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フランスが観光客にとって、世界でナンバーワンの旅行先である10の理由【イギリスの主張】



以前、「日本は何位?観光客数が多い世界の国ランキング TOP30」という記事を公開したけれども、このランキングでも書いたように、日本とフランスの観光客数には、何倍もの開きがある。

で、日本も今後、観光大国になるべく、どうしたら2000万台から8600万人に数字を挙げていけばいいのか、という参考になるように、以下の記事を作成した。

そもそも、日本では「ヨーロッパ=フランス」と思っている人も多いくらい、フランスは大人気。フランスの芸術、グルメ、フランス語、歴史、ファッション、どれをとっても、明治以降の日本に影響を与え、それは今の世代の若者にも受け継がれ、フランスへの憧れはなかなか消えない。

「フランスと日本は尊敬し合っている関係!?なぜフランスには日本好きが、多いのですか?【フランスの反応】」

同様に、フランスでも日本は人気だ。というと、クールジャパンを前面に押し出している日本のテレビのような言い方になるけれども、実際にドイツよりも人口が少ないフランスのほうが、日本語学習者が多いということも判明した。

先進国の中で日本語を学ぶ人たちが多い=日本へ仕事探しに来る国の人とは違い、日本に興味があるともとれる。

「世界の日本語学習者 TOP10。意外な国(先進国)で日本語が一番学ばれている理由と、世界の韓国語学習者 TOP10」

で、そんなフランスでは現在、日本人よりも、富裕層が増え続けている中国人が押し寄せ、シャンゼリゼ大通りで爆買いしているという光景もよく話題になる。

かつて和服の日本人女性がやったことと同じように…。



で、そんなフランスは、年間8600万人の観光客を惹きつけている世界で一番観光客が訪れる国である。以下、2015年のデータにはなるが、ざっくり世界での観光大国ランキングを載せてみると、

1位=フランス(8600万人)
2位=アメリカ(7700万人)
3位=スペイン(6800万人)
4位=中国(5600万人)
5位=イタリア(5000万人)
6位=トルコ(3900万人)
7位=ドイツ(3500万人)
8位=イギリス(3400万人)
9位=メキシコ(3200万人)
10位=ロシア(3100万人)

となっている。ちなみに、日本は2016年にやっと2400万人を突破。

https://en.wikipedia.org/wiki/World_Tourism_rankings

これらの数字はこの数年あまり変わっていないように思える。また、ここではイギリスは8位となっているが、イギリスの観光客がフランスよりも格段に低いのは、イギリスが島国な上、シェンゲン協定にも加盟していないため、EU国籍の人の行き来が自由ではないことが挙げられるのではないかとも思った。

イギリスと比較してもやはりフランスは超観光大国なのである。その数字は、フランスの5倍以上も人口を有するアメリカよりも高いものであり、観光立国だけでなく、ドイツにはない大都市圏、パリを持っていることからも、実質上ヨーロッパの中心とも言えるだろう。

ちなみに、ヨーロッパの都市ではなく、大都市圏のランキングはあまり日本人には知られていない。特にオランダやドイツの大都市圏の存在など。

「ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、ベルリン、ミラノ、マドリード。どれがヨーロッパで1番の大都市圏?」

またフランスの周辺には豊かな国が非常に多いので、その分旅行する人たちも多いわけであり、地理的な要素もかなりあるのでは?と思ったりもする。

けれど、この記事ではフランスについて書くにしても、スペインはどこの国の中継地点でもないにも関わらず、イタリアよりも、1800万人多いのは、非常に目を引く。イタリアよりもスペインのほうが1000万人以上人口が低いことからも、スペインが実質上の観光大国であるとも言えそうだ。

で、以下、テレグラフ(イギリス紙)の記事を読んで私なりに、ざっくり、まとめてみた。

①イギリスをはじめ、フランス好きな欧州人が多い



やはりイギリス紙テレグラフが書いていた記事ということもあり、まず英国人という風な見出しになっていた。そのなかでも、このテレグラフは1700万人のイギリス人が毎年フランスに行っている。と答えている。

つまり、フランスが世界一、観光客にとっての目的地になっているのは、8600万人のうち、20%を占める1700万人のイギリス人がそれに貢献していると主張しているというわけである。

