多言語を勉強してわかった日本人が「ロシア語」/「アラビア語」/「ポルトガル語」を避ける理由




多言語を勉強していて思うことがある。それは、私はやっぱり日本人なんだってこと。

というのも、そもそも日本人は明治の先人が大量に西洋から日本語にたくさんの語彙を取り入れてくれたお陰で、英語を勉強しなくてもいい。環境を保ってきた。(今後はどうなるかわからない→より必要となっていくと予測しますが)

そんな中、日本人にとって入りやすい言語とそうではない言語ってやっぱり存在する。

そもそも私は英語が大っ嫌いだったし、そのため、高校3年生の時に訪れたソウルの大都会度にビックリして始めたハングルが私が初めて自分自身で興味を持った外国語だった。

それから中国語も勉強しましたが、これらは完全に興味の範囲であり、多くの人が体験している英語を勉強するときのような、やらなければならない!という感覚ではない。

きっと英語が日本語のカタカナになっていなかったり、義務教育で英語を学ぶ機会がなければ、英語ってめちゃくちゃ難しい言語だって個人的には思うんですよね。

なので、英語の発音とか英語の文法がある程度、完ぺきになってきたころに他の外国語を学ぶほうがいいと私は考えている。

って、ちょっと話が長くなりましたが、日本では日本人の受験者数をみて、どの外国語が人気なのか?ということをおおよそ把握することができると思います。

「受験者数を比較。英語、フランス語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、アラビア語」



で、私が学んでいるいくつかの言語と、そのイメージを以下に書いてみました。

①英語→(やらなければならないもの)
②フランス語→(国際派、芸術派に根強い人気)
③中国語→(英語以外にビジネスで使える人たちや中国通に人気あり)
④韓国語→(韓国興味あり系の人達に需要アリ)
⑤ドイツ語→(知的さを求める人に人気なイメージ)
⑥イタリア語→(芸術派に人気)
⑦スペイン語→(微妙なライン。特別オシャレなイメージはない。今後人口が増えるからとりあえずやっとくかのレベル)
⑧ポルトガル語→(スペイン語学習者と差別を図りたい人向け)
⑨インドネシア語→(簡単そうなイメージと東南アジア最大の人口が魅力)
⑩ロシア語→(白人女子捕まえたい願望、未知の世界ロシアを知りたい人向け)
⑪アラビア語→(完全にレア領域。。知的好奇心がものすごく旺盛か、カッコつけたいだけか)

で、めちゃくちゃ、ざっくり言いたいことを書いたのが上の11言語なんですが、この中で、なぜか疑問に思うくらい、ロシア語とポルトガル語って日本では人気がないと思うんですよね。

アラビア語に関しては完全に超レア領域…。

「アラビア語を勉強するメリット、需要、重要性」



http://russiatrek.org/blog/news/st-petersburg-at-night-the-view-from-above/

(写真はサンクトペテルブルグ)

イタリア語とスペイン語は、フランス語やドイツ語ほどではないが、やはりある程度の人気はある。またイタリアっていうと、日本ではグッチやプラダ、そして高級車のイメージもあり、イタリア語=ブランド化しているという感じもする。(スペイン語にはそういうイメージはないですが・・)

けど、フランス語・スペイン語・イタリア語と同じようにロマンス諸語の言語(簡単に言うとラテン系の言語であるポルトガル語って、オシャレなイメージもないし、学んで得するというようなイメージも全くない気がする。

そして、私が猛勉強中のロシア語も、なんか最近はやり出しているインドネシア語なんかに比べても、進んで勉強しようとしている人がものすごく少ないのではないか?とも思ったりさえするのですよね。

「ロシア語を勉強するメリット、需要、重要性」



で、今回はあえて、これら日本でめちゃくちゃ人気がなさそうにみえる言語だけれども、

実はそれぞれ2億人以上の話者がいる、大変レアで隠れ需要のありそうな、アラビア語・ロシア語・ポルトガル語をなぜ、日本人が避けているのか?

