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日本は何位?ロシア、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、インド、中韓が信用・信頼できる国 TOP5

2018年1月3日

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日本は何位?ロシア、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、インド、中韓が信用・信頼できる国 TOP5

2018年1月3日


最近高まりつつある中国の経済的地位。2017年の中国のGDPは、1ドル100円という単純計算で見た場合、日本のGDP(487兆円)の、なんと、2倍以上の 1201兆円にも膨れ上がっている。

2018年中国とアメリカで貿易戦争と呼ばれるものが起き、中国経済が失速するのではないか。という懸念もされる中、実際数年経てば、中国の戦略が変わる可能性もあり、何とも言えないところだ。

表面上に流される報道ばかりを見ていると、中国経済が今後悪くなっていくという風にも思えるが、実際はどうなのか私にはわからない。

今まで通りの予想だと、以下のように中国は日本の5倍以上もの経済大国になってしまうし、韓国における一人当たりのGDPは、日本人より高くなってしまう可能性すらある。

そして、ベトナムなどで高まる日本よりも韓国に就職したい人が増えている実情。これは韓国自体の国への価値というより、若者における韓流ブーム+日本よりも好待遇であることが原因である。

【報ステ】アジア人材争奪戦 なぜ韓国を選ぶのか(18/11/29)→ANNの動画では珍しく、アップしてからたった2日くらいで3万回も視聴されていた…。(韓国気になる日本人多すぎ!)

これは英語教師にも当てはまり、日本で英語教師をするよりも韓国でやったほうが稼げるという実情もある。

いずれにしても、日本人が気づかないうちに、韓国のGDPは実際上がっており、韓国という国に対するイメージも、先進国というように思われてきている。

「世界では韓国が優秀!と思われている?海外からみた韓国の評判 TOP10」

そんな中、日本人は世界各国の間で、どのくらい信用度があるのかということをこの記事ではまとめていきたいと思う。

また、この記事で出てくる国は、アメリカやヨーロッパなど、G7の国というよりは、今後もっと日本人にとって商機、新しい発見が期待できそうなものを中心に選んでみた。

 

①ロシアがもっとも信頼できる国ランキング TOP5

ロシアと言えば、日本からものすごく近い国。実際私の故郷、北海道からは東京に行くよりも近い。だけれどもいまだ平和条約締結にこぎつけていなく、地理的には近いのにも関わらず、北朝鮮とともにいまだに近づけていない国である。

日本の高度な技術と、技術を持っていないロシアが手を付けられていないシベリアの広大な大地をうまく開発できれば、日本人もロシア人もともに WIN-WINの関係になれると言われているが、歴史的なロシア人の行動を考えてみてもロシアにすべて奪われてしまうのではないか。という懸念はある。

そう。つまり日本人はロシアのことをあまり信用していない。またロシア人に対して冷淡で暗いイメージを持っている日本人は多い。

それもこれも、北方領土問題などが根底にあることは間違いないだろう。

「日本人が知らない、ロシア人からみた北方領土問題」

https://www.aljazeera.com

(写真はいかにロシアが地理的にデカいかを強調したく、載せてみたw)

その一方、サハリンと北海道のトンネル構想、それによって東京駅からロンドンまで飛行機を使わなくても行けるようになるような、夢のような話も、ロシアとの関係を改善しない限り、実現できない。

そんなロシアって、日本人からすると、ちょっと危ない国とか、暗いイメージのある国といった感じではないだろうか?また、ロシア人は信用できない。と考える人も日本には多い。

島が返ってくると思ったら返って来ない。というように、今までずっと振り回し続けられるニッポン。あれらの島々は返って来ない。とわかっていながらも、固執し続け、2島返還となったり、4島返還となったり、またいつものように政府関係者が、今回は返ってくる。と期待させておいて、結局は返ってきてはいない。

そのため、何年も平和条約を後回しにしてきた。

日本とロシアは平和条約を締結していないため、世界の一部の人達の間では、なぜ日本とロシアはまだ戦争中なのですか?という誤解まで生じているほどである。

実際にこの北方領土問題は、アメリカが大きくかかわっていて、ロシアが主張している内容が正しい部分もあると私はみている。

大前研一氏 北方4島は米国がソ連に“戦利品”として与えた

実際に、日本とロシアが平和条約を締結して、特に防衛面などで連携してしまうと、困ってしまう国がでてくる。それが、アメリカ合衆国なのだ。まぁ複雑な世の中ですわ…。

かといってロシアと仲良くしたら仲よくしたらで、裏切られる可能性もあるし、今まで通り米国に媚びっているほうが、安全と言えば安全。と個人的には思ったり(^^;