確かにイギリス人は旅行好きで有名だし、イギリス人からすればドイツやスペインに行くよりもすぐ近場のフランスのほうが気軽っていうのもあるかもしれない。

けれども、1700万人(実際は同じ人もいるので、1700万回フランスに入国の意味)というのはかなり大きい数字。

イギリスに次いで、

1300万人=ドイツ人
1000万人=ベルギー人
780万人=イタリア人

というふうにフランスの近くにある国もかなり貢献している。ベルギーなんて同じフランス語圏、しかも通勤圏内でもある。

フランス…。愛されているね…。

日本では2000万人の海外旅行客を呼び込もう!と国を挙げてやっていて、2016年にやっと2400万人達成を果たしている。

けれども、フランスの観光客状況を見ると、イギリス人とイタリア人を合わせただけで、およそ日本が2016年に達成した2400万人とほぼ同じだ…。


②中国人旅行客の台頭



http://internshipschina.com/what-chinese-tourists-do-for-china/

ヨーロッパの国々ほどではないが、遠い極東の国、中国からも旅行客が押し寄せてきている。その数、少ない感じもするかもしれないが、170万人。一方、イギリスに行く中国人はこの10分の1ほど下がると言っている。

それが本当だとすると、中国人ってイギリスに全然興味ねぇ~。って感じなのかもしれない。中国に住んだこともある私からすると、中国は歴史的にいまだにアヘン戦争で中国を苦しめたイギリスを恨んでいる人もいた。

また、中国と韓国は、日本人がフランスに憧れを持つような感じで、ドイツに憧れを抱いているような人が多いことも、ポイントかもしれない。

調べてみると、2015年、イギリスに行った中国人は、およそ26万人程度だった。

Number of Chinese tourists visiting UK soars nearly 40%


③フランスは自然大国である



あまり気づかないかもしれないのだけれども、イギリスで標高が一番高い山といえば、ベン・ネビス山(1433m)で、これは富士山の半分以下だ。

フランスにはアルプス山脈(4000m級)もあれば、ピレネー山脈(3000m級)もある。つまり、スキーに訪れる人がフランスを選ぶ場合も多いということ。

しかも、3つの海岸線(イギリス海峡、ビスケー湾、地中海)もある。ここはフランス好きにしか思い浮かばない点かもしれない。

一方、イタリアの場合、地中海だけしかない。けれども、フランスは、3つも持っている。この点で言っても、フランスはいいところどりである。

海と山というものをヨーロッパの中でも、独占状態。

また、“International Report on Snow & Mountain Tourism” という報告書では、スペイン、フランス、アメリカは世界でももっとも観光客が多い国であるけれども、この中で特にフランスはスキー産業による恩恵を受けているのだと言われていた。


④パリが欧州で最大の都市であり、愛の都でもあるため



私の友達でドイツ人の男性もパリという名前を聞くと、愛を連想してしまうと言っていた。つまり、パリといえば、ロマンティックな場所というふうに思う人が多いのかもしれない。ヨーロッパには東京のような巨大な都市圏はなく、大阪と同じくらいの都市圏を持つパリが最大の都市となる。

となると、ちょっとハシャぎたい、羽目を外したい田舎者のオランダ人、ベルギー人、スイス人、ドイツ人の若者たちにとって、パリに行く以外に選択肢がないということにもなる。





ヨーロッパでは、ロンドンが実質的なEU最大の都市だけれども、イギリスはシェンゲン協定に加盟していないため、同じヨーロッパ連合の人たちがロンドンに行く場合、パスポートが必要になる。

しかも、フェリーか、海底トンネルを超えていかないとたどり着けないので、ロンドンよりもパリのほうが行きやすいのは言うまでもない。


⑤思っていたよりも、英語が通じやすい??



こちらは、賛否両論あるようだけれども、フランスは英語が通じない。から英語が通じるに、変化してきているのでは?と私は思う。

たとえばフランス語を勉強していると、英語の単語が徐々にフランス語に流入してきているのもわかるし、一方でその英単語をフランス語に入らないように排除しようという動きがでてくるほど、フランスでも英語は必須言語になっている。

けれども、フランス語も国際言語としての地位が高いので、彼らからするとなぜ英語を話さなければならんの?となってしまう。ということは今も昔も変わらないようだ。

一方、日本人はこう思っている人が多いかもしれない。

フランス人は英語が話せるけど話せない

けれども、「フランス人は単に英語が話せない人が多いだけ」というふうに思って間違いない。というのも、フランス語のネイティブにとって英語の読み方(発音、イントネーション)は全く違って見えるので…。

英語とフランス語はリーディングにおいては、結構似ている部分はあっても話すとなると全く別の言語になる。

上の動画を見ても分かる通り、英語を正しく発音できないフランス人がとても多いのが現状で、これは日本人が英語をうまく発音できないのと全く変わらないのだ。

けど、彼らにとって英語をきちんと勉強すれば、日本人より上達が早いのは、同じインド・ヨーロッパ語族の言語なので、あり得るだろう。


⑥世界遺産の数がハンパない



日本の世界遺産数が20くらいなのに対して、日本の半分しか人口のいないフランスでは、その倍の42という数字。

ちなみにフランスは世界遺産数で世界4位で、日本は13位となっている。確かに世界遺産があるということで、それらを回るコースも充実しているため観光客を寄せ付けるというのはある。

