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李氏朝鮮時代まで存在した韓国の高級娼婦、妓生 (キーセン)の写真が物語るその実態とは





この記事は、よく世界では日本の芸者などとも比較されるこのある妓生きしょう)→韓国語では、기생(キーセンと、キーサンを同時に発したような発音)について書いていこうと思う。

まず、妓生と言っても、どんな地位だったのか?ということを明確にしないことには、以下に並べた写真を見てもイメージできないと思うので、妓生とはなんぞや?というところから始めたいと思う。

①ドラマ化されている妓生とは英雄扱い?

まず一つ言っておこう。私は今までも韓国の、特に李氏朝鮮時代におけるタブーと思われる記事をいくつか書いてきたけれども、これらのほとんどは現在の韓国でもドラマ化されているものばかりである。

例えば「白丁」や、「奴婢」は、日本人からすると韓国のタブーな部分なのだから、あんまりそんなことは書かないほうが良いよ!と思うかもしれない。

「李氏朝鮮時代の身分制度。両班、中人、常人、賤民と、人間扱いされなかった「白丁」(ペッチョ)との格差」

「李氏朝鮮時代の「奴婢」の写真が衝撃的だった件と、日本や欧米もなんら変わらないと思った理由」

けれども、日韓の時代劇を見ていて感じるのは、韓国では積極的にこういう李氏朝鮮時代に苦しめられてきた下級階層をドラマ化し、国民がそれに共感を得ている点で、日本の場合は、差別階級とも言われている穢多・非人がほとんど登場しない。

これはヤフー知恵袋でも話題になっていた。

日本の時代劇では、差別階級=穢多・非人がほぼ登場しません。



そもそも日本と韓国の差別階級は比較できないという意見や、韓国の人口に占める差別階級が日本とは比にならないほど多かったという点で、日本ではあえて少数派である穢多・非人というような人たちの登場は少ないとも言われている。

以下は、妓生を取り上げている代表的なドラマだ。

Hwangjini | 황진이 - Ep.1

こちらは日本語でも、ユーチューブでファン・ジニなどと検索するとこのドラマは出てくるのだけれども、上にリンクしたハングルで書かれたファン・ジニは、KBSのチャンネルであり、日本語の字幕はないけれども、妓生はドラマでどのように描かれているのか?を見るには、ちょうどいいかもしれない。

KBSのチャンネルというだけあり、すべてのエピソードが視聴可能。→注意してほしいのは、現在作られたドラマが実際にあったことなのか?というのは、またそれはそれで違ってくるということ。あくまでも参考程度に…。


②妓生は、日本でいう遊女?芸者?売春婦?



こちらは、1910年に撮影されたと思われる妓生(かなり幼く見える…)の写真。1910年といえば、日本人であれば絶対に覚えておかなければならない出来事があった。それが、日韓併合である。

1910年(明治43年)8月29日、日本は韓国を併合する。つまり、これはこの国にいた大韓帝国の皇帝を辞めさせ、朝鮮半島の君主が事実上、天皇陛下になったということであり、李氏朝鮮時代から続いた王族は、明治維新で日本が日本版の貴族である華族を創設したように、朝鮮貴族として天皇から称号を受けることになる。→無論、朝鮮貴族としての称号を受けた当時の朝鮮人は親日リストに入れられ、韓国では悪者扱いされている…。

「朝鮮貴族の「侯爵、伯爵」リスト TOP21 と、韓国を裏切った親日派(チニルパ)→「乙巳五賊」「丁未七賊」「庚戌国賊」リストに載った人物たち」

そんな時代の写真なのである。つまりこの写真が本当に1910年に撮影されていたとすれば、日本の影響が本格的に及ぶ前の写真というふうに考えることができるので、妓生が映っていても何ら不思議ではないということ。

で、現在でいう売春婦でしょうか?と言われるとそれはまた違う。また従軍慰安婦のようなものでしょうか?と言われてもまたちょっと違うのである。現在の売春婦はただ身体を売るだけであるし、従軍慰安婦は戦争が絶えないあの時代に、兵隊さんを慰める役割をしていたけれども、妓生の場合は、そもそもが、

七賤公賤(しちせんこうせん)という、李氏朝鮮時代の身分制度における賤民階級のうちのひとつであったことだろうか。それを列挙するとこんな感じになる。

奴婢、妓生、官女吏族、駅卒、獄卒、犯罪逃亡者

色々な名前が出てくるのだけれども、結局簡単に言ってしまえば、李氏朝鮮の王族や、両班以下はほとんどが賤民であったということだ。また上にもリンクをしておいたのだけれども、その中でも白丁(ペッチョ)というのは人間扱いされなく、一番扱いがひどかったと言われている。






一応、妓生は階級的には一番下という分けでもなく、七賤公賤のひとつというふうにまずは覚えておくといいと思う。

現在の売春婦と明らかに違うのは、一般的に、妓生は両班(貴族のようなもの)を相手とするため、

・歌舞音曲
・学問
・詩歌
・鍼灸

などに通じている必要があった。ので、今でいう銀座のホステスみたいに誰でもなれるものではなかったのかもしれない。と思う。また、両班を相手にするのだから、今でいう細長い生脚を出して生計を立てている韓流のKPOPアイドルグループのように、誰でもなれたのか?と言われればそれは違うだろう。

なので売春婦や、日本の吉原遊廓などとも少し違うのではないか?とも思うのだ。けれども、妓生と吉原遊郭の遊女を比較したりするのは面白いかもしれない。けれども、この記事では写真だけに留めておこう。