で、本題に入っていくのだけど、このように日本からするとロシアってそういう負のイメージが大きい一方、ロシアからするとそれはちょっと違うということを裏付ける面白いデータを見つけたのだ。

というのも、ロシアの、 Russian Public Opinion Resarch Center (全ロシア世論調査センター)は、2016年3月~4月に、ロシア全国満18歳以上、3600人を対象に電話で、「最も信頼できる国はどこ?」というような調査を実施。

それによると、ランキングは以下のようになった。

1位 中華人民共和国(25%)

2位 日本(9.9%)
3位 インド(9.6%)
4位 ドイツ(4.6%)
5位 イタリア(4.5%)

ものすごくビックリする回答。ロシアと中国は、同じようなアメリカに対抗するパートナーとして、1位なのはわかるのだけれど、2位になんと日本が来ている。

これはどれだけロシアがアメリカ、イギリス、フランスを中心とする欧米諸国を信用していないかがわかる数字とも言えるかもしれない。

ドイツは世界的にみても信用度の高い国であるので頷けるものの、そのほかにも信用度の高い国と言えば、カナダとか、オーストラリアとか、スイスとかがある中、日本が2位に選ばれているのだ。

また、ロシアとインドは日本人が知らない間に近づいているので、その結果がこの数字に出ているのだろう。

ロシアで中国やインドの印象が良い理由は以下。

①ユーラシア経済連合

中華人民共和国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンの8か国からなる国家連合、上海協力機構(公用語はロシア語と中国語)である。ただの会議でしょ?定期的にただ集まってるだけでしょ?と思うかもしれないのだけれど、この会議の議題には、安全保障や経済協力、文化交流もある。つまり、安全保障面で、ロシアと中国は親近感を覚えているということが読み取れるかもしれない。

またこの上海協力機構の国々は、アメリカの一国支配体制から、多極化に向けた世界を目指している部分もあり、そういう意味で、ロシアは中国やインドに好感を抱いているのかもしれない。

 

②上海協力機構

またロシア主導の、ユーラシア経済連合というのもあるのだけれど、こちらは、旧ソビエト連邦の国々(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギス)が主に加盟している。

ちなみにインド人からしても、ロシアは印象の良い国になっている。あまりインドとロシアの組み合わせは日本のメディアでは流れないので、不思議に思う人も多いかもしれないけれども…。

downloads.bbc.co.uk/mediacentre/country-rating-poll.pdf

ということからもわかるように、私の結論として、ロシアが一番信頼できると思っている国は、インド→日本→ドイツだと思う。(これは、私の勝手な意見なので、重く受け止めないでねw)→敢えて日本を二番にしておいた。

というのも、BCC調査のランキングでは、ロシア人の12%しか日本をネガティブに捉えていないのに対して、24%のロシア人が中国をネガティブに捉えている。というふうに、すこし数値が上がっているからだ。

またロシア人は、インド人に対してはたった9%、ドイツ人に対しては、12%しかネガティブに捉えていない。

で、この数値を見てもパッとしない人は、55%ものロシア人がアメリカをネガティブと思っていると言えば、わかるのではないだろうか?

アメリカに比べると日本は全然ロシアからネガティブに思われていないということである。

Reference Site
https://wciom.com
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロシア
downloads.bbc.co.uk/mediacentre/country-rating-poll.pdf

 

②インドにおける日本への信頼は何位?

上の図は、外務省が、2016年に調査したものである。英語で書いてあるので、その内容をここで説明すると、G20の国の中で最も信頼できる国はどこか?というのにフォーカスしている。

Japan Ranked the Most Reliable Country among G20: Opinion Poll in India(在インド日本国大使館)

その中で以外にも、アメリカを超えたのが日本なのである。

現在、インドにとって最も重要なパートナーはどこに国ですか。
1位 日本(87%)
2位 アメリカ(70%)
3位 ロシア(67%)
4位 フランス(38%)

将来、インドにとって最も重要なパートナーはどこに国ですか。
1位 日本(87%)
2位 アメリカ(70%)
3位 ロシア(70%)
4位 フランス(48%)

この結果を見てみると、なぜアメリカのGDPの4分の1くらいしかない日本が、ここまで重要だと言われているのか。というのが気になってくる。

それで私は各国における日本語の重要性なども調べた。

「日本語は何位?アメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、インドにおける人気外国語 TOP5」

が、意外なことにここで日本語の重要性は叫ばれていない。インドでは教育を受けている層は英語ができる人が多いが、そのインドでは日本語よりもフランス語やドイツ語を学びたがる人が多い。

