また、ブラジルは人口2億人を超えるポルトガル語の国ですが、スペイン語とポルトガル語は、スペイン語と英語よりも近く、お互いに意思疎通できるらしいので、そのポルトガル語の2億人をプラスすると、正直驚いてしまいますね…。

ちなみに、あなたがスペイン語が堪能になれば以下の大都市で人生を満喫することができます。
「スペイン語話者の範囲」

言うまでもなく、これがスペイン語を学ぶメリットです。ヨーロッパのみならず、アメリカ全体で使用されている言語であるスペイン語には可能性があり、英語だけできる人にはないポテンシャルを持つことができると言えるでしょう。


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