そう。日本人が妓生の歴史を調べているのと同様、韓国人や中国人や吉原遊郭の遊女の情報を調べて、いかに江戸時代の吉原では、性病にかかった女性などが多かったか、年に2年くらい休みももらえずずっと働かされていたのか?などが見下されることもある。

吉原ではランクがあり、花魁(おいらん)レベルの遊女にならなければほとんどのものは自由もなく、奴隷と同様の生活を送っていた。とも言われている。

吉原遊郭では外に出ることすらほとんど許されなかったという事情もあり、これは現在の売春婦がその仕事を辞められなくなってしまったからとか、借金漬けになってしまって奴隷化してしまうのとはわけが違う気もする。

もう一つ日本の芸者と花魁(遊女のトップクラス)の違うところは、芸者は基本的には芸でもてなして生計を立てていたけれども、芸者の中には遊女のように体を売るものもいた。のに対して、遊女の場合は、身体を売ることのみで生計を立てていた。というふうに考えることもできるそうだ。

参照サイト
今さら聞けない「遊女」と「芸者」の関係

つまり、朝鮮の妓生とは日本の芸者と遊女が合体したような、そんな身分とも言えるかもしれない。

さて、話は妓生に戻そう。



申潤福(しん じゅんふく→1758年 - 没年不明)という私のブログでもたびたび登場する風俗画家の絵は非常に興味深い。彼が描く絵には、よく日本の統治時代前の韓国はアフリカ並みの貧困さだった!的な韓国をバカにするような記事に出てくる胸元が露わになったチマチョゴリを着ているお姉さんの写真などの絵も描かれている。

「韓国(朝鮮)でタブーとされている、奇習、黒歴史 TOP5」

私はその絵を見てから、あのようなチマチョゴリも美しいと思うようになった。そして上の絵を見てほしいのだけれども、妓生らしき女性が三人いる。一人は左の男性に抱きかかえられて、なにかやましいことをされているような様子。もう二人は、右側で楽器を弾いてお偉いさんを楽しませているような感じにも見える。

つまり、この絵が写真技術がなかった頃の妓生を描いたもののひとつなのである。非常に素晴らしい…。

上記の絵は、한국역사연구회(Korean History Society)のホームページでも見ることができる。

[기생이야기] 전통기생’의 부활을 꿈꾸는 이에게


③平壌にあった妓生学校



これは平壌にあったとされる妓生の学校だそう。当時、平壌と言えば東洋のエルサレムとも呼ばれていたほど当時キリスト教徒が集まっていたのはかなり有名。やはり、外国人が多く集まるという土地柄、その分だけ妓生もたくさんいたのかもしれない。なんて一瞬思った。


④妓生の集合写真



李氏朝鮮時代の妓生は女楽のほかに宮中での医療を行い、衣服の縫製もしたので、薬房妓生、尚房妓生という名称も生まれているそうで、男性のお相手以外にも役割が多かったとされている。

けれども、一般的に、妓生になる女性のほとんどは奴婢(のび→韓国語読み)であるが、実家の没落・一家離散または孤児となったり、身を持ち崩すなどした両班の娘などが妓生になる場合も多かったようで、





李氏朝鮮の妓生は高麗女楽をルーツにしており、宮中での宴会に用いる為の官妓を置き、それを管理するための役所妓生庁が存在した。という説明がウィキぺディアにあった。

ちなみに奴婢とは、賤民(非自由民)の一つで、奴隷階級に相当する。と言われています。かつて日本にも、奴婢という身分が存在していたようだけれども、日本の奴婢(ぬひ)と韓国の(のび)は、やはりまた違うものだとも言われている。それに、日本の奴婢制度は律令制の崩壊とともに瓦解したとされている。

10世紀初頭、平安時代中期の寛平の治から延喜の治の間に奴婢廃止令が出されたとされるのだそう。


⑤日本統治時代の姫生



写真を見ると思ったのが、幼く見える過ぎるのは気のせいだろうか?突っ込みを入れてしまいたくなるくらい幼くみえてしまった…。

仮に幼いとしても、現在のKPOPの歌手たちが、真っすぐな脚をさらけ出しながらエンターテイメント業界で活躍しているのと、あまり変わらないのかもしれない。と個人的に思ったりもした。

というのも、韓国の芸能界は、売れるためには、そういう関係も必要だということが、新聞やニュースで話題になっていたこともあったので…。


⑥一度みると忘れられなくなりそうな顔…



なんでしょう?ずっと家で過ごしていそうなくらい真っ白いイメージがありますね…。日本ではやはりあまり見かけないタイプの顔かもしれない。

雪見だいふくっていうアイスクリームがまさに似合いそうな感じ‥。

それにしても、朝鮮の家具。素敵ですね。また、妓生に関してもう一つ面白いのは、

・真紅
・黄真伊

のように、妓生のなかには詩や絵画で高名なものもいるようで、こういう人たちは韓国ドラマでも紹介されていたりするかもしれません。

いずれにしても、韓国のドラマや、日本のように身分の低い人を結構たくさん出している点で、またこれも面白いと思った。

Reference Site
https://ko.wikipedia.org/wiki/기생

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李氏朝鮮時代まで存在した韓国の高級娼婦、妓生 (キーセン)の写真が物語るその実態とは 李氏朝鮮時代まで存在した韓国の高級娼婦、妓生 (キーセン)の写真が物語るその実態とは Reviewed by よこいりょうこ on 3月 26, 2018 Rating: 5

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