特にインドでもカーストの上の層の人たちは、もともとイラン周辺からやってきたアーリア人だと言われているが、その彼らは自分たちと同じ人種であるドイツやフランスに憧れるのも、おかしい話ではない。

「インド人が白人のような顔をしている理由と、インド北東部に日本人のような民族がいる理由」

また意外なことにインドという国は、ロシアという国を評価している。BBCによる調査でもこれは明らかになっているが、ロシアとインドはお互いに好き同士の関係でもあると言える。

で、話はインドが日本をどのように思っているのか的なことに戻るのだけれども、その根本的な部分はおそらく、インド国民軍(太平洋戦争(大東亜戦争)中に日本軍の支援によって設けられた、英印軍の捕虜のインド人転向者を中心とした軍隊)など、先の戦争にあるのではないかとも思える。

「東南アジア、南アジア、中東(アラブ)諸国の歴代大統領による天皇陛下謁見を比較」

天皇陛下がインドを訪問すれば、首相(インドでは大統領より格上)が、自ら飛行機でやってくる。→もちろん安倍首相のときはここまでしない。

というのが、インドが日本を好きというよりは、天皇陛下(世界の皇室・王室の中でも格上の存在であること)のお立場上の問題ではあるけれども、それでもインドがこれからますます経済発展していくにつれて、中間層が増えることで、日本とインドの歴史をまだまだ知らないインド人がますます知るようになり、現在東南アジア人が日本に押し寄せてきているように、インド人が日本の観光客のナンバーワンになる可能性もなくはない。

つまりインドがこのまま経済発展するのならば、2030年前後くらいには日本とインドは今以上に緊密に連携している可能性すらある。

いずれにしても教育の問題などもあるので、インド人全体が日本を強く理解しているわけではなく、むしろ韓国人のほうが日本のことをよく知っているというように、あくまでもまだまだインドの日本好き層は今後、ますます増えていくと予想できる。

 

③東南アジアにおける日本への信頼は何位?

Foreign Policy Research Institute (FPRI)というアメリカのフィラデルフィアに拠点を置くシンクタンクによると、東南アジアには中国資本がものすごく入っているにも関わらず、インドネシア、フィリピン、ベトナムという3つの国は、中国という国を最優先せずに、日本を優先すると主張している。

Japan's Enduring Value to Southeast Asia

また本題として上の図を解説すると外務省が2017年に行ったアンケートでは、ASEAN全体で日本を以下のように、評価していることが分かった。

①対日関係→89%が日本と「友好関係にある」と回答
②信頼関係→91%が日本は「信頼できる」と評価
③日本の対ASEAN支援→87%が「役立っている」と評価

この50年間、どの国(地域)がASEANの発展に貢献してきたと思うか。

01位 日本(55%)
02位 中国(40%)
03位 アメリカ(32%)
04位 韓国(24%)
05位 オーストラリア(23%)
06位 EU(16%)
07位 インド(15%)
08位 ロシア(14%)
09位 ニュージーランド(13%)
10位 カナダ(12%)

とはいっても、記事の一番上にも書いたように、韓国企業に憧れる人も多く、必ずしも日本だけが一番凄い!というふうに油断してはいけないということも付け加えておく。まだまだ詳細を多く書きたいが、長すぎるので、「別添4】20171003詳細結果(ASEAN対日世論調査)」を参照してほしい。

たとえば、ベトナムでは韓国、カンボジアでは中国など、信頼されている国も結構変わってきたりするのが面白い。



Reference Site

ASEAN10か国における対日世論調査

 

④ヨーロッパ主要国における日本への信頼は何位?


Image of Japan in five European countries

こちらは2015年に公開された外務省のアンケート結果。

1位 スペイン(82%)
2位 ドイツ(80%)
3位 ポーランド(77%)
4位 フランス(74%)
5位 イギリス(73%)

その中でも、スペインはこの5つの国の中で、日本をとても信頼できるという数値で、40になっていることから、いかにヨーロッパで一番日本を信頼しているのかが分かる結果となった。

またドイツでは15%が日本を信頼できないと回答しているのに対して、スペインでは日本を信用できないというのは、8%であることから、スペインでは日本は信頼されているというふうに見ることもできるかもしれない。

ドイツ人の日本人に対する目は結構厳しく、それは以下の記事にも書いたことがある。

「なぜドイツ国民の46%は日本にネガティブな感情を抱くのか?ドイツ人は日本が嫌い?【ドイツの反応】」

 

⑤アメリカにおける日本への信頼は何位?