という理由を私なりに書いてみたいと思う。

なぜ避けているのか?がわかると、学ぶきっかけになるかもしれませんしね(*´ω`*)



http://english.alarabiya.net/en/perspective/features/2018/02/02/Inside-execution-room-of-the-Dallas-man-who-killed-daughters-while-mom-listened.html

(写真は、サウジアラビアのジッダに建設中の、世界一になる1000メートルを超えるジッダ・タワー。)


①ロシア語の場合

①ロシアに対するイメージってあまり良いとは言えない
②経済が良くないイメージがある
③キリル文字が、第一の壁となり、そこで挫折するパターンが多い
④英語のようにストレス・タイミングの言語なので発音が難しい
⑤文法が難しすぎる
⑥勉強して得をするか疑問という不安


マルチリンガールのコメント

なんだろう。ロシアってまずはイメージがよくないっていうところから始まると思う。そもそもロシアって北朝鮮のように平和条約を結んでいない国でもあり、地理的には日本から近いにも関わらず、遠い国というイメージ。

日露関係に関する意識調査でも、日本人の半分くらいはロシアにあまり良いイメージを抱いていない感もあるし、またロシアの経済って韓国以下。。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/chosa01/kekka.html

とはいっても、ロシアでは日本人の評判が良く、日本人がロシアを意識する以上にロシアは日本に関心があると言える。(一般のロシア人は日本のことはほとんど意識しないと思うが、日本よりは確実に上である)

「日本は何位?ロシア、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、インド、中韓が信用・信頼できる国 TOP5」

また英語に慣れている日本人は、キリル文字を見た時点で、はーい、もうムリ!!となりそう。→私も実際、最初かなり抵抗があった(;^_^A

というのも、ローマ字に似ているのに、ところどころローマ字と読み方が違うのが、キリル文字だからである。これは新しくハングルを覚えるよりもトリッキーな感じがするし、間違って英語もキリル文字風に読んでしまったらどうしよう…。という不安も最初起こる。

またロシア語は学んでいくうちに分かるのだけれど、完全に英語・ドイツ語にみられるようなストレス・タイミング言語であり、モーラ・タイミング言語(日本語)を話す日本人からすると、リズムの取り方など、かなり難しく聞こえる上に、

「プロソディ / 発音 / アクセント / イントネーション (抑揚) / ピッチ。これらの意味の違いと役割」

文法がめちゃちゃ難しいと、英語圏でも言われている。英語圏でロシア語が難しいと言われている理由は、英語と同じインド・ヨーロッパ語族の言語なのに、ロシア語は、格変化がドイツ語より一つ多いというのも挙げられる。

ドイツ語→主格 (1)、属格 (2)、与格 (3)、対格 (4)
ロシア語→主格 (1)、生格 (2)、与格 (3)、対格 (4)、造格 (5)、前置格 (6)

こんなふうに、そもそも日本語にも英語にも格変化というものがないので、戸惑う人が多い。それなら、ロシア語なんてやめて、フランス語のほうがいい。とかになってしまうのが普通のパターンかもしれない。

「英語ネイティブからみた世界一難しい言語ランキングTOP10 。日本語は何位?【海外の反応】」

また、ロシア語って勉強をして果たして得をするのか。という不安を駆り立てられる言語でもある。けれども、案外、ロシアって日本人好みの白人(顔が薄い系の白人)や、韓国人よりもちょっと薄い系のツングース系も多いので、そういう人種が好きな人は、すんなり入っていける言語かもよ?と私は思っている。







②アラビア語の場合

①アラビア文字が、超難関言語に見え、そこで理想の言語だけで終わってしまう
②そもそも多くの日本人はアラブ人に興味がない
③フスハーというアラビア語の共通語があるが、書き言葉である点
④喉を使ったような発音があり難しいイメージになっている
⑤厳格で、テロリスト系の宗教と勘違いしている人が多い


マルチリンガールのコメント

まず、誰が見てもアラビア語の文字は難しく見える。その時点で、私には無理とか、不可能と思ってしまう人が多い。またそれ以前に、日本人の多くはアラブ人に興味がない。それは中東関連のニュースが全然読まれないことにも繋がっている。

また、アラビア語は多くの国で使われているけれども、その国によって方言があり、アラビア語圏共通のフスハー(標準アラビア語)というものもあるけれども、これらは書き言葉であり、話し言葉ではないので、フスハーを勉強しても意味ないやん。となる。

というのも、アラビア語が公用語の約27の国々では、書面、つまりニュースや本などは同じフスハー(共通アラビア語)を使っているけれども、実際に話すアラビア語の方言はそれぞれ違うからだ。