ちなみに、イタリアが世界遺産数で世界一位だけれども、観光客数はフランスには及んでいない。この点でいえば、世界遺産数と旅行者数の因果関係はあまりなさそうにも思える。

World Heritage Sites by country


⑦フランスは中継地点なだけだ


http://noeyesneeded.com/train-system-in-europe-map.html

例えば、イギリス人がスペイン旅行に行くときに陸路で行く場合、フランスを経由することが多い。もしフランスで一泊すれば、一人としてカウントされるので、その分フランスへの旅行客数に貢献することになってしまう。もちろん、イタリア人が陸路でドイツやイギリスに行きたい場合もそうなる。

つまり、旅行客が多いエリアの中心にフランスが位置しているということになる。

ここは一番大きいと思う。なぜならドイツ人が陸路でスペインに行きたい場合、ついでにフランスでも一泊しようか。という感じになり、ドイツ人としては二ヶ国も楽しめるからだ。

スペインも同様に、イギリスやドイツに行く人達が多いことを考えると、フランスはその恩恵を受けていることになる。

つまり、日本は一生かかっても、フランスの8200万人は超えられないだろう…。

が、世界の韓国都市ランキングを見てみると、東京=927万人と、パリ=1440万人という数字にはあまり差はないようにも思える。

となれば、やはり移動に伴う宿泊が大きいのかもしれない。また国境越え通勤などもここには関わっているのだろうか、それは不明である。

「東京は何位?2017年発表、観光客数が多い世界の都市ランキング TOP25」


⑧フランスの自然が生み出す異なる気候



この特異的なフランスの地理的条件がさまざまな気候を生み出している。たとえば、寒くなれば地中海に行けばいいという選択肢がフランスにはある。これはドイツではできないことだ。なのでドイツ人は冬になればフランス南部かスペイン、イタリアに行きたいって思うことになる。

これって、簡単に言うと日本人が沖縄に行きたくなるような感覚に似ているのかもしれない。けれども、東京に住むものが沖縄に行くのと違い、ドイツ人の場合は、欧州版の新幹線で行くことができる。

またこの欧州版の新幹線が、日本人が思っているほど発達しているのもポイントだろう。

「日本の新幹線は何位?世界最速の高速鉄道ランキング TOP10【海外の反応】」

またその気候の違いがさまざまな料理を生み出す。そしてフランス料理は世界でもかなり有名ということもあげられる。

特に富裕層はワインが好きというふうに言われているが、フランスのワインはやはり世界でもかなり有名。

「CNNトラベルが発表した、世界の料理ランキング。日本料理は何位?」


⑨フランス語学習者が世界でも英語に次いで多い


現在はスペイン語学習者も、アメリカをはじめ世界中にたくさんいるが、実際にこの数十年ずっと英語の次に学ばれている言語はフランス語である。これは、国連や世界の機関ではいまだにフランス語が英語に次いで重要とされている。ことや、意外にも知られていない事実として、世界のEEZ(排他的経済水域)の国ランキングでフランスが1位になるなど、フランスには海外領土が非常に多く、事実上、日の沈まない国だからである。

つまり、スペイン語はアメリカのヒスパニック層、中南米、スペインで話されている言語で、それはそれで需要があるのだけれども、フランス語もその分、あまり知られていない形で、いろんなところで話されている言語だということは、知っている人からすれば当たり前の話。

「」

実際にフランス政府のサイトでも、フランス語は世界で英語に次いで学ばれている外国語だというふうに述べられている通り、

http://www.diplomatie.gouv.fr/en/french-foreign-policy/francophony-and-the-french-language/the-status-of-french-in-the-world/

今もなお世界におけるフランスの影響力は強く、フランスが何か行動を起こすと、他の国も真似るという構図はまだ残っている。

このような国のブランド力はやはり、例えフランスが貧しい国になって、デモを起こしたりテロに狙われても、なかなか消えないだろう。それだけ国のブランド力というのは、影響力があるということなのだと思う。


⑩国境の数がとにかく多い!ので、有利

ベルギー(フランス語圏)、ルクセンブルク(フランス語圏)、スイス(フランス語圏)、イタリア、スペイン、イギリス、ドイツ、モナコ。

フランスは、これらの国々と国境を接している。つまり、関西の人が東京に行くイメージと、ミラノに住んでいるイタリア人がパリに行くイメージは、似ているかもしれない。イタリアのミラノも一応、大都市だけれども、郊外も含めた都市圏人口で比較すると、