アメリカに関しては、以前別の記事でまとめたことがある。

「日本は何位?アメリカが最も好きな国と、もっとも嫌いな国【米国の反応】」

2017年におけるアメリカ人が、ポジティブに感じる国では、日本はアジアでトップとなっていた。


10位 インド(49%)
09位 韓国(51%)
08位 欧州連合(56%)
07位 イスラエル(59%)
06位 日本(65%)


05位 フランス(66%)
04位 ドイツ(70%)
03位 アメリカ(71%)
02位 英国(79%)
01位 カナダ(89%)

とはいっても、韓国のポジティブ度も上がってきているねぇ…。( ´艸`)同盟国ということもあって、アメリカにおける日本の信頼度は戦争でも起きない限り、低下はしないだろうと思う。

⑥韓国における日本への信頼は何位?

「韓国が最も好きな国と、もっとも嫌いな国【韓国の反応】」

韓国に関しても以前別の記事でまとめたことがあった。

1位 日本(44.1%)
2位 中国(19.1%)
3位 北朝鮮(11.1%)
4位 アメリカ(4.8%)

このランキングは韓国人がもっとも嫌いな国となっている。また韓国に何度も住んだことがある私からすると、日本人は個人間では信用されている。

日本人というだけでよくしてくれる韓国人には数え切れないほど出会った。そして日本製品に信頼を置いている韓国人は非常に多く、日本旅行に行く韓国人も、日本人が韓国に行くよりも多い。

また統治時代を評価する人も、言わないだけで結構いる。

「外国人によって撮影された、日本統治時代の韓国ソウルの光景が凄まじい件【韓国の反応】」

ということで個人としては日本は信用されているのだ。けれども、これが韓国という国家が日本という国家を信頼しているのか?といえば、それは別の話になる。

つまり、結論としては日本人が韓国に住んだり旅行に行ったりすると、韓国人は、白人に次いで序列2位の好待遇でよくしてくれるけれども、国と国の関係で言えば、信用していないということになる。

ちなみに、はぁ!?序列2位って何!?っていうことについては以下の記事に書いてある。

「韓国に住んで分かった、韓国人が日本を嫌う本当の理由」

 

⑦中国における日本への信頼は何位?

「中国が最も好きな国と、もっとも嫌いな国【中国の反応】」

中国に関しても以前別の記事でまとめたことがあった。また、上の韓国と同様、個人間では日本人は信用されている。日本企業で働きたい人が多いのもその証拠であるし、個人的にも中国では日本人というだけで日本ではできないような待遇を受けたことは何度もある。

韓国と同様、これが国家間の信頼となるとまた変わってくる。歴史、政治など、東アジアでのライバル関係にあるがゆえに、複雑な歴史も絡んでくるからだ。

けれども多くの中国人が日本に買い物にきたり、日本の食品に信頼を置いていることは、つまり日本を信用しているということにつながってくる。

中韓における日本への信頼度の信ぴょう性のあるデータはないけれども、これは現地に住んだことのある私だから言えるが、個人間でみれば、中韓では日本人は信用されているだろう。

まとめ

現在日本人が一番目に留まりやすい国は、中国・韓国、アメリカ、ヨーロッパかもしれない。けれども、もっと目を向ける国は結構あって、世界でも日本語を勉強する人口密度がめちゃくちゃ高いオーストラリアや、

「なぜオーストラリアの日本語学習者は、親日国の台湾や同盟国のアメリカよりも多いのか?」

上のヨーロッパの調査にもあったように、日本への関心が高いポーランド、そしてスペイン。

また、なんといってもいまだ平和条約を締結していないロシア。→ちなみに、ロシアはヨーロッパ側は白人だけど、シベリア側には日本人と顔の変わらない民族も結構住んでいる。

「イケメンや美女も多い?ロシアのヤクート人(サハ共和国)やチュクチ人は、日本人はなぜ似ている?」

そして将来、中国と対立構造が解消されない場合、強い味方になる可能性を秘めているインドや、アセアンの中でも日本への優先度が高いインドネシア。

こういう国々ともっと連携していくことが重要だと思う。そのためにはやはり、日本人自身が関心のある国を分散せる必要があると思うのだ。

たとえばインドのヒンディー語や、ポーランド語、ロシア語なんてまだ全然学ばれていないので、そういう言語を学んで発信する人が増えたりすれば、これらの国々をもっと日本に惹きつけることができるかもしれない。

アメリカや韓国ばかり考えていないで、いろんな国に関心を持つことで、次の世代によい日本を残していけるかも知れないね。( *´艸`)

こんな記事もオススメです。
「誰も言えない、欧米、東アジア、東南アジア、国籍や人種間におけるタブーな序列(ヒエラルキー)日本人は何位?」


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