また喉を使ったような音もあり、難しく聞こえる。

それに中東の国の宗教に良いイメージがないため、あまり関わりたくない。ましてや完全に視界に入ってこない日本人が多い。と個人的には、思った。

それは以下の日本人インタビューからもわかることで、つまり、昔も今も日本人は中東を中心としたエリアに興味がない。

「欧米人→日本、よくぞ言った!世界中のムスリムよ。俺ら日本人は君たちのことが嫌いじゃないが、特別だとも思ってないのだよ by のび太【海外の反応】」

けれども、そんなニッチな市場を狙って活動する日本人もいる。ということをお忘れずに。日本人が学ばなさそうな言語を好きになってしまったとき、彼らのように、現地の人たちに知られる有名人になれる可能性は、誰にでもある。

「アラビア語ペラペラ!中東のサウジ、ドバイ(アラブ首長国連邦)で有名な日本人「金子家暢」「鷹鳥屋明」「Reo Ishikawa」の生き方がイケメンすぎる件」

要は、考え方次第なのよね…。そのうち、以下のポルトガル語圏でも、上のように日本人の活躍者が増えるかもね。それは、この記事を読んでいるあなたかもよ(笑)


③ポルトガル語の場合



Reference Site
https://www.corinthia.com/en/hotels/lisbon

①存在すら意識していない日本人が多い
②ポルトガルだけの言語だと思っている
③スペイン語を選択する人が多い

マルチリンガールのコメント

まず、ポルトガル語って聞いて、反応する日本人ってあまり多くはないと思うのだけど、ポルトガル語=ポルトガルだけで話されている言語と思っている人が多い気がする。

けど、以下にも書いたが、

「ポルトガル語を勉強するメリット、需要、重要性」

ポルトガル語って南米よりも、アフリカ南部のほうが公用語としている国の数が多く、そのうちの二つは、2050年までに人口が二倍になるので、ポルトガル語は、アフリカで1億人超えの言語となる。

ポルトガル語がおいしいのは、日本人でこの言語に目をつけている人が全然いないのと、まだ手を付けていない国(モザンビークやアンゴラなど)が多いことである。

けれどもやはり、日本ではポルトガル語は全然人気がない。

また、話は戻るけど、ポルトガルが人気のない理由は非常に簡単である。それは、ポルトガル語が、英語やドイツ語(ゲルマン語族)と違い、ロマンス諸語(簡単に言うと、ラテン系の言語)であり、ポルトガル語と似たように、ラテン語に近い言語は、フランス語、スペイン語、イタリア語と、ざっくり3つも存在する。

その中で圧倒的人気を誇るフランス語をはじめ、芸術・ファッション色が強いイタリア語に憧れる人も多い。

またアメリカをはじめ世界で約20ヵ国以上で話されるスペイン語のほうも、魅力的で、そうするとポルトガル語の存在感はかなり小さくなってしまう。

もし、フランス語・イタリア語・スペイン語というものが存在しなかったら、ポルトガル語は今よりももっと人気だったかもしれないとも思ったりするわ…。

とはいっても、ポルトガル語やブラジル自体、日本では存在感が薄い。けど、この言語を駆使してインターネット上でブランド化できれば、かなり自分の存在感を高められるだろうね。と私は思ったりする( ゚Д゚)



最後に。。

最後に。日本人に勉強されない言語だからこそ、価値があると思うのだよね。これら3つの言語は、どれも世界でも2億人以上に話されている言語ということでも共通しているし、また日本人があまり知らない世界でもある。

ロシア語はかつてもっと学ばれていたようだけど。(ソビエト連邦がものすごく巨大国家だったため)

こういうレアな言語をしっかり学んでいくのも一つの手ではないか?とも思う。

よく、インターネット上で、バイリンガル=完璧に両言語を話す人。と言っている人もいるけれども、完ぺきな人っていないのだから。

そこは気にせず、楽しく言語を学びながらその国の歴史や文化を吸収し、発信できていく人が増えたらなって私は思うのだよね。

私は、

アラビア語とロシア語を両方、基礎レベルでわかり情報を抽出できるマルチリンガールを目指していきたいと思う。

あの怪しいオカマちゃん、マルチリンガールでしょ?って思われるようにねぇ~( ´艸`)

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