1200万人=パリ
400万人=ミラノ

その差は歴然。というようにミラノ人からすると、パリはもっと大都会という風に映る。また大都市がないドイツ人はパリが最大の大都市にもなる。

いかがでしたでしょう。なぜフランスがナンバーワンの旅行先であるか?という理由を、イギリス紙テレグラフと、私の知識を織り交ぜて書いてみました。(^_-)-☆

Reference Site
17 reasons why France is so popular 


以下、フェイスブックのコメント

一美さん
南仏プロヴァンス良い所ですよ。パリ程物価も高くないので生活し易いと思います。毎年ビザを更新すれば長期滞在も可能です。

Mieさん(豪州在住)
2400万人ってオーストラリアの人口くらいね。凄いわ^_^

安藤さん(上海在住)
なんでも上海にこじつけて申し訳ないのですが、上海市でも1930年代まであった各国の租界区域の中でいまだに「旧フランス租界」はいちばんしゃれていますよね。
マロニエの並木道、ヨーロッパみたいな街並みとオープンカフェやしゃれたお店。
最近の中国人は服も化粧品もなんでもスマホで通販買いですけど、あのあたりは路面店でのショッピングを楽しむ人が健在です。

そんなわけで、やっぱしオシャレ気分は人の気持ちをうきうきさせてくれるのではないでしょうか。


Makikoさん(ドイツ在住)
フランスは本当に何処へ行っても絵になる様な風景です。パリは5回、ストラスブール、エピナール、ブザンソン、リオン、アヴィニョン、アルルと滞在しましたが今考えるだけでも溜息が出ます。今の若いフランス人は英語が上手くなり、訛りは強いですが結構通じる様に成りました。しかしながら此方がフランス語を喋ると、やっはりバーっと心を開く感じです。それは日本に来た外国人が日本語を喋ると我々が嬉しいのと同じですね。

Yoshikoさん
フランスは都会も田舎も大好きです。個人主義なところも私には、合いました。

播磨さん
フランスの田舎でワインがリットルいくらで売られていたのにびっくりしました^_^;。

由美子さん
よいこさん。うちは主人がフランス人でして1ヶ月間かけて親戚に私紹介もかけて上から下まで周遊しました。天使の輪の黒髪は、すごくみなさんに褒められて触られまくりましたね。主人の両親がプロバンスに住んでいましてな〜〜〜んにもないので観光もすぐに終わり唯一食べ物が美味しかったです。主人のいとこの結婚式に参加していとこがシャンパン工場の一人娘と相手側がワイン工場の一人息子の式だったので三日三晩飲みまくり食べまくりでアル中みたいになってました。フランス人の嫁になったことで旅行では味わえない体験をさせてもらいました。メルシー

何故フランスが観光大国で、観光資源が実はてんこ盛りの日本が観光三流国に止まっているのか等、よこいさんにとってかなり興味深い内容だと思えるなのですが。デービッド・アトキンソンの「新・観光立国論」オススメです!

和村さん

観光立国の条件とは何か?観光が日本経済を救う!オモテナシ…なんて言いながら日本の観光政策、観光客対応はカンチガイだらけ…等々。

目から鱗の話もたくさんあります。そして日本が一流の観光大国になるための世界各国と日本の過去と現状の素晴らしい分析!

それで…実は、この著者のデービッド・アトキンソンさん(今や日本政府観光局特別顧問になっているのですが)本日のNHK22時からのクローアップ現代に出演します。是非御覧いただきたいです!


米田さん
フランスといえば、アルピニズムの発祥の地や、モンブラン(Mt.Mont Blanc 4807m)等のヨーロッパアルプスを擁する国でもあります。

モンブラン等の山々を眺められるシャモニー=モン=ブラン(Chamonix-Mont-Blanc)は登山者に人気の有る町です(周辺にスキー場在り。)。


柳澤さん
ヨーロッパのどこからでも行きやすいし、来やすいという点は、観光客数の多さに大きく寄与していますね。
このことを別の視点から見ると、フランスという国は軍事的には攻めやすく守りづらいということでもあります。うまいことばかりではないですね。

こんな記事もオススメです。
「あなたは、韓国系?東南アジア系?祖先(ハプログループ)を知るための遺伝子検査「ジーンライフ」製品の詳細を調べてみた」

フランスが観光客にとって、世界でナンバーワンの旅行先である10の理由【イギリスの主張】 フランスが観光客にとって、世界でナンバーワンの旅行先である10の理由【イギリスの主張】 Reviewed by よこいりょうこ on 6月 24, 2017 Rating: 5

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